続いて理科についてです。理科の教材は一番悩みませんでした。時間が経つと問題が古くなってしまう社会に比べて、理科はそういったことがありませんから、古い教材でも安心して使えます。
というわけで、古い日能研の教材を夏は使っています。
インプット教材については、1学期から使っているメモリーチェックです。
この本、どこの書店でも売っている定番中の定番ですが、15年前の1999年に出たものが今でも売っているという、超ロングセラーです。
非常にあっさりとしていてよい教材だと思います。もちろん足りないところはありますけれど、見開きで構成されていて、左でまとめ、右に演習、というスッキリとした形式がナイスです。
ですが「この教材では物足りない!」と思うのが上位校志望者としては普通だと思います。僕も3人目にしてはじめて使いました。過去の2人については、別のまとめ教材を使っていました。
以前買っておいて、使っていなかったので採用した、というのは秘密です(笑)。物足りないと思う人は、素直にサピックスのコアプラスを買いましょう。
演習教材は同じ日能研のウイニングステップです。学年別の発刊ですが、6年生用は生物・地学分野の「1」と、物理・化学分野の「2」の2冊あり、この2冊を夏休み中に終わらせるという計画です。
現在販売されているものは2010年に出た改定新版ですが、わざと1998年刊の旧版を使っています。
1999年に出たメモリーチェックが今も販売されているという事実は、何を表しているのでしょう。それは、当時の日能研教務部のスタッフが非常に優秀で、今をもってそれを超える教材を作ることができない、ということを示唆しています。もしそうだとしたら、黄金時代であった時期に編さんされたテキストを使うべきでしょう。
この辺は趣味の領域(つまらないこだわり)なので、普通の方は素直に新版を買いましょう。
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