たまには個人的なことも書いてみましょう。2013年に中学受験を終えた自宅姉ちゃんの話です。彼女は割と早々に第一志望を決めていたのですが、その決め手になったのは「部活」でした。
4年生の頃からいろいろな学校の文化祭に足を運んでいたのですが、必ず見ていたのが演劇部の公演でした。自宅姉ちゃんは演劇が好きで、小学校では学芸会の台本なんかも書いていましたね。6年生の秋にはもう志望校は決まっていたのですが、演劇部の公演を見るために、受験予定のない学校の文化祭に行ったりもしていました。
その結果、一番気に入った演劇部がある学校が、第一志望となりました。
一口に演劇部といっても、学校によってずいぶん違います。自作台本にこだわる学校もあれば、戯曲家が書いたものを演じる学校もあります。ミュージカル志向、名作・大作志向、劇伴の趣向などなど、方向性もさまざま。
また、公演機会がどの程度あるかという違いもあります。年に一度の学園祭だけでなく、どれだけ発表の機会があるかは、活動の活発さを知る上で大切なポイントです。
またそれ以上に大事なのが、演劇を発表するステージはどこか、ということ。ホールなのか、体育館なのか、教室なのか、音楽室なのか…。まぁ一口に演劇部といっても、こんな風にいろいろなファクターがあるのです。
直前期に自宅姉ちゃんがよく言っていました。「◯◯に入って演劇するんだ-」と。
ああ、親がわからないところにモチベーションっていうのはあるものだな、と感じました。
ですから、やりたい部活を調べる、というのはとても大事です。塾に行っていると、つい偏差値の輪切りで判断しがちですが、そもそもやりたい部がない、とか、入りたい運動部がすごく弱い、ということは普通にあるのです。
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