MacBook “KURO”にUbuntuを入れた話

初代MacBook、いわゆるMacBook “KURO”を持っています。2006年の製品ですから、発売以来12年目となりました。

Apple MacBook 13″ 2GHz Intel Core Duo/512MB/ HD80GB/ SD/ Black [MA472J/A]
Apple MacBook 13

これを2014年にタダで手に入れてWindows 8.1を入れ、Windows 10にアップグレードして使っていた(というか使わずに漬物石的に棚に鎮座していた)のですが、娘の語学学習用に専用のPCがほしいということで、棚から引っ張り出してきました。

Windows 10もアップデートを重ね、このマシンではつらかろうということで、会社で識者に意見を求めると、Ubuntuがよかろう、というご宣託をいただいたので、トライしてみました。

手元のUSBメモリーでブートしてカンタンに済むだろうというのは甘かったです。いくつかの方法でブータブルなUSBづくりにトライしてみましたが、調べるうちにとても面倒くさいことがわかり、結局DVDを焼いてインストールしました。

インストールしたのは、日本語環境が整った「Ubuntu Desktop 日本語 Remix」で、32ビット版として最新のUbuntu 14.04 LTSです。これは2019年4月までサポートされるので、まだ2年くらい使えそうです。

(公式)Ubuntu Desktop 日本語 Remixのダウンロード | Ubuntu Japanese Team

Ubuntu 14.04 LTSのインストールは特にトラブルもなく、あっけなく完了しました。しかし、その後のアップデートがいけなかった。

調子に乗って最新版のUbuntu 16.04 LTSにアップグレードしたみたんですが(自動アップデートで促されたので、特にムリしている感はなかったんです)、グラフィックスとネットワークに問題が発生。

まず、リブートすると”The system is running in low-graphics mode.”というエラー画面が出て、ターミナルからしかログインできなくなってしまいました。これは、GDMを入れ直すことで直りました。

(参考)xorg – How to fix "The system is running in low-graphics mode" error? – Ask Ubuntu

もう1つは、WiFiがつながらなくなったことです。以下を参考にlibnlをダウングレードしてnetwork-managerを再立ち上げすると、UI上は正常になりましたが、どうしてもアクセスポイントに接続できません。

(参考)My Future Sight for Past: 2016-01-29頃のアップデート後にUbuntu 14.04がインターネットに接続できない問題の解決策

というわけで、結局、Ubuntu 14.04 LTSに戻して運用開始です。

しかしこの機種は真っ黒で実にカッコいい。

(関連)インタビュー:「黒いのは高いだって? それはスペシャルだからさ」――MacBookインタビュー (1/2) – ITmedia PC USER

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