細かすぎて伝わらないロングブレスのコツ

すっかり忘れ去られていたと思っていた「ロングブレス」がまさかの新刊。そして今朝(2019年11月21日)の羽鳥慎一モーニングショーでも、考案者の美木良介さん本人出演で特集され(これは素晴らしかった。YouTubeにあるうちに見てください)、もしかすると再度注目されることになるのかもしれません。

かねてより自分はロングブレス愛好者であることを公言していて(まぁほとんどこれしか運動はしていないんですが)、ひまを見つけて「ブゥ~」っとやっています。よいものが再び注目を浴びるというのは素晴らしいことですね。

DVDでよくわかる! 120歳まで生きるロングブレス

というわけで、再ブレイクの兆しを祝して、細かすぎて伝わらないロングブレスのコツについて書きます。
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ゾーン・ダイエットに関しての補足です

8月末に行った東京での勉強会(オフ会)では、ゾーン・ダイエットというメソッドを取り上げて栄養学の話をしました。自分はこのメソッドの信奉者ではないんですが、そのメソッドを取り上げた理由としては、1)ホルモンバランスを主軸に構成されていること、2)さまざまな病気の原因を体内の炎症であると位置付けていること、この2点がユニークで本質を突いていると考えたからでした。

ですが、具体的な手法については1つ問題があると講演の中では説明しました。それはゾーン・ダイエットを考案したバリー・シアーズは、炎症を抑えるためにオメガ3の油、フィッシュオイルを摂取せよと主張していることです。ここに関しては真っ向から反対の立場を説明しましたが、時間がなくてあまり深い話をしていませんでした。

というわけで、以下にメモを残しておきますので、意欲のある方はさらに学習をしてみてください。
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英語の民間試験延期の背景 – 1

大学入学共通テストに導入される英語の民間試験が実施延期になったことで大騒ぎになっています。うちの子はまさにその第一世代になるはずだったので、親としての当事者として、ここ数年を過ごしてきました。

その前も、もう何年もこの分野の当事者(入試を控えた保護者)として過ごしているので、背景がよくわかるような気がします。気になっていることを、いくつかメモ書きとして残します。

まず、今回の民間試験導入のスタートは何だったのかを指摘します。それは、以下の新聞記事にある、自民党が大学入試にTOEFLを使う案を出したことにあると、学院長は見ています。2013年、6年前の春の話です。

大学受験にTOEFL「文科省も促進」 下村文科相: 日本経済新聞
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身の丈と成果主義と参考書

Hey guys! 学院長です。

この数日、自分のまわりが教育ネタで少々かまびすしいことになっているので、学院長ファン(そんな人が世の中には5人くらいいるよね?)のために、その状況について書いてみるよ。

まずは萩生田光一・文部科学大臣の「身の丈」発言について。これを聞いて学院長は、本質を突いた発言ではあるけれど、教育行政のトップが「それを言っちゃぁおしまいよ」と感じました。

(参考)萩生田文科相の「身の丈」発言、形だけの謝罪・撤回だけで終わらせず大学入試改革の本質的な問題点追及を | ハーバー・ビジネス・オンライン

以下、関連の話題を交えて話します。

松岡亮二さんという方が著した「教育格差」という書籍があります。この本によれば、日本は世界的にも特異な、高校段階で学力格差を拡大・固定化する仕組みを持った社会なのだそうです。
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政府が推進する「シェアリングエコノミー」とは何か

次のオフ会(TOKYO #3)が迫ってまいりまして、そろそろプレゼン内容を作っていかなければなりません。それでちょっと気になったことがありまして。

オフ会では来年から「ホテルメンバーシップ研究会」という帯の活動をしていこうと思っているんですが、その構想をブログで発表するときに「シェアリングエコノミー」という言葉を使いました。自分がメインフィールドとしているリゾート会員権は「タイムシェア」が基本の概念ですし、その延長線上でシェアリングエコノミーという言葉を自然に、ごく何気なく使ってしまったのですが、ここに深い闇があることに気づきました。

ちょっと長くなるかもしれませんが、軽く書いてみたいと思います。

まず、政府はこの概念を推し進めようと、内閣官房内に「シェアリングエコノミー促進室」というものを置いています。そこでいろいろな議論が重ねられていますが、骨格となっているのは、以下の業界団体の活動です。

一般社団法人シェアリングエコノミー協会 | Sharing Economy Association, Japan

事情はよく知りませんが、この協会の定義が政府としての定義でもあり、双方が持ちつ持たれつ活動を行っているように見えます。
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台風19号とハザードマップ

せっかくの三連休なのに、台風19号の襲来でそれどころではないですね。自分も12日と13日に予定していたイベント参加が両方中止または延期となってしまいました。自宅でおとなしくしていようと思います。

今回の台風19号は記録的な降雨量が予測されているということで、いわゆるハザードマップでその予測を確認している方も多いだろうと思います。それで、以下の記事のことを思い出しました。

「区分所有権」について考えてみよう | resortboy’s blog – リゾートホテルとホテル会員制度の研究

この記事は、2016年に書いたもので、当時まだ開業前であったとあるリゾート会員権の販売資料を見て、その物件概要の中に「地域指定」ということばを見つけたことがきっかけでした。その資料には、以下のように書かれていました。

地域指定
第四種風致地区、景観まちづくり推進地区、宅地造成工事規制区域、土石流危険渓流氾濫区域、急傾斜地崩壊危険箇所、県土地利用調整条例利用検討ゾーン、地域森林計画対象民有林

「土石流危険渓流氾濫区域」とか「急傾斜地崩壊危険箇所」とか、会員権とはいえ、区分所有者としてその建物に責任を追う立場としては、恐ろしすぎるのではないか、と感じたのです。その会員権は開業はしましたがまだ一線で販売中なので、具体的な場所や物件名をここで示すことは2016年の記事同様に避けますが、少なくとも、自分がお持ちの物件については意識しておいた方がよいのではないかと思いました。

住所と「ハザードマップ」の言葉で検索すれば、どの自治体も地図で危険区域のデータを明示しています。

エリート教育のダークサイドについて語ろう

自分の勉強やらその他のことやらで忙しくて、学院長が出てくる場面がなくてすみません。今日は、少し書いてみたいことがあるので、学院長を呼んでいます。ではどうぞ…。

学院長です。お久しぶりです。

実は、子どもの通っている学校の教育方針に頭を抱えています。わかる人にはわかる某高校なので突っ込まないでほしいのですが、その学校では、「一日の中の文武両道」というのが、生徒や保護者に対する校長の口癖になっています。

要するに、勉強も部活や行事もどちらも全力でやれ(または、少なくともそれを目指そう)、という指導が日々されています。この言葉は公開されている「学校経営報告」という文書にも出ていますので、まさに学校の公式な教育方針ということだと思います。

しかし、実際に子どもを通わせてみて思うことは、これはエリート教育の名を借りた「ブラック企業の歯車養成ギブス」なのではないかと感じます。具体的に言えば官僚のタコ部屋とか、そういうところに耐える人材を育成しているように思うのですが、さすがにそんなことを学校が言うはずはありません。
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セックス・アンド・ザ・シティ

何故だかわからないのですが、最近、自宅に戻ると自宅ちゃんが「セックス・アンド・ザ・シティ」をAmazon Prime Videoで見ています。

セックス・アンド・ザ・シティ シーズン2 (字幕版)

1998年から2004年にかけての作品なので、自分はちょうど乳幼児を連続で抱えている時期で、見たことがありません。タイトルが示す通り、性的描写が多く含まれています。正直、最初はこの作品を見ているムスメの様子に対して父親としてどう反応していいかわからず、キッチンからチラ見するような感じで、距離を置いていました。

「なんでそんなの見てんの?」
「………」
みたいな感じです。
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