僕が勉強会をやろうと思った理由(のひとつ)

昨日、ついテレビを点けてしまったのですが、以下のような内容の放送をやっていたところでした。番組の公式ホームページから引用します。

引用元は、「この差って何ですか?|TBSテレビ」です。

◯病気になりにくい、若々しい血管を作るための「納豆の食べ方」とは?
病気になりにくい、若々しい血管を作るための「納豆の食べ方」は、(1)納豆を食べるなら「夕食」、(2)納豆ご飯は「冷まして」で食べるのがオススメ。

◯なぜ「納豆」は「夕食」がオススメなのか?
「納豆」に含まれる「ナットウキナーゼ」。これは、固まった血液を溶かす働きがある。実は、「血液の塊」は、夜寝ている時にできやすい。そのため、寝る前の夕食に食べることで、寝ている間に働き、固まった血液を「ナットウキナーゼ」が溶かしてくれることが期待できる。血管のためには、夕食がオススメといえる。

◯なぜ「納豆」は「夕食」がオススメなのか?
「納豆」に含まれる「ナットウキナーゼ」は、70℃を越えると働きが弱まるため、アツアツご飯のうえにのせて食べると効果が台無しになってしまう。そのため、ご飯をよそった後、時間を置くか、ご飯をかきまぜて冷ますかをして食べるのがオススメ。

この番組だけでなく、この話は根拠のないポピュラー・サイエンスの一例として非常によく目にするものだと感じました。またかよ的な。僕はバリバリの文系で素人ですけど、説明します。

ナットウキナーゼは納豆菌がつくる酵素です。酵素とはタンパク質です。

上に引用したものが典型ですが、まるで納豆を食べると、その中に入っているナットウキナーゼが血中に入って、血栓を溶かすような説明がよくされています。しかし、当たり前ですが、経口摂取した食物は、胃腸で消化液によって分解されます。また、分解されなかったとしても、タンパク質は分子量が大きすぎて血液に取り込まれることはありません。

確かに、ナットウキナーゼをそのまま試験管に入れれば、血栓は溶けるようです。ナットウキナーゼがタンパク分解酵素なら溶けるでしょう。ですがそのことと、納豆を食べると血栓が溶けることとは違います。ステーキ肉を柔らかくするのにパイナップルを使う人がいますが、パイナップルを食べても体はぐにゃぐにゃにならないでしょう。

僕は40代の最初に心筋梗塞になったし、自分の母親を脳梗塞で亡くしていることもあって、いわゆるダイエットに関して自分なりに研究をしています。専門的な生化学の知識はありません。そんな自分の目から見ても、テレビの健康情報はウソか誤解を招くものがほとんどで、また、多くの学術論文でさえ、ビッグファーマなどの影響で「汚染」されていることを感じています。

だって、亜麻仁油って塗料ですよ。(亜麻仁油 – Wikipedia

医者は目の前の症状を解決することに一生懸命になるあまりに、健康の本質という真実から遠ざかっています。母の死を反省した自分のおかげかどうか知りませんが、おかげさまで父はもうすぐ96歳になります。連休に実家の掃除をしていましたが、15年前の父のメモが出てきました。ガンを治すために臓器の切除を薦める医師との面会の記録で、その医師の論文のコピーとともに、「このままだと余命は1年」と書かれていました。

政治を中心とする社会制度も同じだと思います。権力者のまやかしを見破るには、私たちはあまりにも無防備で無邪気です。

もはや信じられることは、信じる人が直接発信することを、対話を通じて、自分なりに検証しながら受け入れていくことだけだと、強く考えるようになりました。

だから僕は、自分の情報発信にピンときてくれる人に、直接、自らの知見をシェアしようと思ったんです。

決算発表まであと1週間なので株価に注目

エクシブや東京ベイコート倶楽部の運営企業であるリゾートトラストの決算発表まであと1週間となりました。僕は普段は市況に気を払っていないので、オフ会に向けて株価にも注目してみることにしました。Yahoo提供のグラフを貼り付けておきます(随時更新)。

比較対象は日経平均株価です。

SPG(マリオット)の予約スタッフ求人を見た

今日たまたまSPG(マリオット)の予約スタッフの求人募集を見たんだけど、トレーニング終了後はなんと完全な在宅勤務でした。マリオットに予約の電話を入れると、どこかのお家で誰かが受けていると。

日本スターウッド・ホテル株式会社(マリオット・インターナショナル) | 旅行業界 最新情報 トラベルビジョン

グローバルなシステム投資を継続的に行っていると、考えてみれば当たり前だけれど、今やこういうことができるんだね。

真夜中のドア

連休も今日で終わり。明日から仕事ということで、今日はリハビリを兼ねてブログでも書こうかな、という感じでお届けします。文章を書くのって運動みたいなもので、10日も休んでいるともう何も書けないような気になってしまって。

連休中に思い出した昔話。僕は中学時代から音楽活動をしていて、大学卒業時に区切りを付けたのですが、卒業してからも何度かライブをしたことがありました。最後に出演したのは吉祥寺かどこかのライブハウスで、そばに東進の緑の看板があった映像を思い出すのだけど、あれはどこだったのだろう。

時はバブル崩壊後の90年代。そのバンドはマスコミ関係の社会人バンドで、ユーミンや竹内まりやなどをコピーやオリジナルアレンジで演奏するバンドでした。キーボードの人がリーダーで、多重録音で自分でアレンジした音源を渡される(当時カセット)という感じで。

具体的には、松原みきの「真夜中のドア」とか、竹内まりやの「プラスティック・ラブ」なんかをやっていましたが、驚くことにこれらはYouTube時代となってむしろ海外からグローバルに再評価されて(日本の80年代シティ・ポップス再発見!みたいな)、前者は1300万回再生、後者は600万再生(こちらは5カ月に満たない期間)とかになっているので驚きます。音源は複数あるしオフィシャル音源は消されたりもするので合算すればすごい数字なのでしょうね。

MIki Matsubara – 真夜中のドア / Stay with me – YouTube
Mariya Takeuchi Plastic Love 竹内 まりや – YouTube

自分はまだ出版社にいて、夜には別の会社の手伝いもしていたので非常に忙しかったのですが、女性ボーカルのシティポップスをやるのはひとつの夢みたいなものだったので参加を決めました(林哲司の信奉者だったし)。ところが、まぁバンドのレベルが高くて、付いていくのがやっと(というか付いていけない)。中でも大変で思い出に残っているのが上述の真夜中のドアでした。

この曲ではいわゆる完コピを目指していたのだけれど、ベースが難しいのよ(あ、自分はこのバンドではベース担当でした)。おそらくは日本の歌謡史有数の名演で、ギター松原正樹、ベース後藤次利の絡みが、エンディングに向かって「冷静にヒートアップ」していくプレイが、何度聞いても素晴らしいです。林立夫の抑制の効いたドラミングもいいです。

後藤次利のベースは1番からエンディングに向かって全部おかずが違っていて、仕方ないから適当に弾いていたのだけど、けっこうリーダーのチェックが厳しくて、かなりちゃんとコピーすることを求められちゃうんだよね。練習が足りてないのがバレバレで、これが大変だった(^_^;) 当時はカセットテープで音は悪いし、ベースはモコモコしているばっかりで何弾いているのかよくわからないんだよ。

いまはいい時代で、上のYouTubeの音源でも細部までクリアに聞こえるし(あの時代にベースで和音弾いているとは…)、またベースやギターの「弾いてみた」音源もあるから、コピーはずっと楽になったと思います。20代の自分に教えてあげたい。

東京ベイコート倶楽部とWaikiki Landmark

トラスティ部分もコピーしていたとは、おそれ入谷の鬼子母神。この案件はそれほど似ていないとなんとなく思っていましたが、有明運河とアラワイ運河、トラスティ部分の別棟やその向き・配置も含めて、かなりの再現度で、確認してみて改めて驚きました。

LandmarkよりもTBCCの方が格段にかっこいいし、アールデコの意匠を加えて断然よいものに仕上げているから、まさにヨシロウさんの真骨頂だと思います。

ヨシロウというのはもちろん高橋ヨシロウではなく、僕の尊敬する伊藤與朗さんです。

Waikiki Landmark Condos of Honolulu, HI | 1888 Kalakaua Ave

エクシブ琵琶湖とザ・リッツ=カールトン, ネイプルズ

航空写真で見ると、方や田んぼの中にポツン、方や一大リゾートタウン。それでも、手軽にワールドクラスのリゾートホテルを味わえるオールドエクシブの代表として、エクシブ琵琶湖の価値は高いと思います。

DJ resortboy Playlist 2019-04-14

こんばんは。DJ resortboyです。今晩は、邦楽洋楽3曲ずつ、高校生のロックバンド(ボーカルが女の子)がアラフィフ世代の親御さん向けに演奏するプレイリストを作ってくれと言われたので、以下のようなセレクトでお届けしました。

Enjoy!