ノートPCの外付けキーボードに悩む

僕が所属する会社では、緊急事態宣言下ではリモートワークが基本になっていて、今年になってからはずっと自宅での執務が続いています。そんな中で僕が最近、延々と悩み続けている「キーボード」の話をしてみたいと思います。

(最初にお断りしておきますが、以下の話はとてもレアケースですので、一般の方には参考にならないかもしれません)

僕はもう十数年に渡って、HPの「EliteBook」という、ビジネス向けノートブックを使っています(かれこれもう5台も持っています)。EliteBookにはいろいろな種類がありますが、12.5インチのモバイルタイプで、フルハイビジョンのタッチパネル液晶、という特殊なものを好んで使っています(実はこのタイプは数年前に絶滅していて困っています)。

EliteBookは値段は少し高いのですけれど、修理の長期サポートが標準であったり、専用の電話窓口があったりと、クレジットカードで言えばゴールドカードのような位置付けのパソコンです。

Elite/EliteBook(エリート/エリートブック)ノートパソコンシリーズ(法人/ビジネス) – ノートパソコン | 日本HP

ある時から、スタンドにそのノートPCを載せ、外付けのキーボードを使って仕事をするようになったんですね。使っているのはZenloという謎ブランドの以下の製品です。

B087B4KMZ9

これを使うと、ノートPCを目線の高さまで上げることができて姿勢がよくなりますし、PCに付いているカメラの位置もちょうど正対する位置になるので、Zoom会議の映像もいい感じになります。

当初は自宅にあったUSBキーボードをなんの気になしに接続して使っていたのですが、ミスタッチが多発してしまったため、別のキーボードを買うことにしました。この段階では、ノートPCと比較するとキーボードが大ぶりである、という雑な理解でしたので、コンパクトなものを買うことに。

ノートPCの外付けですから、トラックパッドが内蔵されているものがいいなと思って、以下の製品を買ってみました。

B089JYV9B7

Ewin Bluetooth キーボード タッチパッド搭載 ワイヤレスキーボード 日本語配列 3台デバイスマルチペアリング スマホ iPad パソコン用 iOS/Android/Mac/Windows各OSに対応 超薄型 キーボード USB充電式 省エネ 日本語説明書 一年保証付き (ブラック)

これはなかなかいい製品だとは思いますが、結果的に自分には合いませんでした。どうしてもミスタッチが治らないので、原因を追求していて、遅ればせながら「キーピッチ」という概念を認識しました。

キーピッチとは、キーボードにおけるキーの間隔(あるキーの中央から隣のキーの中央までの距離)を表す言葉です。世界的に普通のキーボードのピッチはほとんど19mmに統一されていていて、モバイル向けを除けば、それ以外のピッチは非常にマイナーな存在です。上記のEwin社のキーボードもピッチは19mmでした。

しかし、僕の使っているEliteBook(12.5インチ液晶)のキーピッチは18mmなのでした。たかた1mm、されど1mm。パソコンのキーボードは横向きに十数個のキーが並んでいますから、たとえ1mmのピッチの違いでも、キーボード全体としてはセンチ単位の違いとなってしまいます。

それで、Ewinのキーボードを使うのはあきらめて、キーピッチが18mmである外付けキーボードを買ってみました。現在、キーピッチ18mmのキーボードを販売しているのは、国内ではサンワサプライとロジクールの2ブランドしかありません。個々の商品は紹介しませんが、価格.comではキーピッチで商品検索ができるので、興味のある方は調べてみてください。

【価格.com】キーボード | 通販・価格比較・製品情報

キーピッチ18mmのキーボードが絶滅危惧種であることが理解できたので、まずはベーシックなものを在庫確保ということで、以下のキーボードを買いました。長く使いたいので、不安定要素がないUSB接続のフルキーボードを選択しました(同じピッチでテンキーのないものや無線接続のものもあります)。

B07VXD2XN2

サンワサプライ USBスリムキーボード SKB-SL31BK

しかしこれもダメでした。キーピッチはよいのですが、今度はキーボード幅が問題となりました。

テレワーク以前の僕は、ノートPCに別途マウスを接続して使っていましたから、テンキーがない状態が標準でした。つまり、ノートPCのすぐ右横でマウスを握るわけです。

しかし買ってしまったのはテンキー付きのキーボードでしたので、マウスを握るには従来比で数センチ、テンキーの幅の分だけ右に手を伸ばさなければなりません。これがかなり苦痛で、結局このキーボードもお蔵入りすることとなりました。

冒頭の写真は、現在トライしている3枚目(自宅にあったものを入れると4枚目)のキーボードです。Amazonで買ったんですが、現在は販売されていないようです(在庫が復活したら掲載します)。サンワサプライ(サンワダイレクト)がこれとほぼ同じハードウェアを使ったiOS専用版を販売しているので、参考として掲載しておきます。

B08XB2ZS7T

サンワダイレクト Bluetoothキーボード タッチパッド iPhone・iPad専用 充電式 3台マルチペアリング スタンド付 パンタグラフ 英語配列 400-SKB071

(2021-03-15追記)Amazonの在庫が復活したので、実際に使っている商品の情報を以下に掲載します。

B085RTS67H

Bluetooth キーボード 10-12インチ 無線 キーボード 新型タッチパッド式 USB充電 薄型 IOS/Android/Windows に対応(スタンド付)

これはキーピッチがカタログスペックとしては17mmで、タッチパッドが付いています。僕が使っているEliteBookのキーボードと比較してわずかにピッチが狭いですが、かなり近い幅なのでピッチに問題はありません。英語キーボードなので、以下のキーマップ変換ユーティリティを使って、JIS配列であるPC本体と使い分けるようにしています。

ULE4JISの詳細情報 : Vector ソフトを探す!

冒頭の写真にはキーボードにヘンな棒が付いていますが、これが現在の悩みのタネです。キーピッチの問題は解消したのですが、このキーボードでの問題は、タッチパッドに触れてしまうために、カーソルが不意に飛んでしまうことです。

せっかく付いているタッチパッドなので利用したいし、レジストリを書き換えて2本指スクロールの方向も好みに調整できたので(僕はスマホと同じ向きにしたいタイプです)かなり理想に近づいて来てはいるのですが、どうしても手のひらでパッドを触ってしまいます。

それを避けるために竹定規を貼り付けて防いでいるのですが、これもあまりうまくいっていません。結局、キーボードの機能でパッドをオフにして使っています(オンオフのキーがあるので切り替えは瞬時に可能です)。

それと、安物のキーボードなのでキータッチがよくありません。EliteBook本体のしっとりとしたなめらかなタッチとは雲泥の差で、ペタペタとした安っぽい感じで…。

というわけで、これからもキーボードを何枚も買ってしまいそうです。早くこの沼から脱したい…。

4 comments

  1. Amazonでの商品在庫が復活して、ページにリンクが張れるようになったので、実際に使っている商品の情報を記事本文に掲載しました。

    このキーボードはペナペナで剛性に欠け、仰角もゼロなので、この週末に少し改良してみました。まず、Amazonからゴム板を取り寄せて、よくテレビの下などに引くゲル状の耐震マットでキーボードに貼り付け、振動を吸収するようにしました。さらに、ダイソーで小さいカード立て(わかりますかね?)を買ってきて、ひっくり返してやはり耐震マットで貼り付けて、キーボード自体に仰角が付くようにしました。

    タッチパッドを使うのは断念して、記事の写真にある竹定規は外しました。おかげで見た目は普通に(苦笑)。そんなわけで、かなり使いやすくなってきましたが、まぁ、誰も聞いていないような話ですかね。失礼しました。

    日本人も外国人も、世界中で同じ19mmのキーピッチのキーボードを使っているというのは、どう考えてもおかしいので、キーピッチ18mm保存会を脳内組織して活動していこうと思っています(謎)。

    B00AO17T5Y

    光 ゴム板 100角×5mm KGR-5100

  2. もうかれこれ、1カ月ほども延々とキーボードについてああでもない、こうでもないと、試行錯誤を繰り返しています。記事に書いた後もキーボードを買いました。Amazonで1位のやつだったのですが、あまりに品質がひどかった…。

    ともあれ、試行錯誤の結果、一応の終着点というか、成果を得たので報告します。別の記事にしようと思って写真を撮ってみたのですが、黒いキーボードって撮影が難しくて、きれいに撮れなかったので、コメント欄にて失礼。

    僕はノートPCのキーボード+タッチパッドという組み合わせに慣れきっていて、単独の外付けキーボードというのはいろいろ試しても体に合いませんでした。それで記事にあるタッチパッド付きのキーボードを使うに至ったのですが、やはりキーピッチ17mmは少し狭すぎました。

    それで、ノートPCのキーボードのような外付けキーボードを「自作」することにしました。

    パーツは3つを組み合わせました。

    1)キーピッチ18mmのサンワサプライのキーボード
    B07V6F576J

    サンワサプライ USBスリムキーボード SKB-SL32BK

    最初に買ったのはテンキー付きのものでしたので、同モデルでテンキーレスのものを書い直しました。

    2)外付けのタッチパッド
    B001CX85I8

    ペリックス PERIPAD-501 II 有線 トラックパッド タッチパッド USB接続 小型 Windows対応 マルチジェスチャー タッチ 業務用 86x75x11mm 【正規保証品】(ブラック)

    3)パームレスト(100均で買ったプラ製の角皿をひっくり返したものを左右1つずつ)

    これらを「戸当りテープ」を使って高さを調整して合体させて、「12.5インチのEliteBookと同じサイズの外付けキーボード」を作りました。

    非常に調子がいいです。あまり情報ニーズがなさそうですが…(汗)

  3. 私はキーボードは、eBayで20年位前に20セット買ったLogitech(日本ではLogicool)
    の英語メカニカルキーボードを使用しています。キーピッチは20ですね。
    一時はPS/2ポートが無くなって苦労しましたが、変換アダプタでなんとか。
    今はPS/2ポートの付いたマザーボードが復活しているので万歳です。

    FOXの24 -TWENTY FOUR-で同じキーボードマウスのセットが使用されており
    喜んだものです。

    最初に買ったパソコンが、アメリカにFAXで注文してと言うルートで買ったので
    未だに英語キーボードです。まぁローマ字入力なのでシンプルの方がいいかと。

    ノートはほとんど入力をしないので、拘った事ないです。英語があればそちらを
    選びますが。まず文章を打つ事が無い。
    一応2泊以上の時は、エクシブにも持って行きますが、タブレットを使用する事の
    方が多いですね。

    そうそう、リゾートトラスト社の株主優待券の有効期限が2021年9月30日までに
    延長されています。

  4. makunoutibentouさん、コメントありがとうございます。マイナーな話題にご反応いただいて感謝です。

    それにしても、同じキーボードを20セットというのはスゴいですね! おそらく、キーボードって、一般的に昔の方がいい品質だったのではないでしょうか? 洋服なんかもそうですが、古いものを大事にした方がよいものって結構ありそうです。

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