吉野家のハムエッグ納豆定食がパーフェクトな件

新設カテゴリの「Good and New」っていうのは、コロナ禍のテレワークの中でチームを活性化するために僕の会社で毎朝やっている取り組みのことなんですが、そこでよく話題に出るのは食べ物の話です。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、僕はけっこう健康情報にはうるさいタイプでして、よく人の食事の話にもツッコミを入れています。

僕も含めて独身の男性が多い職場なので、まったく自炊をしない人もいます。そういう人にどうやって健康的な食生活を送ってもらうかということもチーム運営の中では大事だなと思って、吉野家に行って食べてみた朝食の中身を分析して、ある日の朝会で発表しました。

この「ハムエッグ納豆定食」というのは見ての通り、ハムエッグと納豆、サラダに味噌汁、そしてご飯です。自宅でお米を食べない僕には、おかずが少なくて、どんぶり飯を平らげるのが大変でした。まぁ残せばいいのでしょうが、昭和の男なので残すということができないんですね。

それで家に帰って、栄養成分を公式ホームページで調べました(別添のマヨネーズの分も入れています)。それをカロリーベースでPFCバランスを計算して、グラフにしたのが以下の図です。

PFCバランスというのはP(たんぱく質)、F(脂肪)、C(炭水化物)のバランスという意味です。このバランスをどう取るのかというのが、健康を意識した食事を考える上で一つのコアの概念になると思うのですが、そのバランスについての判断は実にさまざまです。僕のように糖質は1日100グラムに抑えるのがよいと考えている人もいるでしょうし、厚生労働省が発表しているような伝統的な栄養バランスを支持する方もいるでしょう。

ここでは厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」をリファレンスにしてみます。これは5年おきに改定されていて、今年から新しい使用期間に入っています(つまり今年から新バージョンになっているという意味)。その中にPFCバランスについて書かれた部分があります。2020年バージョンは表が大きくなっていて見づらいので、以下では2015年バージョンで掲示します(この記事で触れている部分についての内容は同じです)。

上のグラフと見比べてみていただけるとわかるのですが、この吉野家のハムエッグ納豆定食は、この厚生労働省が示している望ましい食事のPFCバランスにぴったり合致しています。しかもカロリーも成人の朝食としては過剰ではありません。

というわけで、これはほんの一例ですが、一般的な「望ましい食事」というのはこんなものだ、というイメージをつかむにはいいサンプルであろうと思い、ご紹介しました。もっとも普段の僕は、このような食事をしているわけではないんですが。

(参考1)ハムエッグ納豆定食 | 吉野家公式ウェブサイト
(参考2)日本人の食事摂取基準 |厚生労働省

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