東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園は151室と、エクシブに匹敵するほどの規模だが、レストランはThe Dining「四季彩」の1つだけである。とはいえ、四季彩は大きなレストランで、ビュッフェスタイルのカジュアルレストランと、落ち着いた雰囲気のフォーマルレストランの2業態を混在させて営業している。
写真はお庭の池に突き出す形で設けられたテラス席。エクシブ那須白河のロッジ棟を思わせるような花柄のテーブルクロスと和風のお庭はミスマッチのようだが、これがアクセントとなってリゾートホテルとしてよくまとまっているのには感心させられる。「和の箱根」を押し通すことで紋切り型になりがちなリスクをよく理解しているな、と感じる。
リゾートトラストはある意味、極めて紋切り型なので、今後登場するエクシブ箱根ではぜひとも一皮むけたセンスを見せていただきたいものである。(2006 Spting)