ECタイプはラージなのスイートなの？

前回の続きで、エクシブ箱根離宮のラージグレードであるECタイプと、スイートグレードであるSEタイプについて比較をしてみよう。僕が気になっていたのは、これまでのエクシブでおおよそ2万円以上のお部屋で提供されてきたいわゆる「ウェルカムフルーツ」「ウェルカムスイーツ」的なものがどうなっているか、という点であった。

というのも、ECタイプの和洋ルームや洋洋ルームのお部屋代は20,000円、2ベッドルームだと23,000円であり、金額的にはその「資格」は十分であるからだ。

結論から言うと、ECタイプはあくまでラージグレードであって、スイーツ類の用意はなかった。冒頭の写真はSEグレードのお部屋に用意されていたウェルカムフルーツ、「箱根グラッシーフルーツ」である。冷やして食べるものなのだから、冷蔵庫に入れておいてほしかったが、冷蔵庫には例のウェルカムドリンクが入っているので、こちらは冷えていない（冷やせない）のであった（笑）。

ではECタイプの「ECたる所以」、つまりスイート的な要素がないかというと、さすがにきちんとある。例えば、パウダールームは2ボウルだし、バスルームには液晶テレビが装備された。

お部屋の広さも広いタイプでは90平米ほどまで拡大し、広さもスイートクラスと言える。ちなみに、さらなる差別化を求められたSEグレードのバスタブはLED照明付きとなっていて、これには少々笑ってしまった。