大磯プリンスホテル ボウリングセンター

伊豆・箱根から東京への帰り道にどうやって渋滞を避けるか、という問題は、リゾートフリークの永遠のテーマのように思える。何もないような冬場の週末でも、当たり前のように渋滞してしまうのが箱根や伊豆の怖いところである。

ホテルをチェックアウトしたらそのまま帰京する、という達観した方法で渋滞を避ける人もいるが、貧乏性の僕はどうにもそうすることができない。そこである方法を試してみることにした。

箱根なら小田原までの国道1号が、伊豆ならやはり小田原までの真鶴道路が渋滞ポイントだ。だから、早い時間にそのエリアを抜けてしまえばよいのではないか。小田原から先も、西湘バイパスに乗ればまだまだリゾートムードたっぷりに休日の午後を過ごせるのではないか。

というわけでやって来たのは大磯プリンスホテルである。西湘バイパスで大磯西インターチェンジを出たらすぐ目の前だ。

かつて、この出口には減速車線がなく、「出口直角注意」と本線上に表示されるというとんでもない仕様だったが、今は出口への車線ができて安全に出られるようになった。この出口表示に上書きされたシールが、かつての恐怖を今に伝えている。

さて、ここは言うまでもなく「大磯ロングビーチ」のある場所で、このボーリング場も大磯ロングビーチの一施設といった雰囲気だ。窓からはプール越しにすぐに海であり、ホテルをチェックアウトして移動してきたものの、まだまだリゾート感ありあり。

レーンは全部で24と、それほど大きなボーリング場ではない。システムは軽井沢のプリンスボウルとまったく同じなので、個人的にはとっても慣れ親しんだ雰囲気を感じる。

週末の午後だったがまったく混雑はなく、ノーガーターレーンで小学生も楽しくボーリングを楽しんだ。ただし、他のお客さんは異常に上手い方ばかりで、ちょっと客層として我が家は浮いていたかもしれない。

ボーリング場自体に特筆すべき点はないのだが、1つ挙げるとキューリグでコーヒーがいただけるのが気に入った。キューリグというのは、東急ハーヴェストクラブの一部の施設にも見られるカセット式のコーヒーメーカーで、簡単な操作ですぐさま本格的なコーヒーが淹れられるシステムだ。

1杯150円で好みのカセット(Kカップという)を購入して、自分で淹れて飲む。ボーリングをしながらのおいしいコーヒーが飲めるのはなかなかに快適だ。

このほか、ゲームコーナーが併設されており、各種アーケードゲームのほか、エアーホッケーや卓球といったアクティブなものも楽しめる。

ボウリングは世代を超えて楽しめるスポーツで、家族のコミュニケーションアイテムとしては欠かせないものだろう。伊豆箱根からの帰り道のアイテムとして、覚えておいてはどうだろうか。大磯プリンスホテルでのランチや、日帰り温泉の利用と組み合わせるのもよいだろう。

(公式サイト)大磯プリンスホテル ボウリングセンター

さて、話を渋滞回避に戻すが、結局のところ、ボウリング帰りに西湘バイパスを抜けた先の国道134号の渋滞にはまってしまい、渋滞回避策としてはあまり機能しなかったような気もする。ボーリングを終えて、何も考えずにそのまま西湘バイパスに戻ってしまったのが失敗だった。小田原厚木道路の大磯インターチェンジから厚木を目指したほうがよかったのだと思う。

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