今日は、エクシブ箱根離宮のSE1タイプ2ベッドルームのお部屋を紹介しよう。ルームチャージは27,000円で、お部屋の広さは約125平米である。定員は4名だが、寝室のうち1つはキングサイズのダブルベッドなので注意が必要だ。
エクシブ箱根離宮には187のお部屋があるが、このタイプは3室しかない。2号館に1室、1号館に2室、いずれも最上階に位置しているが、渓谷側ではなく国道側の角に配置されているため、あまり人気のあるお部屋ではないと思う。
この時は2号館のアサインだったので、入口ゲートのすぐ上であった。牛たん屋とローソンがよく見えます(苦笑)。
それでもベランダが横に広いから、外に出て3号館側を見ればこんな感じである。ベランダは20平米を超える広さで、リビングも大きく採光が取れていて明るい。
リビングを反対から見るとこんな感じ。お部屋の真ん中の仕切り家具は高さが低いのでひろびろとしている。たくさんのクッションがあるソファの向かいはイミテーションの暖炉だ。
ベッドルームは2つ。ダイニングの裏側の寝室がこちら。リビングとは引き戸で仕切られているので、開け放てばゆるやかに連帯感が感じられる作りだ。
ソファの側のこちらの寝室も引き戸でリビングとつながっている。こちらのお部屋は大型ベッド1台である。また、立派なライティングデスクが特徴的。
個人的にはあまり気に入ったお部屋とは言えないのだが、それは、寝室の壁紙がダークすぎるせいで、全体の雰囲気が重苦しすぎると感じてしまったからかもしれない。やはり、もう少し和のテイストがあって、明るい雰囲気の部屋が好みだなぁ。
箱根離宮、11月に泊まるつもりだったのですが、11月中はポイント対象から外すとの報に接し、ささやかな抵抗の念から箱根甲子園に変更したのですが、本来ならご紹介のSEタイプ2ベッドルームを初めて利用する心積りでした。あらためて来年早春、この部屋を予約したのですが、たしかに眺めの点では期待度が低いですね。
ちなみに私、箱根離宮は決して嫌いじゃありません。豪華で快適、しかも立地や源泉にも恵まれて、立派で素晴らしい施設であるだけに、家族の誕生日や記念日など、特別な日のために好んで利用しています。しかし一方で、以前 resortboyさんが「箱根離宮はリゾートらしい伸びやかさに欠け、まるでリゾートホテルのようだ」と述べておられたと全く同じ印象を常に私も感じているのです。
たとえば、ラウンジがビュッフェレストランを兼ねているため、朝夕食時などラウンジでノンビリと過ごす気になれないこと。また、ここの露天風呂は気に入っていますが、風呂上りにゆったりする場がないのも残念。おっしゃる通り明るさに欠ける内装も、リラックスしたリゾート気分を感じさせないことに一層の拍車を掛けていますよね。少々肩が凝るような高級感やスペシャル感が売りなのだとしても、もう少し無駄なゆとりやユルさが欲しい気もしています。
訂正
いうまでもなく「まるでリゾートホテルのようだ」は、「ビジネスホテルのようだ」の打ち間違いです。申し訳ありません。
もちろん、ビジネスホテルのように狭くて安っぽいというわけではないにしても、たしかに何となく息苦しさを感じてリラックスしにくいんですね。そのへん、どことなく東京ベイコート倶楽部にも共通する印象を持ちました。有馬に行ったことはありませんが、京都八瀬離宮のほうはもう少し伸びやかさを感じましたし、人工的ではあっても全体にゆとりを覚えた記憶があるんですけどね。
benさん、こんばんは。SEグレードの2ベッドルームには、別のタイプもあるので、そちらも今度記事にしますね。ともあれ、国道側よりも渓谷側のお部屋をリクエストするのが基本かなぁ。