「おんな城主直虎 大河ドラマ館」と「気賀関所」

今年のNHK大河ドラマは「おんな城主直虎」です。舞台は戦国時代ですが、主人公が生きていた時代は1536年から1582年と、本能寺の変(1582年)あたりで話が終わってしまいます。有名戦国イベントてんこ盛りで盛り上がった昨年の「真田丸」と比較すると、かな~り弱いイメージです。

一昨年の「花燃ゆ」のように盛り上がらずに終了してしまうと、見ている方としてもつらい。昔と違って我が家はテレビを見るようになったので、大河ドラマをガン見して年末のエクシブで総集編を見る、というスタイルで行きたいわけですが、今年の大河は予備知識がないと話がよくわからないです。

最初の何回かを見てみましたが、「井伊直虎ってダレ?」という域からどうしても出ることができません。「真田丸よかったな~」みたいな感じで。

ですが、1年も見るんだからこの物語を理解する努力をしましょう。というわけで、現地・ロケ地の巡礼の旅です。

都合のいいことに、エクシブ浜名湖のある浜松が物語の舞台。今日訪れるのは、そのものズバリの「おんな城主直虎 大河ドラマ館」です。

エクシブからはクルマで2~30分程度北上したあたり。「浜松市みをつくし文化センターホール」というところに1年間の期間限定でドラマ館がオープンしています。

どういう展示があるかは、公式ホームページをご覧ください。

(公式)大河ドラマ館|井伊直虎サイト|平成29年 大河ドラマ放送決定|「おんな城主 直虎」推進協議会

館内は撮影禁止ですが、真ん中の「井伊谷 井戸端セット」のところだけは撮影がOKになっています。写真は主人公の結ばれないいいなづけ、三浦春馬演ずる「井伊直親」です。桶狭間の戦いで直虎の父、井伊直盛が死んで、家督を継いだ直親もほどなく若くして死んじゃうので、出家していた主人公が直虎となって井伊家を継ぐわけですね(だんだん分かってきたww)。

入場券は高校生以上が600円、小中学生は300円です。チケット売り場は結構並ぶので、エクシブで前売り券を買っていくのも一案です。ですが、直虎が出家していた井伊家菩提寺の「龍潭寺」にも行くのであれば、龍潭寺でセット券が売っていたので、トータルではその方が安いです(エクシブでは教えてもらえなかったのが残念)。なお、月木だけですが、エクシブから無料送迎バスも出ていました。

僕らは日曜日に行ったので、かなり混雑していましたが、逆にゆっくりと見ることができました。展示はすごく面白いというわけではありませんが、物語を楽しむための知識を習得するためと思えば、投資効果はばっちりかと。

さて、この大河ドラマ館は、「気賀関所」に隣接しています。気賀関所は大河ドラマ館開催期間は入館料が無料となっていますので、合わせて見学したいスポットです。

気賀関所のある街道「東海道本坂越」、通称「姫街道」は、東海道の脇街道、脇往還です。当時、浜名湖を渡ることは大変危険であったため、浜名湖の渡しを避けるのが主な目的で発展しました。特に、宝永4年(1707)の大地震で壊滅的な打撃を受けた浜名湖南部を迂回するために賑わい、東海道の新居(今切)の関所と同様に、重要な関所と位置付けられていたそうです。

(公式)姫街道の要衝地 – 気賀関所

現在の展示は本来の場所とは別ですし、観光施設として作られたものですが、かなり立派な展示なので小学生の自由研究ネタくらいには十分になると思います。

ちなみに、冒頭の写真は、右側が浜松市のキャラクター「出世法師直虎ちゃん」です。左はやはり浜松市のキャラクター「出世大名家康くん」です。気賀関所で時間指定で登場していました。

1 comment

  1. エクシブ浜名湖で宿泊した際、このチケット付きのプランでしたので、先月、見に行ってきました。

    先週も同じプランだったので、またチケットをいただきました。

    来週も同じプランなので、またチケットがいただけることでしょう。

    実際に行ってみると、エクシブから意外と近いと感じました。

    関西で連日の講演なので、昨日は有馬離宮に行き、今は舞子ビラに泊まっています。

    ただ残念ながら、疲労困憊で出歩く気になれません。

    4月の初めに湯河原離宮の予約があるのですが、多忙なため、行けるかどうか微妙です。

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