初島クラブでおせちの朝食

久しぶりにエクシブ初島クラブでのお正月を過ごしています。エクシブの活用で抜群だと思うアイテムは、なんといってもこの時期の和朝食膳です。いつもと同じ2,000円++の料金で、お屠蘇からお雑煮、おせち料理までのお正月料理がばっちり味わえます。

というわけで、やってきました日本料理「初海」です。着席すると、最初にお屠蘇のサービスがありました。オールドエクシブらしい(このホテルはバブル破綻物件の再生なので、純粋なエクシブとしての設計ではありませんが)広々としたホール席が、新春の賑わいにはふさわしく思われます。

続いてお雑煮です。お餅は小さめのものが1つ。物足りないと思うかもしれませんが、この後の豪華おせち膳を前にして、ここで欲張ってはいけません。

そして冒頭の写真のお膳が運ばれてきます。「賀正」の凧があしらわれた鯛の柚庵焼と鮭塩焼は抜群の美味しさで、それだけでご飯が進んでしまいます。しかしなんと言っても、その左側のお重「御祝肴」がお正月らしくて最高です。伊達巻に紅白のかまぼこ、秋刀魚の昆布巻、数の子にごまめでした。

全体のボリュームもたっぷりで、桜えびとそぼろ餡をあしらった菊菜饅頭は、朝食には似つかわしくないほどに濃厚な味わい。これまたお正月のスペシャル感を引き立てていました。

年末のテレビでは「帰省ブルー」などと言って、この時期に家族が集うことをネガティブな習慣として話題にするような番組が放送されていました。しかし今、初島クラブでのお客さんを見ると、3世代が集う大家族の姿を多く見かけます。

家族との時間のためにホテルをうまく利用しているこの方々は、帰省ブルーなどという概念とは無縁で、自宅から離れて自由に家族の交流を楽しんでいるのでしょう。とても素晴らしいことだなと思います。

それだけに、リゾートトラストがファミリー利用に向いた正統派リゾートのエクシブから、離宮シリーズやベイコート倶楽部の独特な「高級な」世界に行ってしまって子どもの居場所をなくしてしまったことは、かえすがえすも残念なことです。

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