航空券の手配は三者三様で

2週間ほど、この本家ブログの更新をお休みしておりましたが、その間みっちりと海外取材を敢行してまいりました。「resortboyのハワイへの道」、2013年バージョンということで、しばらくの間この話題を中心にお送りしたいと思います。エクシブやリゾートトラストに関する話題は、トピックが出てきたタイミングで随時掲載していきますので、どうぞよろしくお願いします。

今日はまず、航空券の手配について触れたいと思います。今回は、7人が3グループに分かれて現地集合・現地解散するという、やや変則的なものとなりましたが、その理由は航空券の手配にありました。

時は2012年3月31日にさかのぼります。僕はこの日、開業したばかりのエクシブ軽井沢パセオに滞在していました。そこでしていたことは、ANAマイレージクラブに電話をして、特典航空券を発券することでした。この日に有効期限を迎えるマイルが12万マイルほどあり、それを家族3人分のホノルル行きチケットと交換したのです。

概要│ANA国際線特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ

特典航空券の予約は355日前からなので、この段階ではフライトの予約なしに、行きも帰りもオープンで発券しています。ネットだと予約なしの発券はできませんが、電話窓口だと可能なのです。そもそも3月31日に1年後の春休み期間（3月25日以降）の予約はできませんから、発券だけしておいて、後で変更する、という手続きを踏みました。

3月31日というぎりぎりのタイミングで発券しているのにも、わけがあります。特典航空券の場合、発券日から1年以内に出発すればいいので、発券が遅いほど旅程のフレキシビリティが増すのです。わざわざ旅先の軽井沢でこんな作業を行っていたのには、そんな理由がありました（なお、2013年4月1日発券分からはルールが変更になっており、有効期間そのものが発券日より1年間になっています）。

その後、ホノルル－羽田便の予約開始が4月下旬にあり、今年の2月に自宅姉ちゃんの中学受験が終わって春休み期間が確定したことで、ANA組3人の旅程がまず決定しました（実はこの変更手続きに関してもさまざまな紆余曲折があったのですが、話が複雑になりすぎるのでここでは割愛したいと思います）。

こうして発券した3人の航空券ですが、1人あたり燃油サーチャージや税金で　39,090円もの費用がかかっていました（発券時2012年3月の条件による）。意外に高いなぁという印象です。

次に、他の家族についての航空券についてです。2月に中学受験の合格発表があった時点でまず僕がやったことは、近所のHISに行って、航空券の相場を調べることでした。僕は航空券の手配について詳しい方ではないし、あまり興味もないので、HISで買ってしまうのが一番手っ取り早いと思ったのです。

出発まで2カ月を切っていましたが、その段階でANAの同じ便も手配可能でした。しかし料金がいかんせん高く、1人16万円ほどの料金が提示されました（燃油サーチャージ等込み）。さすがにそれはないなぁ、ということで一度自宅に戻り、しばしネットと格闘した結果、結局その日のうちに、チャイナエアラインの正規格安航空券をWebサイトでダイレクトに発券しました。

成田発ホノルル行 エコノミークラス正規割引運賃表 | China Airlines

いろいろなサイトで料金を調べましたが、2カ月を切っての予約では、希望の日程ではチャイナエアラインで直接買うのが最も安かったのです。それに、この4月から帰国便の時間が午前中から午後に変更になり、魅力が増していました（09:25発の翌13:20着が13:25発の翌16:55着に変わりました）。

価格は、今年2月の発券で87,200円でした（うち燃油サーチャージ等が33,200円）。運賃部分は54,000円ですから、ANAで4万マイルを消費したことを思うと、あまりマイルが価値を発揮する取引ではなかったということですね。

ちなみに購入したのは「E飛び得遊ランド　タイプA」という予約クラスで、もっと安い「E飛び得遊ランド　タイプB」は売り切れでした。つまり、チャイナエアラインの正規格安航空券は、いいタイミングで購入すれば、さらに安く買うことができたということです。

これで家族5人の発券が終わりました。次は、一緒に行きたいと言い出したジジババ2人分をどうするか、ということです。結果的には、ジジババも同じチャイナエアラインにして、日程だけずらしました（チャイナは1日1便です）。発券はわけあって旅行代理店を通しました（これについては追って記事にします）。

というわけで、全体としては、まずチャイナ組の2人（僕と自宅ちゃん）が先にホノルル入りし、翌日にANA羽田組の3人が合流、さらにその翌日にジジババが合流、という形で旅の骨格が決まりました。次はホテルの手配についてです。