コンラッド東京のベイビュー ツインルームについて紹介します。このホテルは海に向かって横長なので、どんな場所にお部屋がアサインされるかで、眺望に違いあるのではないかと予想していました。
この冒頭の写真はチェックインしたお部屋からの夕暮れ時の景色ですが、これだけ見るとまぁなかなかだなという感じがします。ですが、実際には多少の問題がありました。
まずは事前調査ということで、Google Mapの3Dビューの画像を引用します。
ここからわかることは、画面の左側はビルに近く、右側はヌケがよいということです。実際にホテルの方に聞いても、海から見て右側、つまり築地側が景色がよいという取り扱いをしているようです。
アサインされたお部屋はこの築地側から2室目でした(図では下が築地側で左が海)。
これはベスト!かと思うと、そうではありません。まずはお部屋に入った時の様子から。
お部屋そのものについては別項に譲りますが、海へのヌケのよい景色が広がっていて、やった!と思います(予約は街側のシティルームでしたのでアップグレードされたのです)。
しかし、窓に近づくと予想外のことに気づきます。
窓のすぐ前には左右にレールが走っており、目の前には台車のようなものがでーんと構えています。
窓から離れればそんなに気になりませんが、なにしろこのホテルは窓際にソファーがあって、そこでくつろぐようになっているんです。
実はこのお部屋は客室として一番下の30階で、29階から下はフロアの大きさが違うので、建物自身がお部屋からの眺望をさえぎってしまうわけです。外から見るとよくわかります。
この窓の外の大きな物体は、窓拭きなどのメンテナンスをするためのゴンドラの台車です。
(参考)超高層向け 台車システム | レンタルゴンドラ | 日本ビソー
Google Mapで航空写真をよ~く見ると、やはりこの築地側の端に台車が止まっています。お部屋を築地サイドでとリクエストしたり、ヒルトンHオナーズ・アプリでEチェックインする場合には、30階の築地寄りだとこのようなビューになってしまいますので、お気を付けください。
トップ写真で、大きくお部屋からのビル眺望が載っています(前記事でも、ちょっと遠景で掲載されてる)が、汐留・浜松町は仕事でよく行く場所なので、これについて知るところを書きます。
築地側を選んだ場合(直近で見る珍しいゴンドラは別として、(笑))、4本のタワービルが見えることになるようですね。
現状で、まあまあ、良い眺めですね。
まず、ビルの名前当てをします。4本とも25-6階建てのビルで今となっては中高層クラスだから、出しゃばっていません。
左からニューピア・ノースタワー(オフィス、最上階のみ高級レストラン)、2番目は東京都職員共済組合のホテルアジュール芝浦(できてから25年ずっと、藤田観光が運営してきて、なかなかのクオリティでしたが、今年4月で、ビル管理会社のTKPの運営に変わります。変化が出そうですね。)、つぎが、ニューピア・サウスタワー(オフィスのみ)、2つのニューピア・ビルはお台場ビル開発で有名なの東京テレポートセンターの運営。
一番右手のちょっとデザインの良いのが、浜離宮インターシティ(新日鉄興和のオフィスビル)となります。
ニューピア・サウスタワーに隠れて、インターコンチネンタル東京が見えないのは、ちょっと残念ですかね。
実は、書きたかったのは、この4本のビルの前、つまり、JR所有地で、劇団四季の2つの劇場があったところ(何度か見に行きましたが)が、今年3月以降で、大きく変わることが発表されていることです。
http://www.jreast.co.jp/press/2016/20160705.pdf
このニュースリリースによりますと、かなり広いJR所有地は全部見直しされ、メインビルの高さは26階建て程度ですが、オフィス・ホテルが登場、(先の4本のビルの中間に並んできます)、ホテルは、インターナショナル・ブランドを入れたいとしてるので、何になるのか興味あるところです。工期は2020年くらいまでのようです。
計画全体が出来上がってからは問題ないですが、今から泊まろうとしてる方は、今春から約3年にわたって、目の前で、解体工事を見たり、大型クレーンをビル屋上に載せて高く積み上げていく工事を見ていくことになります。
(工事現場、定点観測趣味の人は楽しいかも、(笑))一応、情報として、お含みおきください。