東京2020大会に合わせて設定された連休に滞在したヒルトン東京お台場。そこで体験した、ウィズコロナ時代のホテル運営の変化についてレポートする第2回目です。今回は、ホテルステイの大きな楽しみの1つである、朝食ブッフェについて。表題の通り、今はブッフェが運営できる情勢ではありませんから、「定食メニュー」に変更になっています。

会場はロビーフロア(2F)にある「シースケープ テラス・ダイニング」。冒頭の写真は、着席すると渡されるメニューです。洋定食か和定食からのチョイスとなります。それぞれのメニューはこんな感じです。

やはりおすすめは洋定食だと思います。ホテルの朝食ではできたてのオムレツが欠かせませんから。目玉焼きやスクランブルエッグも選択できますが、コンラッドのようにエッグベネディクトやフレンチトーストが選べたりはしません。

注文すると、しばらくしてスタッフがお料理を運んできてくれます。その間にドリンクを取りに行きましょう。メニューとともに使い捨ての手袋が渡され(冒頭の写真を参照)、ドリンクなどを取りに行くときにはそれを付けるというルールになっています。

真ん中にあった大きなブッフェ台はドリンク専用となっています。お料理はありません。

Photo by resortboy

奥のブッフェ台はパン専用になっていて、スタッフに取ってもらう方式となっていました。すなわち、ゲストがお料理に触れることはテーブル以外では一切ありません。

Photo by resortboy

飲み物を取りに行ってしばらくすると、お料理が運ばれてきました。

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すべては一度にテーブルに乗り切らないせいか、コールドミートやチーズ、スモークサーモンなどのお皿は持ってきてもらえませんでしたので、後で声をかけて持ってきてもらいました。

Photo by resortboy

内容としては、高級ホテルの朝食としてはギリギリな感じがしました。これ以下だと、かなりがっかりすると思うし、一方で、これ以上のものを期待するのもまた現実的ではないのかな、という線だと感じます。

なにしろ、ヒルトン・オナーズのゴールド特典で、この朝食は無料なわけです。ブッフェのように好きなだけ卵料理を食べたりすることはできませんが、この水準が維持されていれば御の字、といったところではないでしょうか。

ところで、今回気づいたのですが、ヒルトン・オナーズの上級会員はテーブルにそのことを示すプレートが置かれるようになりました。

Photo by resortboy

僕のステータスはゴールドなので、「Gold Member」の札がテーブルに立ちました。後ろの席のファミリーはダイヤモンドで、ご家族でお食事をされていましたが、無料枠を活かすためでしょうか、お子さんを優先して朝食会場に来ていたみたいです。

これはなんというか、エクシブで泊まったお部屋のグレードによってガウンの色が変わる、などと同様の、「ホテルカースト」を明示する仕掛けなのでしょうか。着席してしまえば、特に手厚いサービスがあるわけではないし、期待もしていないので、その意図するところがよくわかりませんでした。

和定食についても触れておきましょう。こんな感じです。

Photo by resortboy

特に「これは!」といぅものはなく、普通に美味しいですが、あまりにも普通でほめるところはありません。ただ、こうしたものを座っていて持ってきてもらえるというのは、結構いいなと思いましたし、量的にも足りないということはないので、一般的には好意を持って受け入れられるものではないかと思います。

ただし、僕みたいに、極端な食事をしている人を除いては、です。朝から卵を4個も5個食べるような人は、昔のブッフェが懐かしいと思うことでしょう。

Photo by resortboy

最後に座席ですが、かなり間引きしてあって、お客さんで常に満席に近い状況でした。ロビー階にあるこのレストランはもともと開放的な作りですし、自分でお料理を取りに行く列に並ぶこともないので、「密」になるような状況はまったくありませんでした。

そんなわけで、エグゼクティブラウンジと朝食について、ウイズコロナ時代の運営について、ヒルトン東京お台場を舞台に、その内容をチェックしてみました。ホテル経営はかなりの苦境にあるはずですが、高級ホテルとしての内容はキープされていると感じたので、僕は安心してヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費を払って、会員資格を継続することにしたのでした。

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