ヒルトンでは、ヒルトン・オナーズ会員として宿泊するとポイントがたまります。ため方もいろいろあって、例によって奥が深い症候群に見舞われるわけですが、問題は使い方です。
使いでのあるSPGのスターポイントと違って、ヒルトンの場合、有利な使い方は特典宿泊の交換にほぼ限られるように思います。
一番低いポイントで宿泊できるのが写真のヒルトン成田です。このホテルの数奇な運命を語ると長くなるので省略しますが、もともとはバブル崩壊後の1993年に「リーガロイヤルホテル成田」として開業したホテルで、総工費330億円を投じたという豪華ホテルです。
成田空港に近く、エアポートホテルとしての利用がメインですが、充実した施設ですから、一種の都市型リゾートホテルとして見れないこともありません(ま、苦しいかな(^_^;)。お部屋からも、飛行機がぶーんと飛んでいく様子が見えて、旅情がかき立てられます。しかし、ここに泊まって海外に旅立たないのも、かなり変態的な利用と思わざるを得ません(爆)。
このホテルはこれまで、日本のヒルトンとしては例外的にポイント宿泊のレートが低く、20,000ポイントでヒルトンルーム(最低ランク)に宿泊できました。しかしこの春、ヒルトンはポイント利用レートを大幅に改悪したため(カテゴリーを廃止し、宿泊日によるフレキシブルレートに移行しました)、調べてみた範囲では最低でも平日は31,000ポイント、土曜日は33,000ポイントが必要になっています。
ヒルトンのポイントはインフレ気味で、ばんばんたまりますが使い道も改悪の一途のようです。自分は現在、6万数千ポイントを持っていますが、さて、どう使うのがいいんですかね? 海外での利用も視野に入れて検討したいと思っていますので、先達の知恵をお借りしたく、記事にしてみた次第です。
(追記2017-03-28:上記打ち消し線部分は、ヒルトンのフラッシュセールに伴う一時的なヒルトンルームのポイント予約提供停止に伴う私の勘違いでしたので、後日訂正します)
ちなみに、HGVC(Hilton Grand Vacations Club)のポイントもヒルトン・オナーズのポイントに移行できます。レートとしては25倍になるので、例えば、グランド・ワイキキアンの1ベッドルーム6,200ポイントだと、15.5万ポイントになります。金銭価値としては1ポイントが0.6セントとして、789.3ドルになる、と。ふむふむ(なお、2017年度の年間管理費は1,395ドル)。
写真はホクラニです。あ、別にHGVCの購入を検討しているわけではないですからね(キリっ)。教養として研究中です。
ポイントの金銭価値の換算は以下を参照しました。おっと、かなり脱線してしまいましたので、今日はこれまで。
What Are Points & Miles Worth? March 2017 Monthly Valuations
クアラルンプール滞在中です。
本日帰国します。
ダブルツリー3泊、ヒルトンペタリンジャ2泊しました。
但し、 毎日日替わりホテルです。
ご想像のとおり、ダイヤモンド修行です。
マレーシアのヒルトンはほとんど1泊 10,000ポイントで泊まれます。
クアラルンプールの上記2ホテルも1泊 10,000ポイントで5泊しました。
ダイヤモンドなら、ラウンジアクセス、朝食などベニフィット確約されています。
私は40万ポイントほど保有していますが、基本的には全てマレーシアで使うつもりです。
が、フレキシブルなシステムに移行するなら、少し再考してみようかなと考えています。
マレーシアのホテルは、クオリティに比して価格が安いのでオススメですね。
海外旅行のコストパフォーマンス
http://www.tachibana-akira.com/2013/05/5815
ヒルトンポイント(1ポイント=0.3円ぐらいの価値)の有効な使い方は、
航空マイレージの有効な使い方にも似て、研究する価値がありますが、
そうならばわざわざヒルトンポイントでなくても
現金やカードでもよいわけです。
これは航空マイレージにも同じことが言え、わざわざマイレージの
有効な使い方を考えるよりも、格安にLCCの航空チケットを
買えばそれでOKという話にもなります。
やっぱりヒルトンポイントも、航空マイレージと同じく
ミクロ経済学における効用最大化問題
なんですよ。
ヒルトンではなく、またマリオットの話で恐縮です(^^;
先日、マリオットでたまったポイントをギフト券に変えた…と書きましたが、
自宅に送られてくる気配がないので問い合わせメールをしたところ、
eギフトカードとして返信があったそうですが、どうやら迷惑メールにいってたようで、再送してもらいました。
タイムズスクエア近くのマリオットレジデンスの宿泊費が約1,300ドル(6泊でこの価格にもびっくりでした)で、
ポイントが110ドル分に移行できたので、とっても得した気分です。
私の見方が間違っているのかもしれませんが、
ヒルトンのサイトで確認すると、成田は、4月だと、20,000ポイントで利用できる日が多いように思いますし、
この記事にある通り、ポイント+マネーを使うと、前と変わらないか、
もしくはポイント価値が高まっているようにも思えますが、識者の方、いかがでしょう??
http://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/hotel-hilton-point2017
これに従えば、改悪というより、改変、程度?で済んで良かったという感じ?
私は、意識してためていませんが、ヒルトンVISAゴールドをこの発足当時から持っていて、
実際に泊まってもらったポイントと合わせて、現在20万は超えているので、
有利な使い道について動向を注視したいです。
あと、最後にリンクされているポイント価値の変動表は知らなかったので、面白く拝見しました。
どなたもご存知かと思いますが、私は、フツーに「ポイ探」で価値を見ていました。
http://dir.poitan.net/83.html
私事ですが、ハンドルネームを英字表記に統一(ここに限らず)することにしました。
ここにおいては、「ずきさんす」と同一人物です。今後とも、よろしくお願いします。
zukisansuさん、ご指摘ありがとうございました。自分も記事を書いた後で気づいたのですが、以前のレート、2万ポイントに戻っているんです。ヒルトン成田については春のポイント改変は現状、なかったように見えます。
記事を書いたときにチェックして、アレっと思って本文のような記載になったんですが、どうやら、ヒルトンがフラッシュセールをやっていた影響で一時的にレートが上がっていたのではないかと推測します。というわけで、本文は修正したいと思っています。少々お待ちを。
あー、わかりました。33,000ポイント必要、などと書いていたのは、デラックスルームのレートでした。フラッシュセールでお部屋の供給に調整がかかったせいで、2万ポイントのヒルトンルームはリストに現れずに、デラックスルームだけがポイント宿泊可能ルームとして出ていたため、誤認識をしました。
また、宿泊日によるフレキシブルレートに移行、と表現したのにも認識不足がありました。従来と比較して平日などの閑散日に必要ポイントが下がり、必要な最大ポイント数に変化はない、というのが正しいようです。
ヒルトンの利用に関して経験が浅い筆者の不注意をお詫びします。
以前、ポンパレなどのクーポンサイトで、よく成田周辺のホテルクーポンが格安で出ていました。
https://ponpare.jp/hotel/chiba/chiba/0177362/
2人セミダブルベッドで7000円で、朝食と空港・成田駅からの送迎つきで格安でした。
さらにクーポンサイトの1000円割引券で1000円引きで、1人1泊3000円と、
マンガ喫茶より安く泊まったことが何回かあります。
朝食会場とかに中国人がいっぱいなのに抵抗なければ、オススメですよ。
地方からLCCで成田経由で東京へ遊びにいくのに便利でした。
成田→東京駅の高速バスはもちろんじゃらんポイントで。
時々出てくるHGVC38です。
6万ポイント越えくらいあるのなら、私ならヒルトン小田原の和洋室かコテージがお勧めです。エクシブの強みは、家族全員で泊まれるところ。ホテルの弱点はコネクティングにしてもポイントが沢山必要なることです。小田原の和洋室とコテージは、一家5人で泊まれるので、その点がエクシブと同じです。プールは、エクシブ蓼科を大きくしたような作りで、うちの子によれば、ヒルトン小田原とエクシブ蓼科がプールのトップ2です。
ヒルトン小田原からエクシブ湯河原への連泊がやってみたいです。
なお、蛇足ですが、HGVCは、ワイキキアンとグランドアイランダーのペントハウスだけ50倍でヒルトンオーナーズのポイントに変換されるので、そのために持っている方もいると思います。HGVCの28750Pからオーナーズ1437500Pになります。私は、これをやって、タヒチの水上バンガローに泊まったことがあります。とても良かったですよ。
HGVCの場合、初期投資はさておいても、管理費コストがバカにならないことは肝に命じておく必要があります。
https://www.google.co.jp/webhp?hl=ja&lr=lang_ja#lr=lang_ja&hl=ja&tbs=lr:lang_1ja&q=hgvc%E3%80%80%E7%AE%A1%E7%90%86%E8%B2%BB
アジアの離島リゾートでは、とてもリーズナブルな値段で水上コテージやビーチに面したバンガローなどに
泊まれますので、エアアジアやセブパシフィックといったLCC航空券を買って、tripadvisorで良い
リゾートをさがしてみてはいかがでしょうか?
今朝の我が千葉県・成田地区の話題は、この記事にあるヒルトン成田のお隣、それも細い道路を隔てて
向かい合わせのエントランスとなっている、成田東急の30年以上になる歴史の幕引き、でした。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO16581160Y7A510C1L71000/
地元民としてよくわかるのですが、撤退の理由は、まさにこのリンクした日経の記事にある通りだと思います。
ヒルトン成田が、なかなかの高級感を醸し出しているのに対し、東急は地味で目立たない存在だったので、経営は大変だろうなーと思っていたのでしたが、やはり厳しいものがあったようです。
まだ東急である期間は残っているので、近日中に、お別れバイキングにでも行ってこようと考えています。
ニュースによれば、この成田東急の経営を引き継ぐのは、ホテルマイステイズとあります。
ホテルマイステイズというと、今やビジネスホテルの一大チェーンなので、成田東急もビジネスホテルに変貌していくと考えるのが順当でしょうが、このグループ、昨年後半からリゾートホテルにも力を入れ始め、河口湖に新築で大型ホテルを開業するとともに、那須の大型ホテルで一番とも言えるエピナール那須を旗艦とするナクアリゾーツを手中にし、この春から運営していますので、単純なビジネスホテルでなく一味違ったものに変化することを期待します。
http://www.naqua-resorts.co.jp/
ナクアリゾーツのことについて書き始めると長くなるのでやめますが、こういう話でもないと、持ち出す機会もなかったので、延長線にあるリゾート会員権について書かせてもらいました。