エクシブ購入への道（1）

何回かに渡って、エクシブを購入する際の手続きについて、流れを追って紹介してみたいと思う。これからエクシブを購入する方のために、少しでも参考になれば幸いだ。今日はまず、購入を決めて申し込みに入るまで。

はじめに本稿の前提だが、今回の一連の記事においては、リゾートトラストからの直接購入の手続きを紹介する。もちろんインターネット上で集客している仲介業者からの購入という方法もあり、僕はむしろそちらをお薦めしたいが、エクシブ箱根離宮などの新規物件に関してはリゾートトラストから直接購入するしかない。「直接購入 vs 仲介物件」のテーマについてはかなり重いテーマであるため、別稿としたい。

営業さんの訪問を受ける
まずは営業さんからの商品説明からスタートだ。冒頭の写真はエクシブ箱根離宮の営業用パンフレットだが、配布用のA4版のものと違って、大きく立派なものが用意されている（大きさが分かるようにペンを配してみた）。まだできてもいない建物を販売するのだから、気合が入っている。

僕は検討の段階で、この営業用のパンフレットを贈呈されて手元に保有している。相当乗り気だと思われたのだろうか。このほか、購入検討の段階では、詳細なホテル図面集（購入すると施設全体の図面をまとめたブックレットをもらえる）のコピーなどももらえるはずだ。以前、東京ベイコート倶楽部を検討した際には、プールや駐車場の様子を詳しく知りたかったので、図面を請求したことがあった。

購入グレード、購入タイプを決める
購入したいエクシブが決まったら、まず決めるのはグレードだ。これは予算によるのでおのずと決まるであろう。通常のエクシブは、スタンダード、ラージ、スイート、スーパースイート、の4グレードだが、箱根に関しては少し変わっている（本稿では説明を省略します）。

チェックが必要なのは、同じグレードでもエクシブの場合は契約内容によって値段が異なることだ。箱根の場合はフロアシェアなので、購入する「階」で価格が違う。一般に上層階は高く、下層階は安い。部屋単位の分譲である他のエクシブの場合も同様。さらに浜名湖のようにグレード内で広さが2タイプあるケースもある。

僕の考えでは、グレード内で一番安いタイプ（狭いお部屋や下層階）を買えばいいと思う。他の施設との交換利用の時には、グレード内の差異は影響しないからである。また、流通市場を通じて売却する場合にも、施設とグレード以外の要素はほとんど評価されないように思われる。

ローン払いか現金か
購入するお部屋が決まるとお金の話だ。たいていは営業さんは最初の説明の場に見積もり書を持ってきているはずだ。一般に2通りの見積もりがある。ローンの利用の有無だ。

営業さんはローン利用を強く薦めてくるだろう。お金に困っていない人でも、ローンで先にお金を入れさせてしまって、素早く契約を結びたいという思惑ではないか。

ローン利用の場合、契約時に必要な金額が現金払いの数分の1で済むのだが、現金払いでも建築中のエクシブの場合には、全額を一度に払う必要はない。

エクシブ会員権の価格は、「不動産代金」「保証金」「登録料」の合計だが、現金払いの場合には、契約時に「不動産代金の2割＋保証金＋登録料」を支払い、不動産代金の4割は上棟時（箱根の場合は2008年7月）に、そして竣工時（同2009年12月）に残りの4割を支払えばよい。

えー、話がなかなか進みませんが(^^;、明日は申込書の記入に進んでいきます。