ECOステイ

エクシブ伊豆ではこの7月から、「ECOステイ」と銘打って、連泊の場合に客室清掃を省略する試みをはじめた。コストカットの一貫と取ることもできるが、ここは素直に、ムダを省いたことを評価したい。

僕はかなりの確率で連泊をするのだが(特に伊豆では)、清掃に入られるのは正直ちょっと面倒くさいと感じていた。利用中のお部屋に他人が入るわけだから、出かけるときには片付けてから出ないといけないし、タイミングによっては客室にいるときにハウスキーパーを招き入れなければならないこともある。

連泊の際の清掃をなくして、その分キャッシュバックしてほしい、というのが長年の願いだったと言っても言い過ぎではない。現在あるかどうかわからないが、以前のエクシブ琵琶湖では、まさしく「連泊で1,000円引き」という制度があったのである。

このほど伊豆で導入されたECOステイでは、連泊の場合に、(1 )客室清掃とアメニティ類をすべて不要とする、(2)滞在中の客室清掃不要を不要とする、の2つのうちどちらかを選ぶ、というシステムでスタートした。

「ご協力いただいたお客様へはホテルよりささやかではございますが、【特典】をご用意しております」とのことだ。この特典が一体なんなのか、まだはじまったばかりでわからないのだが、「ラウンジでのソフトドリンク」ってのだけはやめてくださいね。オーナーカードで足りてますから、ぜひケーキをお願いします(笑)。

10 comments

  1. 写真は伊豆に一室だけのHタイプですね。一昨年にこのレアものが売りに出ていて心が動いたものです。
    さて、連泊の時は確かにタオルだけ交換してくれれば十分ということが多いですね。海外のホテルでもECOステイでホテルのグリーン意識を積極的に売っている気がします。
    「ハウスキーピング不要」とやるとハウスキーパーの収入は減るんだろうなと少し心配しながら使っています。

  2. 私もたいてい旅行では連泊すること多く、やはりタオル交換だけで十分と感じています。歯ブラシなども持参していますし、使うのは本当にタオルくらいだったりします。ただアメニティが魅力的だとちょっと心が動きますが。その点、エクシブは、どうせいつも同じですので、いさぎよく「不要」とできるかと。一見さんが多いホテルや旅館とは違うのですから、せめてオーナーの宿泊のときには、アメニティ不要コースなどがあってもいいようにも思います(その分安くもしくはルームチャージ差額なしにしてくれるとか)。
    それにしても「特典」が気になります。

  3. 「影響力の武器 実践編」の冒頭にこういう話が載っています。

    【スゴ本】「影響力の武器 実践編」がやっぱりスゴかった件
    http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/51676074.html

    ■ホテルのタオルの再利用を促すメッセージの工夫

     データを分析してみたところ、ほとんどの客がタオルを再利用している(社会的証明による訴求)と知らされた宿泊客は、ふつうの環境保護メッセージを見せられた宿泊客よりも26%もタオル再利用率が高いことがわかりました。

    この例を参考にすれば、連泊ユーザーがタオル等アメニティの再利用をしていることを紹介したほうが効果的だという話です。
    エクシブのヘビーユーザーであるresortboyさんなどの例を紹介したほうが、RTにとってもメリットがあるでしょうから、そういうところをスタッフにアピールしてはいかがでしょうか。

  4. 大浴場でバスタオルと小タオルをセットで渡してくれますが、私はその場でバスタオルは返しています。使う必要を感じないので。バスタオルの洗濯と乾燥には相当のエネルギーを使うと思います。人によって必要性は違うでしょうから、セットと単品を選択できるように差し出すとちょっとECOになるのでは、と思います。

  5. プールのあるエクシブなら、プール利用者にはバスタオルのサービスがありますが、ECO名目でこれも止められると???ですよね。
    かといって、エクシブのベランダに使用済みタオルがならんでいるのは景観としてどうかなと思います。
    ハワイでは、ベランダに物を干すのは禁止されています。
    エコといっても、本当の問題は原発とこれからのエネルギー政策なのです。
    実は発電施設のある工場(たとえば、多くの自治体の清掃工場はたいてい発電施設があります)はたくさんありますが、商用電源として供給できないことが問題なのです。
    これを供給可能にすれば、電源の問題はほとんど解決しますが、これをやると原発がなくても電源供給可能であることがばれてしまい、原発政策に支障をきたすので公表されていないのです。

  6. 皆さんこんにちは。コメントありがとうございます。やはりエコな取り組みは皆さん受け入れやすいですよね。

    ただリゾートホテルとしては、夢を見せる、っていう面も大事なので(たとえば見込客に対してなど)、オプションとして選べるような仕組みで、各ホテルで展開してもらえるといいですね。もちろん、ちゃんとそれなりの特典はあるべきだと思いますけれど ^^;

  7. ハーヴェストでは、タオル類の交換とゴミ捨てなど簡易清掃の場合、売店で使える500円の
    チケットをチェックアウトの時にくれます。
    ちょっとしたことですが、喜んで使わせてもらってます。

  8. まおさん、こんにちは。なるほど、このハーヴェストのような制度が一番スマートですね。金券500円ならナットク感があります。おみやげを買おうという気にもなりますから、ショップの売上にも貢献するでしょうね。

    というわけでリゾートトラストの方、読んでいらしたらば、前例のあるこの方法をぜひご検討ください。

  9. エクシブ伊豆滞在中の濱野です。
    ECOステイ申し込みました。
    ECO提案1は、「清掃・アメニティ類すべて不要」コースです。
    特典は三択です。
    1.ラウンジランチ30%offチケット(大人利用人数のみ対象)
    2.テニスコート1時間1面無料
    3.ラウンジでのワンドリンク
    このコースは、タオル交換も含めて全くの放置スタイル。チェックイン時に用意されているアメニティ類は使用可ですから、家から持って行く必要は有りません。
    もう一つのコースは、清掃不要でアメニティ類、タオルは部屋の前に置く。というもの。
    特典は二択。ミネラルウォーター2本又はテニスコート1時間1面無料。
    どちらのコースも、部屋に有る専用申込用紙に清掃不要日、コース、希望特典を記入しフロントに持って行くようになっています。

    以上、ご報告まで。
    濱野勝男

  10. 濱野さん、情報ありがとうございます! うーん、個人的には微妙ですが、これはこれで頑張った、という評価をしてあげないといけないでしょうね。頑張って★年ぶりにテニスやるかな、という感じですね。

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