エクシブ軽井沢から、国道18号とは逆側の旧中山道に出て別荘地に入っていくと、昨年の夏にできたばかりの新しいカフェ「キャボットコーヴ」がある。この地では待望久しいタイプのお店であったのだろう。まだ開店してそれほどでもないというのに、多くの利用者がブログで感想を寄せていて、人気の高さを物語っている。
朝6時30分から午後3時までと、営業時間がちょっと変わっている。晴れた日にエクシブ軽井沢からの朝の散歩に出て、その足で朝食をいただく、というのが定番の利用法と言えそうだ。ただし、朝食を食べに行く、という視点で行くにはやや距離がある。あくまでお散歩メインの利用をお薦めしたい。
行ってみると、森の中のひっそりとしたたたずまいが、とてもいい雰囲気だ。まだお店は新しいのだが、自然に溶け込んでいて、ゆったりとした時間を感じる。気候のよい季節はテラス席もお薦めだ。
メニューは朝食主体のシンプルなもので、ドリンク類のほかには、ポップオーバー（後述）とスープのセット、ソーセージやベーコンと卵料理、それにフルーツとケーキ、といったところ。日によってはランチメニューも用意されている。コーヒーや紅茶はポットサービスなのでたっぷりいただけるのもうれしい。
この日はポップオーバーとスープのセットをいただいた。ポップオーバーとは、この店がモチーフとしている米国東海岸のニューイングランド地方で好まれているパンの一種で、イーストなどを用いず、たまごだけでプクっと膨らませたパンのことである。
外はシュー皮のように歯ざわりがよく、中は空洞で、内部はモチっとしている。これにバターとジャムをつけていただく。素朴な味わいがこの店の雰囲気とマッチしておいしくいただける。
またスープがとてもおいしい。この日はブロッコリーのスープだったが、ギュっと詰まったおいしさで、思わずおかわりをしたくなるほどだった。
このパンとスープのセットが600円。コーヒーや紅茶をつけてちょうど1,000円である。ご夫婦お二人でやっているお店なので、混雑しているときはスルーして、ちょっと時間をずらして、空いた時間にのんびりと楽しみたい。
具体的な場所については、以下の記事中にあるGoogle Mapを参考にしてみてください。
resortboyさん
先日は先走ってキャボットコーヴを紹介してしまい失礼いたしました。（笑）というか、行かれてたんですね。記事になって嬉しかったです。
初めてここを訪れたのは今年初めのまだ寒い時期で、その頃はお客さんもまばらでゆったりできたのですが、つい先日訪れたところ結構繁盛していて満席状態でした。まぁ少し時間をずらせばそんなこともないのでしょうが、resortboyさんのブログでまた人気出ちゃうかもですね。（とはいえ、このブログを読んでいる方には是非一度行ってみて欲しいですが。）
ここはポップオーバーやブルーベリー入りパンケーキ、スープなども美味しいのですが、resortboyさんも書かれていた通り、コーヒーや紅茶がポットサービスでたっぷりいただけるのが嬉しいですよね。やっぱりリゾート地にあるお店のサービスってそういうもんだって思うんですよ。
filmareさん、こんにちは。今月僕が行ったときも、お昼どきをはずしましたが、女性グループがランチしていたりして盛況でした。
写真には写っていませんが、暖房は薪ストーブでした。冬にクルマで行って、お茶するのもよさそうです。
キャボットコーヴさんは2022年4月に御代田町に移転され通年で営業されています。新しい名称はキャボットコーヴ MUSEUM TERRACE。御代田町役場隣のメルシャン美術館跡地に「御代田写真美術館」が開業することになり、敷地内にガーデニングショップ、コーヒーハウス、ステーキ店などが先行開業しています。御代田写真美術館の計画概要はこちら（ttps://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/bunkakanko/pdf/92656701_26.pdf）
ざりさん、情報アップデートをありがとうございます。教えていただいた文化庁に掲載のPDFは、非常に興味深く拝見しました。写真を中心にした文化・観光の推進施設の核となる機能の1つが、カフェであるキャボットコーヴさんなんですね。
手っ取り早く状況を把握できる資料として、以下をご紹介しておきます。
「MMoP（モップ）」ウェブサイトのリリースについて ～2022年夏「御代田写真美術館」開館も予定！～ – ニュース – 株式会社アマナ
エクシブ軽井沢に行かれる方は、ぜひお立ち寄りになってみてください。夏休みはエクシブからの送迎が御代田駅に変更になるので、バスを利用してアクセスして、同じ敷地内の以下のお店でワインランチなんていうのもよさそう。
セルクル プリュス 御代田 ｜CERCLE 御代田店
MMoP（モップ）はツルヤ御代田店の通りにあるのでエクシブ軽井沢から遠くありません。近くのパチンコ屋ダイナム御代田店（木造の目立つ大きな建物）が退店した後によなよなエールの醸造所が入りました。今のところ工場見学やタッピングのサービスは提供されていませんが、とても広い駐車場があり今後の展開が期待されます。少し南西には泊まれる別荘展示場のクラスベッソが営業中です。展示場を兼ねているのでチェックインが5時から6時に限定されるのが難点ですがリーズナブルな値段でロフト込み100平米のお部屋に泊まれます。クラスベッソは蓼科の東急リゾートタウン内にも泊まれる展示場があります。御代田町は移住者に人気で人口も増加傾向にあり「西軽井沢」を名乗る施設店舗が増えつつあります。
便数は少ないですが池袋から御代田まで直行する高速バスの便もあるようです。西武バス軽井沢3便（池袋8時10分→軽井沢11時2分→御代田駅11:26分・2200円）帰りは御代田駅15時30分池袋到着18時52分とちょっと遅めの時間になります。
《エクシブ軽井沢でリゾートワーケーション》
懐かしいですね、御代田町！もう９年も前になりますが、私は2013年の６月下旬に１人で「ホテルルートインコート軽井沢」に１週間滞在しました。このホテルは御代田町にあります。
私は、毎日、ここから「エクシブ軽井沢」に通いました。何しに？それは大好きなエクシブ軽井沢の施設を格安で使うためです。朝の10時過ぎにパソコン持参でロビーラウンジ「ミルティーユ」に行き、コーヒーだけ注文して執筆です。今で言うリゾートワーケーションを密かにやっていました。
午後からはウェルネスクラブ「ジェネシス」です。ここの施設はリゾートトラスト社の全ホテルの中で最高だと思います。トレーニングジムでジョギング、筋トレ、自転車等をして汗を流し、室内温水プールで遊び、最後に大浴場に入って仕上げです。嬉しいことに、エクシブオーナーはエクシブ軽井沢に宿泊していなくても「ジェネシス」を1回1000円でビジター利用できました。（注：現在どうなっているか確認していません）
朝から夕方までエクシブ軽井沢で遊び、夕食は御代田町付近のカフェ・レストラン・食堂を点々とし地元の人になりきって夕食を楽しみました。そして、最後は、皆様ご愛用の「ツルヤ御代田店」によって帰宅しました。とっても充実した１週間でした。
ところで、ルートイン軽井沢の宿泊代金ですが、６月のオフシーズンの平日なので、１泊5700円（素泊まり：総額）で泊りました。朝食は500円の追加代金（現在、無料朝食）で和洋のビュッフェ、勿論、豪華ではありませんが、朝食として問題ありません。1階に大浴場があり、朝風呂に入ってからの朝食は最高でした。１人旅なので、コストは夕食・エクシブ利用も含めて1日1万円程度で抑え、エクシブ軽井沢で優雅なリゾートワーケーションができました。
ちなみに、この時、夢中になって執筆していた原稿が、後日、私の書籍『夢の豪華客船クルーズの旅―大衆レジャーとなった世界の船旅―』東京図書出版（2014年4月）として出版されました。この本は完売・絶版となってしまいましたが、現在、アマゾンの電子書籍キンドル版とPOD版（オンデマンド・ペーパーバック）として販売されています。宣伝になって申し訳ありませんが、エクシブ軽井沢で優雅なリゾートワーケーションする裏技紹介でした。
ざりさん、funasan、コメントありがとうございます。
御代田については改めて現地調査が必要ですね。実は以前、以下のような記事を書いたことがあって、エクシブ御代田、なんて揶揄していたんですが（エクシブ軽井沢はぎりぎり軽井沢町なのですが）、御代田は御代田で魅力が増していると。
エクシブ御代田を楽しむ方法 – 1｜エクシブ軽井沢 – resortboy's blog
エクシブ御代田を楽しむ方法 – 2｜エクシブ軽井沢 – resortboy's blog
エクシブ御代田を楽しむ方法 – 3｜エクシブ軽井沢 – resortboy's blog
エクシブ御代田を楽しむ方法 – 4｜エクシブ軽井沢 – resortboy's blog
エクシブ御代田を楽しむ方法 – 5｜エクシブ軽井沢 – resortboy's blog
ついでにこれも紹介しておこうっと。
メルシャン軽井沢美術館が閉館｜エクシブ軽井沢 – resortboy's blog