エクシブ軽井沢パセオができてからというもの、ほとんどのレッドをパセオに注いで、あまり本館に泊まることはなくなっていた。しかし、正直なところ、パセオには飽きてきた部分があって、初夏の軽井沢滞在では久しぶりに本館のスイートをチョイスしてみた。
エクシブ軽井沢のスイートは、他のエクシブのようなウェルカムフルーツやスイーツはないし、水回りはおんぼろで、別にお部屋代が安いというわけではない。どうしても真新しいパセオとの比較では割高感を感じてしまって、ここ数年は敬遠してきたのだ。
それでも、久々の本館スイートは快適だった。3号館に入ってなるべくすぐの左側。中庭に向いたお部屋がお薦めだ。ジェネシス(スパ、プール、スポーツジム)へはすぐだし、ラウンジやレストランへのアクセスもいい。
それになんと言っても、晴れた日には部屋の中まで感じられる緑の木漏れ日が爽やかで、とてもリフレッシュした気分になる。エクシブ軽井沢の中庭は、イマイチ手入れがされておらず、好き放題に木々が伸びている感じなのだが、そこがいい。よく見れば巣箱が設置してあったりして、野鳥もやってくる。ベダンダからそんな自然感覚を味わえるのは、パセオにはない魅力だ。
今回は、パセオからはなかなか面倒で行く気にならなかった夜のプールで泳いだりして、久々にオールドエクシブの良さを満喫した。
ついでにもう1つ。このプールの写真、人が誰もいないのに、奥に監視員がいるのがわかりますか? スポーツ施設としての手抜きのない運営は、当たり前のことながら、立派だと思います!
バルコニーやテラスは無い方がデザインとしてはスタイリッシュに仕上がりますし、存在そのものが古めかしいのかもしれません。しかし個人的にはリゾートにおける「とっても重要な要素」だと考えています!
鳥羽だけでなく、軽井沢の新旧にもこの差がある事には気付きませんでした。
バルコニーは大事ですよね。歯磨きはバルコニーでしたいですよね(僕だけ?)。
バルコニーがあると、排水やら防水やら、防錆やら、維持管理の手間が増えるので(大家目線…)、ホテルとしてはあんまりやりたくないのかな、っていう気がしますね。
海外リゾートでは、バルコニーというかベランダというかラナイとかで朝食を食べるのがちょっとオシャレで、
そのためガーデンテーブルセットを置いてあるところをよく見かけます。
ここでトーストなんかを食べていると、パンくずなんかを求めて小鳥がよくやってきます。ただし、国によっては
野生の小鳥なんかを餌付けすると厳しく罰せられることがあります。