このメインブログでは放射能汚染のことについてはあえて触れて来なかったが、どうにも気になる公式データが公表されたので簡単に紹介しておきたい。軽井沢の放射能汚染に関してのことだ。はたして我がエクシブ軽井沢は大丈夫なのだろうか。

昨日11月11日、文部科学省は福島原発事故に伴う放射性物質の拡散について、航空機によるモニタリング調査の結果を追加で公表した。その中で、ようやく長野県のデータが得られることとなった。

信濃毎日新聞の報道によると、放射性セシウムが1平方メートルあたり軽井沢町で最大7万5千ベクレル、御代田町で同7万1千ベクレルあったことが明らかになったという。

信濃毎日新聞[信毎web] 県内の放射線量 文科省が航空機モニタリング結果公表

エクシブ軽井沢は軽井沢町のはずれで、ちょうど御代田町との境に位置している。チェルノブイリ事故の基準で言えば、1平方メートルあたり3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされた。それを大きく上回る数値が報道されたことになるから、これは看過しておけない。

文部科学省公表の報道発表資料には、汚染状況が地図で図示されているので、それを検証してみよう。非常に荒い画像で場所がよくわからないので、拡大の上、地図要素を重ねてみたものが以下の画像である。

これを見ると、軽井沢町で汚染がひどいのは愛宕山付近であり、旧軽井沢銀座のすぐ裏手は大変な汚染であるようだ。いわゆる軽井沢エリアは全域で1万~3万ベクレルの数値が出ていて、明らかに原発事故の影響が見られる。御代田町で汚染がひどいのは森泉山の南側で、すぐ脇にはグランディ軽井沢ゴルフクラブがある。

エクシブ軽井沢のある辺りは1万ベクレル以下なので、シリアスに考える必要はなさそうであり、個人的には利用を控えるといった考えはない。ともあれ、軽井沢エリアはそれなりに汚染されているということがはっきりした。気になる方はどうぞ原データに当たってみたうえで、上記の地図も参考にしていただきたい。

文部科学省による、岩手県、静岡県、長野県、山梨県、岐阜県、及び富山県の航空機モニタリングの測定結果、並びに天然核種の影響をより考慮した、これまでの航空機モニタリング結果の改訂について(平成23年11月11日)(PDF:4037KB)

一方、エクシブよりも気になるのが東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢である。隣にある大賀ホールでは、先月、一般市民の通告により高い放射線量が確認されたため、10センチほどの砂利を除去し、泥を洗って新しい玉砂利などを敷くなどの除染作業が行われている。ハーヴェスト会員の方は、上記の地図に加えて、このニュースも頭に入れておいたほうがよいだろう。

クラシックファン肝を冷やす 軽井沢「大賀ホール」で高い放射線 (1/2) : J-CASTニュース

8 コメント

  1. 貴重な情報を教えていただきまして、ありがとうございます。都内の高濃度汚染は早い段階から知っておりましたが、軽井沢までは、思いが至りませんでした。放射性物質は、人為的に(トラックなど)かなり拡散が進んでおりますし、そのうち問題になるでしょう。意外な地域に汚染物質が運び込まれていますよ。

  2. 汚染マップで見ると白河はまさに汚染ルート真っ只中。
    こっちの方も心配です。
    私なんかもう放射能の影響なんて知れてますが、子ども達を
    連れていくのは気が引けます。また、利用を控える人が多いと
    リゾートトラストの経営への影響も心配です。

  3. 皆さんこんばんは。DAREさん、いらっしゃいませ。

    エクシブ那須白河のある西郷村は福島県の南の端に位置しているので、汚染状況は言うまでもないですね。それでも、同ホテルの営業再開後、9月末までの営業日、計78日間の客室稼働率は実に62.7%だそうで、大変に驚きました(昨日発表のリゾートトラストの決算短信による)。エクシブ伊豆なんか稼働率は3割台ですからね。

  4. エクシブ軽井沢のオーナーとしましては、今回の調査結果発表にとりあえず安堵しています。青と水色の境目付近ということは、私の居住地域と似たような状況ですから、「これなら自宅にいるのと一緒だろ」と家内を安心させるデータを得たというだけのことなんですけどね。

    まぁ、どんな結果であれ、今後も利用し続けるつもりではいましたが、好きなコンサート会場のひとつである大賀ホールや、行けば必ず立ち寄るアウトレット付近も、ほぼ想定していた範囲内にとどまっているようで何よりでした。群馬県や栃木県に程近い埼玉北部に身を置く私からすれば、旧軽も駅周辺も日常の生活環境と同レベル程度なのですから、敢えて敬遠する理由もない、と。何とも悲しい現実ですけどね。

    ちなみに、15日付の朝日新聞朝刊には、日欧米の研究チームが算出した4月段階におけるセシウム137などの放射性物質拡散状況が、マップ付きで報じられていました。見出しには「西日本・北海道も」という文字も。このマップを見るかぎり、エクシブ軽井沢よりむしろ箱根離宮や伊豆のほうがヤバそうにも見えてしまいます。もちろん東京や神奈川、そして我が埼玉には更に濃い色が….。

    もはや私たちはこの先、老いも若きも腹を括って生きていくしかなさそうです。先日はエクシブ那須白河にも泊まってきました。汚染濃度が高いからといって、これまで世話になった福島や郡山の仕事仲間や友人たちから遠ざかるような生き方はしたくない、と思って今まで通り彼らを訪ね、今まで通り那須白河のエクシブに家族で泊まってきました。

    震災以来エクシブも休館が続いていたことから、1年ぶりぐらいの宿泊となりましたが相変わらず落ち着ける雰囲気で、スタッフの親切な対応も変わりませんでしたし、スパも最高でした。平日でしたが、コースには何組ものゴルファーがプレーしていました。私はゴルフと無縁なのですが、さすがに何時間も芝生の上にいようという気にはなりませんでした。

  5. benさん、こんばんは。コメントありがとうございます。那須白河にも行かれたんですね。我が家はまだ小さい子もいるので、さすがにあのような高濃度汚染地域に行くことはできませんが、夫婦だけだったらぜひ激励に行きたいところです。

  6. resortboyさん、レス、ありがとうございます。
    たしかに、子育てを終えた私たちだから行けるようなもので、子供たちにとっては何とも過酷な地になってしまいましたね。那須白河だけに限りませんが、ほんとに我々大人たちは、とんでもない国土を子孫に残してしまったようです。

    今後チョビチョビと発表されていくであろうデータを通じて、おそらく更に厳しい現状が顕わになるであろうことは想像に難くありません。こんな取り返しのつかない事態を招くに至った過程で、私たちは間接的であれ原発の推進を後押しし、そのリスクに目をつぶっていたことだけは間違いありません。それを思うと、未来を背負う子供たちに申し訳ない気持ちで一杯です。

  7. はじめまして。原発、放射線問題について色々と調べていたところ、こちらのブログにたどり着きました。最後の方のPDFリンク「文部科学省による、岩手県、静岡県、長野県、山梨県、岐阜県、及び富山県の航空機モニタリングの測定結果、並びに天然核種の影響をより考慮した、これまでの航空機モニタリング結果の改訂について(平成23年11月11日)(PDF:4037KB)」がリンク切れになっています。代替ページがありますので、こちらに変更してみてはいかがでしょうか。
    ttp://selectra.jp/sites/selectra.jp/files/pdf/1910_111112.pdf
    リンクを貼るとエラーが出てしまうので、頭文字hを消しております。

  8. hiroさん、コメントありがとうございます。上記ファイル、他の方のサイトに直リンするのも気が引けるので、自分のサイトに文科省のリリースをコピーしてホストすることにしました(記事本文を修正済み)。すでに7年前のことではありますが、忘れずに記録しておくことは大事ですね。情報ありがとうございました。

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