7月に開催した名古屋オフ会のゲスト、funasanことトラベルライターの舟橋栄二さんに聞く「英語は世界を開く」の最終回をお送りします。お話の最後に、英語によってアーリーリタイア後のライフスタイルがどのように「開けた」のかを伺います。英語という観点からは脱線しますが、聴衆の皆さんがご興味のありそうな、ご家庭のプライベートなご様子にも突っ込んでみました。

(第1回の記事はこちら)英語は世界を開く!- 舟橋栄二さん(1)
(第2回の記事はこちら)40代で自ら仕掛けた人生の転機 – 英語は世界を開く!(2)
(第3回の記事はこちら)文法訓練で話せる。だから聞ける – 英語は世界を開く!(3)
(第4回の記事はこちら)英語の生情報を旅や投資に活かす – 英語は世界を開く!(4)

resortboy(以下R):えー、もうあまり時間がないのですが、最後の話題として、こちらのスライド「英語とアーリーリタイア」というテーマに進んでいきたいと思います。

53歳でアーリーリタイアされた舟橋さんの原動力として、英語というものが欠かせなかったというのはとてもよくわかったのですが、皆さん興味があるのは、ご家族との関わり方ではないかと思います。ちょっと立ち入ったことになってしまって申し訳ないのですが。

自分は、舟橋さんがとても自立されていて、ぶっ飛んだ発想で、しかもそれを実践されてしまうところを非常に尊敬しているのですが、今、海外を飛び回っていることについて、ご家族や、アーリーリタイアと絡めて、どういう風なお考えなのかっていうのを最後に聞かせていただけますか。

funasan(以下F):我が家はもう、長男と長女は独立していますから、問題は奥さんです。夫婦というのは子育てをしている時代は共通の目標がありますが、その後にどうやって関係を維持してくかというと、それは結局、「お互い共通でないところの存在」を、「お互いに認める」ということではないかと思います。

「あなたはこういうことをやりたい」「私はこうしたい」と、お互いを尊重しましょうと。

私はアジアを飛び回っていますが、妻はヨーロッパにしか興味がないんですね。それで夫婦で毎年夏休みにヨーロッパに行きます。英語で大丈夫です。奥さんが行きたいところを私が全部手配して、いろいろな策を使ってお部屋をアップグレードしてもらう努力もします。

R:奥さまとの時間以外の多くの時間を、舟橋さんは東南アジアの一人旅で自由に過ごされているわけですが、何をもってしてその自由を得た、という気がしていますか?

F:それはすごく鋭い質問ですね。それはお金です。次に健康。もう1つ言えば、奥さんとの信頼関係。愛なんていうと照れくさいですが。

今「老後に2,000万円必要」などと炎上していますが、年金だけで優雅な老後なんてありえません。私はリーマンショックの前に株や外債を売り抜けて、その後、地方の中古アパート3棟を格安で買ってなんとかなりましたが、普段の投資は負けてばかりで、最後に勝ち逃げした、という感じです。今でも、株やFXをやっていますが、お遊び程度で、経済的には大したことないんです。

それに健康。それから奥さんの意向は無視しない。旅に出る前には必ず了解を取ります。

今、本当にうまく回っているのは、電子書籍の出版に燃えているということもあります。フォートラベルに書いたものを、順次Amazonの電子書籍で自己出版しています。自分で出版できるんですよ。出版費用はゼロで、1冊500円で売っています。70%は印税。これは素晴らしいです。

トラベルライターという肩書を自分で付けていますが、これまでは遊びだったのが、印税が入るようになってきた。インドネシアのジョグジャカルタのような、田舎のエクゼクティブラウンジで執筆活動をしているんですが、心が満たされ、非常に気分がいい。

エクゼクティブラウンジにいると、若いスタッフが来るので英語で話します。そこでジャカルタポストにはこう書いてあるけど、あなたはどう思うか、と議論をする。英語力がそういうところまで行くと、現地の新聞や現地のスタッフを通じて、アジアが見えて来るように思います。

(この稿終わり)

(対談の収録は、2019年7月に名古屋市の芸術創造センターにて行われました。舟橋さんが執筆した「英語は世界を開く: 挫折の連続で分かった大人の英語学習法」は、Amazonで好評発売中です)

英語は世界を開く: 挫折の連続で分かった大人の英語学習法

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