エクシブ京都八瀬離宮のローエンドコース

率直な話をすると、今のエクシブで一番コスパの高いホテルは、エクシブ京都八瀬離宮だと断言できます。オールドエクシブからさらに豪華路線を歩を進め、「離宮」を名乗る第一弾となったホテルです。

このホテルには、箱根離宮以降で採用された中二階的なグレード設定もなく、グレード内でのお部屋タイプは基本的に統一されており、また基本に忠実にお部屋ごとの共有制で販売されました。離宮を名乗りながらも、むしろオールドエクシブに近い。かつてのエクシブの基本設計の良さを残した、過渡的な存在のホテルと言えます。

ですから、お部屋代も今にして思えば極めて安いのです。例えばスタンダードグレードのお部屋では、12,500円(税別)で5人まで泊まれますから、1人2,500円からという驚くべきコストパフォーマンスが、離宮シリーズの中に現存しているのです。

そのせいかどうかわかりませんが、オールドエクシブにある5,000円(税別)という価格のコースディナーが、このエクシブ京都八瀬離宮にもあります。

メインダイニングのフレンチ「ボナキュー」に対して、カジュアルレストランとして位置付けられているイタリアン「トラットリア ジョバーノ」で設定されている、ショートコース「カプリコルノ」がそれです。ショートと名乗っていますが、けっこうボリュームもあって、お酒を楽しみながらであれば十分だと思います。

ただし、他のエクシブでも同様ですが、ローエンドのコースですから、前日までに予約をしなければなりません(当日注文はできません)。

では、先週の8月20日まで提供されていた夏メニューについて、以下に紹介してみたいと思います。

まずオードブルは、真鯛と海老のタルタルでした。右側の緑の盆栽のようなのがタルタルです。盛り付けはちょっともう少しうまくできた気がします。

続いてのスープは、トウモロコシの冷製スープでした。冷製ですから涼やかですが、とても濃厚な味わいで満足。

次に、このショートコースでは、ここでパスタが出ます。この日のパスタはアマトリチャーナでした。パスタは細めのスパゲッティーニ。見ての通りのシンプルなパスタですが、茹で具合が絶妙でした。

メインディッシュは牛フィレ肉のグリルでした。シンプルで外連味なく、いっしょに頼んでいたスパークリングの赤ワインともマッチしてよかったです。

最後にデザートで、クレープとアイスクリーム。もちろんコーヒーも出ます。

このコースのコスパもなかなかのものですが、けっこうリーズナブルなワインもいくつかありました。意外なほど気軽に楽しめるよいレストランだと思いましたよ。

ぜひ、このコースはやめないでね。また行きます。次は持ち込み料を払ってボトル持参かな?

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