休日昼間割引で秋の京都へ

9月20日からETCの割引制度に「休日昼間割引」が加わった。軽自動車と普通車が対象で、入口または出口を休日(土日祝)の午前9時~午後5時までの間に通過する100km以内の走行が半額になる。ちょうど通勤割引の休日版といったもので、同様に東京・大阪近郊の大都市近郊区間は割引対象外だ。

通勤割引と違うのは、1日に2回まで適用できるという点だ。午前9時までのETCゲート通過が必要な通勤割引と条件が重なる場合には、通勤割引が適用になるという。ということは、これまでの「早朝夜間割引」「通勤割引」に加えてこの「休日昼間割引」を利用すると、100km以内の走行を繰り返すことで、かなり遠くまで高速料金を半額にすることができそうだ(実際には乗りなおす度に基本料金的なものがかかるため、半額よりは高くなる)。

例えば、東京から京都に行く場合に使ったらどうなるだろう。さっそくシミュレーションしてみよう。

東名東京料金所を6時前に通過するようにして、東京から裾野(93.8km)を早朝夜間割引でカバーする。裾野で乗り直して吉田までの91.8kmを通勤割引でカバー。

ここまででまだ9時にはなっていないはずだから、吉田で乗りなおすときにETCカードを差し替えて(ETCカードを複数枚用意するのは常識である)、2度目の通勤割引を使う。吉田から94.6km走って音羽蒲郡に到着。ここでは9時過ぎとなるだろうから、以降を新設の休日昼間割引で走行する。

次の乗り降りは鈴鹿ICで音羽蒲郡から93.7km。休日昼間割引はもう1回使えるのでゴールの京都東ICまでの69.6kmをそれでカバー。渋滞については考慮していないけれど、うまくすれば深夜に走行しなくても東京 – 京都東の443.5kmをすべて半額走行の積み重ねで走破することができそうだ。

(全体ルート情報)
東名高速道路
304.1km
(豊田JCT)
伊勢湾岸自動車道
51.3km
(四日市JCT)
東名阪自動車道
23.6km
(亀山JCT)
新名神高速道路
49.7km
(草津田上)
名神高速道路(大津支線)
1.2km
(草津JCT)
名神高速道路
13.6km
京都東

5 comments

  1. こんにちは。
    秋の京都いいですね。
    今年は紅葉が早そうです。昨年は11月23日では、まだまだでしたが今年は22日からの連休が見ごろかと?思います。
    昨年は見ごろを外したので、一週間ずらして29日に予約しましたが、キャンセル待ちです。

  2.  こんばんわ
     いつもお得情報ありがとうございます。休日昼間割引の詳細がわかり、本当に助かります。早速、作戦練って紅葉見物に行きたいと思います。
     以前、名古屋方面から東名阪を走って鳥羽に向かう時、通勤割引を利用しようとして、いったん亀山ICで降り、再び亀山ICから入ると、なんと名古屋方面への一方通行となっており、逆噴射と言う大変痛い目に遭いました。(泣)  ここでは伊勢関ICから入らないといけないんですね。ご注意下さい。
     それにしても、素晴らしくいい感じのフォトですね。京都に行くのが待ち遠しいです。
     

  3. たーさん、もーさん、こんばんは。10月になり、紅葉狩りの予定を真剣に考える時期になりましたね。

    亀山ICはハーフインターチェンジなんですね。僕も気をつけたいと思います(^^)。

    本文に書き忘れましたが、写真はエクシブ京都八瀬離宮の「きらら橋」です。

  4.  こんばんわ
     この連休、京都八瀬に行ってきました。大原方面を観光するため、琵琶湖大橋経由で、渋滞もなくスムーズ行けました。(京都東I.C出口は3キロ程渋滞)ところが大原の三千院は、まだ色付き始め程度ですが、ものすごい人。人気スポットだけに、じっくり観るには早朝行かないとダメかな?
     一方、八瀬離宮内は比較的色付きも早く、赤黄緑のコントラストが見事でした。紅葉本番も、もう少しでしょうね。
     ETCの休日昼間割引もしっかり利用してきました。ありがとうございました。

  5. もーさん、京都からお帰りなさい。大原三千院は大混雑でしたか。途中トンネルからエクシブ京都に向かうには、ここを避けるコツがあるので、今度記事にしたいと思います。

    ETC割引情報もご活用いただきありがとうございます。例の経済対策1,000円プランが実現すると、この情報も用無しとなりそうです。

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