マカオのコンラッド(Conrad Macao Cotai Central)のDeluxe Suiteのお部屋を紹介する2回目です。お部屋全体をウォークスルーした前回に続いて、今回は水回りと設備を紹介します。
バスルームはベッドルームのさらに奥にあって、リビングとは完全に区切られています。トイレはリビング側にもあって(計2つ)、かつバスルームの中のトイレも別室になっているので、2人で使うお部屋としては最も念入りというか、使いやすい構成になっています。エクシブでもSグレードの1ベッドルームが、似た作りになっていますね。
キンキラキンのマカオにありながら、見ての通り、エクシブ山中湖にも通ずるようなオールドエクシブのような落ち着いたつくりで、日本のコンラッドとはかなりテイストが違います。
バスタブは日本人にも使いやすいスタンダードなもので、テレビも備わっていますので、のんびりとバスタイムが楽しめます。
こちらは別室のトイレの扉と、シャワーブースです。配置は逆の方が使いやすかったような気がします。
トイレは広々としています(お部屋の入り口横にあるトイレはもっと、というかやたら広大ですww)が、なんとシャワートイレではありません。
バスアメニティは日本と同じでデフォルトではアロマセラピー・アソシエイツでした。ただ、日本のように他ブランドのものを頼むと持ってきてもらえるのかは試していません。
さて、個人的に最も特筆すべきと思っているのはコンラッドダックです。マカオらしく黄金のくちばしに、中にダイスが2つ入っています。
コンラッド東京のダックにはクラウンがあるんですがどうしちゃったんですかね(笑)。コンラッド大阪のダックにもないので、クラウンは東京仕様?
バスルームは以上ですが、ドールつながりで、コンラッドベアの話に行きます。
ターンダウンのときにいただけるコンラッドベアですが、期待どおりにゴールドベアでした(^^)。日本のベアと比べると一回り以上大きいです。個人的には、これ以上の旅のお土産はないんじゃないかな、という気がしました。
このターンダウンのときにはスリッパを出してくれました。
ごていねいに男女別で、サテン地にウレタン底という、使い捨てには惜しい一品なのでお持ち帰りにどうぞ。
また、ターンダウンのときにはベッドサイドにお水を追加してくれますので、最初からあるやつを節約して飲まなくても大丈夫です(笑)。
次にティーサーバー周りに行きます。スイート滞在なのでラウンジアクセスが付きますので、使ってはいないのですが、ネスプレッソが備えられていました。
淹れるコーヒーの種類に合わせて大小のカップが選べるのが気が利いていますね。シティホテルの上級ルームではネスプレッソは定番と感じるので、エクシブでもスイート以上などでいいですから導入して、追随してほしいところです。
コーヒーのお茶請けですが、パパブブレ(papabubble)製のハンドメイドキャンディーが置いてありました。
(公式)papabubble
これは別にヒルトンオナーズの上級会員向けのベネフィットではなく、このタイプのお部屋には標準装備のようです。
この飴、要するに金太郎飴の小さいやつなんですが、よく見ると断面に、極小文字で「Conrad Macao」って描かれているんです。まぁこんなところにまで、と、手の込みように凄みを感じます。もったいなくて食べられません。
スマホ関係に行きます。香港やマカオでは多くのホテルで持ち出せるスマホがお部屋に装備してありますが、このお部屋にもありました。
世界規模でそのサービスを提供しているのが「handy」という会社です。最近では国内でも見かけるようになりました。僕はSIMフリーのAndroid機を新調して持っていったので使っていませんが、家族全員に現地SIMというのも大げさでしょうから、お子さんなどと別行動のときには便利でしょうね。以下の記事が参考になります。
ホテルの客室に通話・データ使い放題のスマホ「handy」日本進出 – ケータイ Watch
ベッドサイドの目覚ましはBluetoothスピーカーでした。スマホとつないでお気に入りの曲を聞けるのはいいですね。
こういうのは投資額も少ない(1つ数千円)ですから、早くエクシブにも入れてほしいアイテムです。
お部屋からの景色も追加しておきましょう。向かいはセントレジスです。下を見るとプールが見えます。
段差が付いている上側のプールがセントレジスのプールで、左に見える下側のプールはコンラッドと同じ建物を共有しているホリデイインのプールです。コンラッドのプールは反対側(シェラトン側)にあって、シティビューのお部屋からは見えません。
というわけで、夜も更けてまいりました。あと1週間を乗り切ればお正月休みですよ、みなさん。ではおやすみなさい。