格式ある格安ランチ

今でも大事にしている僕のバイブル「極楽スキー」（1987年刊）の軽井沢プリンスの稿には、「プリンスに泊まり、ほどほどにスキーをして、万平ホテルにお茶しに行く」みたいな記述がある。泊まるのはプリンスではないけれども、20年の時を超えてそいつを実現してみるか、とちょっと調べてみた。

ところが残念なことに、万平ホテルは昨日1月16日の午後から2月9日午前まで、全館休館という。その代わりに、とびきりの情報を仕入れたので紹介したい。

写真はあまりにも有名な万平ホテル メインダイニングのステンドグラスである。このメインダイニングは、創業当時から続く軽井沢きっての格式あるフレンチレストランだ。さすがにいいお値段で、ディナーコースだと大体1万円程度からである。

そのメインダイニングでのランチが、2月9日～2月28日までの限定で、税サ込2,007円でいただける「2007yen ランチフェア」が開催される。うーん、これはカレー（2,080円）よりも安いですよ。

2,007円の中身は、というと下記の通り。
・百合根のスープ　鶏のそぼろあん入り
・金目鯛のオリーブオイル焼き　アメーラトマトと海草サラダ
・北軽井沢の自家製パン
・紅玉りんごジャム入りの温かいクレープ
・ブレンドコーヒー

内容はそこそこだろうけれども、あのダイニングでの重厚な雰囲気を味わいながらのお食事と考えたら、とびきりのディスカウントと言える。

Mグレードなら2月の休前日でもルームチャージ差額なしで使える、エクシブ軽井沢の「冬の満喫プラン」と併せて、ひとり旅なんかには最適のランチでは？ 冬の軽井沢はおトクですね。