暗い室内をキレイに撮れるカメラを導入

最近、新しいカメラを導入したので、今日はその作例をご覧にいれたい。とかくエクシブは薄暗いところが多くて、手ぶれが避けられないが、僕の新しいカメラは、撮影素子にソニー製の「Exmor R」という「裏面照射型CMOSセンサー」なるものが採用されていて、暗い場所での撮影に強いのだ。

まず最初の写真は、おなじみのエクシブ蓼科、夜のエントランスホールである。ここでの写真撮影がいかに難しいかは、体験した人ならわかるだろう。

もちろん手持ち撮影であり、三脚を使ったというオチではない(この後の写真もすべて手持ちだ)。シャッタースピードは25分の1で絞り値はF2.4、ISO感度は1600である。

次はもっと暗い、ラウンジの一番奥のコーナーだ。写真映えするように明るく補正してあるが、ほとんど真っ暗な場所なのにディテールまでキレイに撮れている。

次は手元のコーヒーを撮ってみた。わざと発光するPCを入れて、暗いところから明るいところまでのレンジを広く取ってカメラの性能を試してみたのだが、なかなかバランスよく、見たとおりに表現できていて感心する。

最後にチャペル「虹の教会」の夜の風景。この春から、どういうわけか1980年代の暴走族文化を連想させる趣味の悪いライティングが導入されたので、その様子も併せてご覧いただきたい。

どうでもいい話だが、このピカピカ光るライトを見た瞬間、僕の頭の中では嶋大輔の「男の勲章」が脳内再生されてしまったことを付け加えておこう。

最後にカメラの紹介だ。僕の裏ブログを読んでいる方は察しがついたと思うが、これらの撮影はすべて、NTTドコモのスマートフォン「Xperia ray SO-03C」で行った。つまり、皆さんも普通にお持ちのケータイのカメラで撮ったものである。

新品 SO-03C(Xperia ray) ホワイト 携帯電話 白ロム ドコモ docomo

Xperia rayのカメラは810万画素であり、それほど特別にカメラに力を入れたモデルというわけではなく、ガラケーも含めていま売られているモデルの標準的な仕様ではないかと思う。

スマホがいろいろなものを飲み込んでいく世の中に僕らは生きているが、すでにデジタルカメラの存在意義は非常に狭いものになってしまっていると言わざるを得ない。充電のこと、撮影後のアップロードのことなどを併せて考えると、ケータイのカメラとバカにせずに、使いこなしを練習して、もうスマホに集約してしまうのも一案だと思わされた。

4 comments

  1. 私の意見はむしろ逆で、PCでもスマホでも何でもデジタルガジェット全般に言えることですが、あまり複合機に集約しすぎると、その機械がなくなったり壊れたときにデータも含めて全部お釈迦になるリスクが高くなります。
    デジタルガジェットそのものの値段はどんどん安くなってきていますが、逆に耐久性はどんどんなくなってきています。
    さらにどんな高性能で高品質なガジェットでも、メディアや電池の耐久性や入手製に問題があり、気に入っている
    機械でも使えなくなってしまったものは枚挙に遑がありません。スマートメディアとか。

    むしろ割り切った単機能でシンプルな機種の方が使い勝手もよいものですよ。

  2. スマホはどうせ常時ポケットに入っているものだし、それでこれだけの写真が取れるのなら、もう一台邪魔ものを持っていく必要はなさそうですね。一眼を併用する意味はあるかもしれないけど、コンデジを併用する意味は確かになさそうに感じます。

  3. 撮影旅行でもない限り、家族連れでエクシブを中心に楽しむ場合、できれば身軽にしておきたい。そんな気持ちもあって、最近は一眼レフもお留守番ばかり。もっぱらコンパクトなデジカメだけで済ませるケースが大半です。それでも性能的には必要十分で、高倍率ズーム付きの機種でも室内外ともにスナップ程度なら全く不満はありません。

    さらに身軽さを追求するなら、スマホや携帯のカメラでも十分なんですよねぇ。私は光学ズームに拘るが故にコンデジ止まりですが、家内や娘が携帯で撮った画像を見ると「これでも十分だな」と、つくづくそう思います。それならいっそ、ミラーレスとソマホを使い分けるようにしたほうが幸せになれるかな?とも思いながら、ミノルタ→ソニー派の私は、NEX-7 のカタログを見つめ続ける今日この頃です。

    それとも今の路線を継続するならコンデジの最新機種に買い替えるべきか。kuchibirusenseiさんのおっしゃる通り、万一に備えて電話とカメラは別にしておきたいという気持ちもあるんですよね。ただバッテリー切れさえ注意しておけば、どのカメラも幸か不幸か故障なく働き続けてくれるんですよ。だから、いずれにしても買い替えの口実に困るわけでして。

  4. みなさんこんにちは。

    確かにいろいろと壊れやすくなっていると思うのですが、むしろ、壊れるのが前提、もっと言えば、デバイスはなんでもかんでも使い捨て、ということなんだと思います。データはクラウドに置いて、壊れたら別のデバイスを同期して何事もなかったように使い続ける、というような。

    ちょっと脱線しますが、明日、「由良拓也デザインのiPhoneケース」ってのが発表予定なんです。これは実は、iPhoneに広角と望遠レンズを装着するために作られています。ジュラルミンの削り出しで手作りしているそうですが、いったいいくらするんだろう。

    ムンクラiPhoneケース: ゆらたく屋ブログ

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