圏央道が湘南へ 首都高中央環状線も全線開通

先週末、2つの大きな道路開通ニュースがあったのでまとめておきたい。圏央道が延伸し湘南エリアとつながったことと、首都高中央環状線が全線開通したことである。

まず圏央道の方だが、3月8日の日曜日に海老名ジャンクション(写真)と寒川北インター間が開通したことで、鎌倉や江の島といった湘南エリアが、東名はもちろん中央道や関越道からもアクセスしやすくなった。


(出典:NEXCO中日本)

リゾート的観点から言えば、蓼科や軽井沢といった避暑地とシーサイドリゾートである湘南がつながったことで、夏場の過ごし方に新たな視点が得られるかもしれない。

今年は圏央道の開通ラッシュの年で、今月29日には埼玉の久喜白岡ジャンクションと茨城の境古河インター間が開通する。さらに5月頃までには、千葉の神崎インターと大栄ジャンクション間も開通する予定となっている。


(出典:関東地方整備局)

一方の首都高だが、3月7日の土曜日に、首都高の大橋ジャンクションと大井ジャンクション間、9.4キロが開通した。


(出典:首都高速道路)

これによって首都高の中央環状線(C2)がついに全線開通した。豊島区から品川区まで伸びた地下トンネルの総延長は18.2キロで、日本最長の道路トンネルとなった。

9 comments

  1. 圏央道の新区間が開通した翌日、さっそくリゾーピア箱根への往復に利用してみました。自宅に近い関越道・花園ICから茅ヶ崎海岸ICまで僅か1時間あまり。箱根へ向かう途中に大磯の海鮮料理屋で昼食など、我が家からのルートでは考えられないコースだったのですが、小田原厚木道路より景観に優れた魅力ある選択肢が新たにひとつ増えました。圏央道のおかげで、伊豆箱根方面へのリゾート旅行は本当に行きやすくなりました。

    箱根からは、パークウェイ経由で幕山公園の湯河原梅林で見頃の梅を堪能し、石橋ICから往路と同じコースで戻ってきました。ご指摘下さった根府川の渋滞も信号待ち1回で無事通過できた上に、西湘バイパス終点から茅ヶ崎海岸ICまでの国道も4車線化が完了したおかげで全く渋滞知らず。青空に映える相模湾を眺めながら、心地よいドライブを楽しめました。これでますます、湯河原離宮の完成が楽しみになってきました。

    ちなみに首都高C2品川線はまだ未体験ですが、仕事の関係で衆に一度は五反田に車で行くため、そのトンネルを使うにしろ山手通りを行くにしろ、少しは渋滞が緩和されて楽になってくれればと期待しています。さらに先の東京ベイコート倶楽部へ行くには最高のルートが用意されましたので、これはぜひ開通記念に泊まってこなくちゃと思っています。

  2. benさん、さっそくの実走レポートありがとうございました。特に、国道134号の4車線化完了についてご指摘いただきまして、僕の記事の不備を大いに補足していただきました。以下は、3月1日に開通となった、国道134号4車線化整備事業(平塚~大磯間)の概要図です。


    (出典:神奈川県 県土整備局 平塚土木事務所)

    本当に今年は道路の当たり年ですね。個人的には、西湘バイパスの活用にもっと注目したいと思っています。

  3. 毎年、エクシブ軽井沢を初滑りスキー時に利用してます。
    湘南方面からは、特に復路での練馬IC渋滞に心乱されないのが嬉しかったです。移動時間の変化は劇的とは評価しきれませんが、、。ただ、旅程における高速料金は近隣エクシブでは軽井沢がトップになりました。
    今はカーナビのDATA入れ替えのタイミングをはかっているところです。

  4. resortboyさん、皆さま、こんばんは!!

    山手トンネルの全線開通は、日常の移動のルートとしてもアクセスが格段に良くなりました。
    道さえ空いていれば、新宿(中野長者橋)までも10分。羽田空港も近くなりました。

    道路とあわせて、JRの上野東京ラインも3月14日に開業します。
    https://www.jreast.co.jp/hitachi_tokiwa/uenotokyoline/pdf/uenotokyoline.pdf

    群馬、栃木、茨城方面から熱海方面のアクセスも良くなりますね!!

  5. 首都高速中央環状線が全通したので、横浜の自宅から中央高速八王子JTCまで行くのに、首都高速を使うのと圏央道を使うのとでは、どちらが、どれくらい早いか実験してみました。
     自宅を昼頃出て、三ツ沢から首都高速に入り、大井JTCから環状線に入り、西新宿JTCから中央高速に入って八王子JTCまで、所要時間は90分。
     そのまま、八王子JTCから圏央道を南下して海老名JTCから東名高速に入り、横浜町田インターを降りて自宅まで60分。
     両者とも渋滞は全くなかったのですが、圧倒的に圏央道経由の方が早いようです。
     あとは、渋滞がどの程度影響を及ぼすかです。

  6. 先ほどのコメント中、JTCはJCTの誤りでした。お恥ずかしい。

  7. これらの道路の開通と相前後してJRの上野―東京ラインも開通しました。私が予想していなかった大きな変化を生んでいます。湘南に住む私が乗るのは「東海道線上り東京行き」でした。東京が終点でそこから先は何か別世界という感じでした。これが一変し、「東海道線上り東京行き」がなくなり、「上野ー東京ライン上野行き」などと表示されるようになり(車内アナウンスでも「上野-東京ライン上野行き」と言っています)、行先表示も上野・小金井・高崎・古河・前橋・黒磯・深谷と多彩になりました。何やら、東京駅という壁がなくなってその向こう側が見えるようになった気分です。ちょいと行ってみようかという気分にもなります。
     調べたら、上記の目的地から逆方向に向かう列車も小田原・国府津・熱海・沼津・伊東行きなどとなっています。向こうの方々にもこれらの観光地がぐっと身近に感じられるようになったことでしょう。「(国府津ってどこだ?」かな?)
     ところで、東京から乗った下り線では従来通り「東海道線小田原行」と車内アナウンスしています。東京が始発駅ではなくなったので、一電車遅らせて座って帰るという手も使えなくなりました。

  8. 向こう側にいる者にとっても、全く同じ気持ちです。我が家は埼玉北部ですので高崎線沿線ですが、同様に上野駅の向こう側が一気に開けたような気がします。これまでも新宿湘南ラインが1時間に1本、小田原や国府津と結んでいましたが、今月からは特急や一部列車を除く殆どが東海道線と直接つながりました。

    北行き下り線の乗客にとっても、上野駅から確実に座って帰れるチャンスが激減したことだけは残念ですが、それでも初登場となる熱海行きや伊東行きの表示を見ると、思わずそのままエクシブやリゾーピアに行ってしまいたくなるような、これまでにないワクワク感をもたらしてくれるのは楽しいことです。湘南方面にお住まいの方々も、那須白河や軽井沢への距離が多少なりとも縮まったのではないでしょうか。

  9. 海老名JCTについては、いろいろ意見が出ていますね。
    http://trafficnews.jp/post/38756/

    またC2の全面開通で、これまでなかった渋滞が発生しています。
    例えば、以前から起きていた板橋~熊野町間の渋滞がむごくなり、週末では渋滞の最後尾が西池袋を超えるようになってきました。

    開通による渋滞発生を考慮したベストルート再選択が必要になりました。
    しかし、海老名のように避けにくい渋滞ポイントもあり、先日の根府川信号回避と合わせて、これまでとは違うルート開拓がもとめられそうです。

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