Chromebookに首ったけ

思うところあって、ChromebookをメインのPCにできないかと試行錯誤中です。もちろん、特定業務向けのソフトなど、Windows環境でないと動作しないものがあるのは事実ですが、ブラウザーでの情報収集やブログ書き、写真の整理や編集といった日常の作業は、もうChromebookで十分なのではないかと思うのです。

Chromebookというのは、Googleが推進しているChrome OSで動作するノートパソコンのことです。乱暴に言うと、WebブラウザーのChromeとそこで動作するWebアプリで何でも済ませてしまおう、というコンセプトのPCですが、最近ではAndroidのアプリも動作しますし、内蔵のLinux環境でGUIソフトもターミナルも動きます。

冒頭の写真に写っているのが、僕が最初に買ったChromebookです。ASUSの「ASUS Chromebook Flip C214MA」という機種です。

ASUS Chromebook Flip C214MA | ノートパソコン | ASUS 日本

当初の僕は、ChromebookをあくまでPCの補助的なものとしてとらえていました。そのため、カフェやホテルに持っていくのに便利なように、小型で持ち運びに向く耐久性のある機種がいいだろうと思って、学校の授業で乱暴に扱ってもいいように作られたこの機種を選択したのでした。

以下、皆さんのご参考になるように、自分がこの機種を購入してわかった、Chromebook選びのコツみたいなものを、3つの視点で情報を整理してみます。

1)Chromebookには機種ごとに「寿命」が決まっている

まず、Chromebookは機種ごとに「寿命」があるということです。Windowsの場合には、OSを入れ替える(アップグレードする)ことで10年くらいは使えることが珍しくありません。十分な性能がありさえすれば、寿命を決めるのはその機種のハード的な寿命であったり、利用者の判断で決まるものであり、買ったときに「この機種はいついつまでで終了します」ということはありません。

しかしChromebookの場合には、OSを提供しているGoogleが、機種ごとにその機種へのアップデートをいつまで提供するをあらかじめ決めています。これを「自動更新ポリシー」と言い、以下のページでは販売されたChromebookがいつまでサポートされるかが明記されています。

自動更新ポリシー – Google Chrome Enterprise ヘルプ

もちろん、この期限を過ぎたら使えなくなる、ということでは必ずしもありませんが、インターネットに接続して利用するのが前提のChromebookにおいては、OSが更新されなくなるというのは致命的であり、それは「寿命」と同義と言ってよいでしょう。

ですから、Chromebookは購入する前に上記ページでその寿命を確認して、納得してから購入する必要があります。例えば、終売品のChromebookが「アウトレット」などの扱いで格安で販売されていたとしましょう。そうした機種でいくらスペックが魅力的だったとしても、自動更新ポリシーの期限が短いのであれば購入するべきではないでしょう。

同様の理由で、Chromebookにおいては中古品の購入も避けるべき、ということになりますし、新しい機種を新品で買うのが基本になります。

2)Chromebook製品の類型

販売されている主なChromebookを乱暴に類型化してみると、以下のようになるでしょう。Amazonのランキングを参考に、代表的な機種も挙げてみました。

・10インチ程度の2 in 1的なもの
10インチクラスの液晶を持ったフルHD液晶搭載のモデルで、キーボードが取り外せるタイプ。タブレットとPCの2つの用途で使えるため、「2 in 1」などと呼ばれます。

B0895WXXKL
【Amazon.co.jp 限定】Google Chromebook Lenovo ノートパソコン Ideapad Duet 10.1インチ 日本語キーボード WUXGA MediaTek Helio P60T 4GBメモリ 限定スペック 64GB eMMC モデル

・12インチ程度の格安なもの
1つの主力であるのはこのジャンルで、遅いCPUに4GB RAM、フルHDでないローレゾな液晶、といったスペックが特徴です。

B08961BMVG
Google Chromebook Lenovo ノートパソコン IdeaPad Slim350i (11.6インチHD Celeron 4GBメモリ 32GB SSD 日本語キーボード)

・12インチ程度で画面が360度回転するもの
上記の変形で、画面がぐるりと回転するタイプ。普通のノートPCのように使うほかに、山形にして立てて使ったり、キーボードをひっくり返してタブレットのように利用することができます。こうしたタイプは「コンバーチブル」と呼ばれます。

B08GS9NXNC
【Amazon.co.jp 限定】 Chromebook Acer 11.6型 ノートパソコン Spin 311 MediaTek M8183C 4GBメモリ 64GB eMMC 360°ヒンジ 日本語キーボード タッチパネル搭載 CP311-3H-A14P

・格安なもの及び画面が回転するものの14インチまたは15インチバージョン
14インチ以上のクラスになると、液晶はフルHDになります。しかしRAMは4GBどまりで、CPUも遅いです。

B091Q3SBG9
【Amazon.co.jp 限定】 Chromebook Acer 14型 ノートパソコン CB314 Celeron N4020 4GBメモリ 64GB eMMC フルHD IPSパネル 日本語キーボード CB314-1H-NF14P

ここまで紹介したものは、下は2〜4万円もあれば買えます。RAMが少なくてCPUも遅いと書きましたが、Chrome OSはWindowと比べると軽快ですし、Webアプリが中心で重たい処理、例えば画像処理などはサーバー側で行うため、こうした格安Chromebookでも十分実用的です。

・ビジネス向けの高級Chromebook
8〜10万円以上する高級Chromebookも存在します。これらはCPUもRAMも、またSSDの容量などもWindows向けと同等で、値段もそれなりです。こうした機種はChromebookそのもので重たい処理を行いたい場合に、積極的に検討されるべきものです。

B08PD4BGMK
【Amazon.co.jp 限定】Google Chromebook HP ノートパソコン インテル® Core i5 8GB 128GB eMMC 14インチ ブライトビュー・IPSタッチディスプレイ 2in1 コンバーチブルタイプ 日本語キーボード HP Chromebook x360 14c (型番:1P6N1PA-AAAA)

それはどういうシーンかというと、Chromebookでブラウザー以外でのアプリ利用に重きを置くような使い方です。ChromebookにおいてはLinux環境が使えますので、Linux向けのGUIソフトも動きます。例えば、ChromebookだとWindowsで言うOfficeに当たるものはGoogleの各種アプリをブラウザー上で利用することになるのが普通ですが、そうではなくて、Linux上でLibreOfficeを使う、という選択肢もあるのです。

(参考)ChromebookのLinux環境(日本語)セットアップ – ガジェマル

3)とても気に入ったC214MAを手放す理由

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【リファビッシュ】ASUS 11.6型 Chromebook Flip C214MA [C214MA-BU0029] (Celeron N4000 1.1GHz/ メモリ4GB/ eMMC32GB/ Wifi(ac),BT/ Chrome OS)

このC214MAという機種はいろいろと納得ずくで購入してとても気に入ったのですが、最終的には手放すことにしました。理由は画面の解像度です。

この機種のディスプレイは、11.6型の1,366×768ドットというスペックです。手頃な大きさや、耐久性のあるつくり、電池の持ちなど、他の部分に関してはとても気に入ったのですが、画面のローレゾさがちょっと耐え難かったんですね。

カフェやホテルなどに持っていくサブマシンとして購入したのでそれでいいと思ったのですが、上記のようにLinuxのGUIソフトも入れてメインマシンとしての利用も視野に入れられるとわかった段階では、フルHD以上でないと厳しい、というのが結論でした。

というわけで、2台目に買ったChromebookでこの記事は書いていて、画像編集の環境なども整備してみました。その2台目の利用環境については、また今度。もう少しノウハウがたまったところで記事を書こうと思います。

5 comments

  1. 私の場合重い作業は、デスクトップで行うので、エクシブに持って行くのに、箱体重視
    出来れば英語キーボード。ネット閲覧が主なので、メモリ容量を考えて、CPUが非力な
    のに妥協して、TECLAST F7Sってのに手を出しました。

    ボディーがアルミニューム合金なんですね。掲載OSはWindows10Homeでした。

    banggoodで、24318円でした。スペックは

    CPU:Intel Celeron N3350
    RAM:8GB
    ストレージ:128GB eMMC(SSD M.2 2242/2280 拡張可能)
    ディスプレイ:14.1インチIPS(1,920 × 1,080)

    届くと、綺麗!。 立ち上げると、重い! とてもじゃないがWindows10では使えない。
    まずWindows10をクリーンインストールしてみました。やっぱり重すぎる。
    次にFedoraを入れてみました。ドライバーは、自動ですべて入りました。 が!
    Up Dateかけた後は、フリーズします。フリーズ前は、サクサクでした。
    次にChromium(Chromeの異母兄弟的な)を入れてみました。やはりドライバ関連
    でしょうか? 動きがぎこちない。

    最終的に、Ubuntuに落ち着きました。ワイヤレスEthernetのドライバを手動で入れる
    以外は、自動で入りました。アップデートをかけても、フリーズする事なく、サクサク
    動いています。

    ブログ用に、画像編集ソフトとして、GIMPを入れてみましたが、フリーでここまで
    使えるソフトがあるのかと、少々驚きました。

  2. makunoutibentouさん、コメントありがとうございます。以下の機種ですね。こういう激安輸入PCにUbuntu、という選択肢も、もう十分に実用的ですね。

    ChromebookではGoogleにすべてを売り渡すようなところがあるので、そこが気になる方は研究のしがいがあると思います。自分はもはやGoogleなしに生きられなくなってしまいました。

    B089QDRWFL

    TECLAST F7S

  3.  今現在Windowsが必要なのは、会計ソフトと映像編集のみになりました。
    Web関連などは、Chromeでブックマーク、パスワードなど全てWindowsと
    変わりなく使用出来ますね。

  4. こんにちは。いつも楽しく拝見しています。

    私も「普段はChromebookにして、時々Windows が使えればいい」と思って、これまで何度も乗換えましたが、その都度、Windows に出戻りしました。(汗)

    直近では、HP の Chromebook G1 13という、そこそこのスペックのChromebook も試しましたが、やっぱり出戻り。それ依頼、スマートフォンは android、タブレットは iPad OS、PCは Windows と落ち着いています。

    Chromebook は使い易いと思いますので、SIM内蔵、クラムシェル、5〜6万円のChromebook が出たら、また検討するかもしれません。

  5. k2masudaさん、コメントありがとうございます。亀のように遅いレスで申し訳ありません。

    > その都度、Windows に出戻りしました

    いや、まさにそこです(汗)。Linuxアプリと併用してしのいでいますが、Windowsの生産性にはかないません(それを言っちゃぁおしまいよ…)。

    ちなみに、いま使っているChromebookはこれです。

    Chromebook Flex550i|13インチ IdeaPad Student Laptop | レノボ・ジャパン

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