普通のホテルの予約、例えばこんな風に

今日は、会員制でない、普通のホテルの予約方法について、自分の事例を紹介してみようと思います。これから春の観光シーズンですし、緊急事態宣言も解除されることが決まって、だんだんとホテルのレートも上がってくるのではないかと思うので（今はアホみたいに安いです）、早めに予約した方がいいのかもしれないと思って。

僕が客室アップグレードの権利があるステイタスを持っているのはヒルトン・オナーズとOne Harmony（オークラニッコー）だけなので、それ以外のホテルチェーンの場合は、ポイントを貯めているIHGを除けば、いわゆる予約サイト（OTA）を使って手配します。その手順は以下のような感じです。

1）まずはGoogleマップでホテルの大体のレートと場所をチェックします。今のGoogleマップは完全なホテル予約メタサーチになっています。なんといってもスムーズな操作性が魅力で、ホテルの位置をチェックしながら絞り込んでいけます。OTAでここまで使いやすいところはありません。

口コミ評価やホテルクラスで絞り込みもできますし、上の画面のようにOTA別の価格も大体わかります。候補を挙げる段階ではこの方法がベストだと思います。

2）次にどのサイトで予約するか、なんですが、Googleマップに出ている価格と違うオファーが出ているケースはけっこうあります。典型的なのはTrip.comです。このOTAでは返金不可の前払いプランがよく設定されていて、ログインしないと最安値がわかりません。これに限らず、海外のOTAはログインするとより安いオファーがあることが普通にあります。自分の場合、Trip.comとAgoda、Booking.comはチェックするようにしています。

3）実は一番使っているのはじゃらんです。じゃらんは2020年からメタサーチからの誘導から離脱していて、Googleマップには出てきません。なぜじゃらんを使うことが多いかというと、2つの理由があります。

1つ目は、じゃらんはクーポン値引きが頻繁にあるからです。ホテルチェーンによりますが、8,000円のお部屋を予約して3,000円値引きなどというケースもありますし、そこまで値引きが大きくなくても、1,000円引きクーポンは普通にあります。

2つ目は、僕がリクルート経済圏で生活していて、じゃらんの「期間限定ポイント」がたまにプレゼントとして送られてくるからです。リクルート経済圏というのは楽天やYahoo!関連と比較するとマイナーですが、リクルートカードでリクルートポイントを貯めた後、Pontaに変換してJALマイルに流し込んだり、au Payでお買い物をしたりと、非常に使い勝手がよいポイント経済圏です（この辺りの話は昨年9月のKASAの会で取り上げました）。

リクルートは傘下にホットペッパー、ホットペッパービューティ、じゃらんを擁していて、ホットペッパーで飲食店を使い、ホットペッパービューティで日帰り温泉やマッサージに行って、じゃらんでホテルに泊まるというコンボが、かなり使い勝手がよいです。この話は長くなるのでまた別の機会に…。

1年くらい前までは一休（Yahoo!系）をかなり使っていたのですが、コロナ禍でバランスが崩れたのか、この1年は、じゃらん、Trip.com、Agodaの三点セットでぐるぐる回している感じです。エクスペディアのグループ（Hotels.comやトリバゴなど）は海外旅行をしないので使わなくなりました。海外OTAでは中国系のTrip.comとシンガポールのAgoda（ブッキングドットコム傘下）に強みがありますね。