エクシブ軽井沢パセオは、かなり他のエクシブとは違う雰囲気の施設だ。レストランなどの共用部がないからあまり人の気配がないし、僕の場合、ツルヤでいろいろ買い込んでお部屋に引きこもるスタイルで過ごしてしまう。スパも温泉ではないし本館まで行くのが面倒くさいので、ホテルらしからぬ本当にプライベート感の高い時間を過ごすことになるのだ。
それだけに印象的だった今回の滞在でのワンシーン。朝食をとるために本館へと向かおうとすると、パセオの廊下には中国語らしいはしゃぎ声が聞こえていた。
見ると3人の子どもが廊下でなかよく遊んでいる。本館に向かうしばらくの間、その声がしんとした石造りの空間に響いていた。
自分は3人の子持ちだし、また子どもが通う学校には中国の方も少なからず在籍している(一部の私立中高一貫校にはかなりの数の中国系の方がいると推測する)。そんな免疫があるせいで、このシーンに心が動くことはなかったのだが、気になる人もいるだろうな、と思ったりはした。
リゾートトラストはインバウンドの会員やゲストを積極的に取りに行く姿勢だから、こうしたシーンはもはや日常的なことになりつつある。それが従来的な価値観での「プライベートリゾート」としての価値に影響を及ぼすことは、ゼロではないと思う。リゾートでの休暇を楽しむ富裕層において中国人シェアが高まるトレンドは明らかであり、エクシブにおいても利用者層の同質性は、ゆっくりと失われつつあるのだろう。
(世界経済における経済力シェア 出所:Economist.com)
そんなわけで、自分としては、英語だけでなく、中国語も学びたいな、なんて思っています。
箱根の伝統的和風温泉宿に行ったら、中国人の団体が入っていました。でも、皆さんお行儀が良かったですよ。大声も聞こえなかったし。ロビーでも風呂場でも全く気になりませんでした。ガイドにかなり言い含められていたのでしょうかね。こういう団体が増えると良いのですが。
時代の流れでしょうが、本音を言えば私は嫌ですね。
あちらもこちらも…で、仕方ないのでしょうが。
先週エクシブとは対極の、部屋数が10桁で子供は10歳以上で可、団体はなし…のホテルに泊まりました。
施設の充実では到底エクシブには叶いませんが、シニアの私たちにはこれからはこちらの方も有りかなと感じました。
resortboy様 はじめまして。
いつも大変参考にさせていただいております。
これからのリゾートクラブは、同質性の保証が重要な差別化戦略になるかもしれません。
ホテルはもちろんグローバル対応を志向するでしょうから、それを避けたい消費者は、クラブを選択するのではないでしょうか。
私も、昨年エクシブとは競合関係にあるクラブの会員になりました。現在のところ、京都でさえ海外の方をお見かけすることはほぼありません。排外主義と笑われそうですが、余暇のときぐらい好きにさせてというのが本音です。
なので、今のところ、会員になって大変満足しており、購入の動機はやはり同質性の保証が見込めそうだったからです。
この宿泊価格で、同質性が保証されるのは、これからはリゾートクラブしかないのではないでしょうか。
大変、鋭いご指摘だったので、おもわずコメントさせていただきました。
同質性、実に深い課題ですね。
会員だけが利用するなら同質性が担保されますが、福利厚生で利用される方を受け入れたほうが利益があがります。
また、アジア諸国からオーナーやゲストを受け入れたほうが、同じく利益があがります。
医療現場でも、海外からの予防検診に力を入れているところもあります。
なかなか難しい問題ですね。
ドクター様。はじめまして。
いつも簡潔でエレガントなコメントに感服しております。
どのような価値を創出するかという、企業コンセプトの領域でしょうか。オーナーにとっては、クラブが生み出す利益がいかに還元されるかが関心事でしょう。本来、クラブと利益を追求する企業は相反する概念なのかもしれません。それをビジネスモデルとして成立させたリゾートトラストは、大変ユニークな企業ですね。医療も本来は非営利組織であったはずです。
実に興味深いです。
>私も、昨年エクシブとは競合関係にあるクラブの会員になりました。現在のところ、京都でさえ海外の方をお見かけすることはほぼありません。排外主義と笑われそうですが、余暇のときぐらい好きにさせてというのが本音です。
なので、今のところ、会員になって大変満足しており、購入の動機はやはり同質性の保証が見込めそうだったからです。
利用者の同質性を求めるというのは、「レイシズム=人種差別肯定」にほかなりません。
そういうことを言うあなたは、これから先、一度も海外に行くことはないのですか?
逆もまた真ということもあり、海外ホテルなどで人種差別的取り扱いを受けても構わないのですか?
リゾートトラストも商売なのであり、朝鮮人だろうがシナ人だろうがユダヤ人でもアラブ人でも
どんどん受け入れるべきなのです。
レイシズムを持ち出されると反論しにくいけど、誰でも使える一般的なホテルと会員制のリゾートホテルを同列に論ずるのはどうかという問題がある。
ただ、海外展開を考えているリゾートトラスト社としては、海外にも拠点を設けてグローバルワイド化したいだろうから、日本人以外の利用は認めないというわけにもいかないだろう。会員制で日本人に限定していれば、人口減少や高齢化があるので市場は早晩限界に達するので、海外特に隣国の中国人マーケットは何としても手に入れたいだろう。
会員制をどう捉えるかの問題ですね。
イギリスにある倶楽部はかなり排他的です。
会員制とレイシズムとは別次元の話だと思います。
ご無沙汰しております。
医療ツーリズムなど、当初日本医師会は観光医療に反対でしたが、最近は歩み寄っている感が有ります。
リゾートトラスト社も、大きな訪問検診企業の取り込みなど積極的ですね。
確かに、レイシズムを出されると反論しづらいですが、一般ホテルと会員制ホテルは同列に成るはずが有りません。誰でも受け入れる施設と、一部屋を数名で登記して利用日まで分けて固定資産税を会員が納めている施設ですから、全く趣旨が違うと思います。
ただ、エクシブと競合クラブの会員ですが、企業方針の違いはわかりますが、この数年エクシブは一般ホテル化している事を強く感じます。エクシブより競合クラブは地味ですが、メンバーシップの理念を購入時より重要事項説明書通り守って貰っています。それが、利用した時に他の利用者の変化差なのかも知れませんね。
>確かに、レイシズムを出されると反論しづらいですが、一般ホテルと会員制ホテルは同列に成るはずが有りません。
>誰でも受け入れる施設と、一部屋を数名で登記して利用日まで分けて固定資産税を会員が納めている施設ですから、全く趣旨が違うと思います。
現状でシナ人が利用しているということは、会員であるか、会員からの紹介があるから利用しているわけですよね。
この流れは今後ますます進んでいくわけで、近い将来エクシブの会員の半分が外国人という可能性もあるのです。
以前、反韓流ドラマデモがあったフジテレビのあるお台場ちかくの東京ベイコートに
ペ・ヨンジュンが宿泊したことがあったことがわかるように、
http://japanese.joins.com/article/503/143503.html?servcode
すでに会員に外国人がある部分を占めていることは明白です。
このような状況で「同質性」にこだわることがナンセンスですよ。
リッツカールトン=クチビルセンセイ
文体で直ぐに分かりましたよ。
中国人と言わずに“シナ人“、韓国人と言わずに“朝鮮人”と言うところが、
オタクらしいですね。
あまりよく理解できていないのかもしれませんが、エクシブオーナーになるには、日本国に住民票が必要だと思っておりました。 理解違いなのでしょうか?
>あまりよく理解できていないのかもしれませんが、エクシブオーナーになるには、日本国に住民票が必要だと思っておりました。 理解違いなのでしょうか?
たとえば、国内に設立した法人がオーナーになり、その法人の権利を利用すればどこの国の人でも利用できるわけで、
外人排除的な発言は慎んだほうが無難ですよ。
そもそも「プライベート・リゾート」と銘打っているとははいえ、実質は「中小企業社長の外注保養所」なわけで、
「会員制」に過剰な期待を持つのがまず間違いです。
海外に住在している知人が、日本国に住民票がないからエクシブオーナーになれないと言っていたので、単純に制度はどういう制度なのかなと 思っただけで、制度が知りたかったのです。
「会員制」に過剰な期待を持つのがまず間違いです。
と言われましても、個人でも法人も契約時に、エクシブ施設契約、宅建主任者からの説明して貰い不動産売買契約、施設相互利用契約、管理規約、個人情報の取扱いに関する規約。別紙で利用規定。あと、事項説明説明書及び共有制会員権の要網説明書。等手続きを済ませ、契約書にはオーナーと記載されています。何が間違いなのでしょうか。過剰な期待を持っていないと思います。
>「会員制」に過剰な期待を持つのがまず間違いです。 と言われましても、個人でも法人も契約時に、エクシブ施設契約、宅建主任者からの説明して貰い不動産売買契約、施設相互利用契約、管理規約、個人情報の取扱いに関する規約。別紙で利用規定。あと、事項説明説明書及び共有制会員権の要網説明書。等手続きを済ませ、契約書にはオーナーと記載されています。何が間違いなのでしょうか。過剰な期待を持っていないと思います。
モノを売るためのテクニックとして、「心理的リアクタンス」を用いるという方法があります。
テレビショッピングで「100名様限り」とか「本日12:00まで」とかいうヤツです。
エクシブの場合、このように契約や規約を複雑にさせて「オーナーになるのはこんなに大変!」と思わせて
さらに解約させにくくするというやり方です。
あえて「売らない」ことで、売上げをアップさせる方法――心理的リアクタンス
http://www.shinrimarketing.com/shouhishinri/72/