平日の移動をどうするか

リゾートライフの必要経費は次の3つに大別される。まずはリゾート会員権そのものの部分であるお部屋代金。次にホテルなどでの食事代。最後に交通費である。最初の2つは平日だとプラン利用などで安く済むのだが、高速代に限っては土日の方が安く済む。これから春休みシーズンで、平日の移動が増える時期だ。今日は平日のETC割引について考えてみよう。

ETCを使えば土日や祝日なら地方部は一日中半額で、大都市近郊も一日中3割引である(早朝深夜割引なら大都市近郊でも5割引)。土日に関しては、いつもそれなりの割引率が適用されるので、あまり移動の時間を気にする必要がないと言える。

しかし平日はそうはいかない。こちらの図を見ていただこう(出典:NEXCO中日本)。

大都市近郊区間に関しては、6時から20時の間は割引措置が一切ない。大都市近郊と言っても、関越なら東松山までだから、結構な範囲に感じる。

例えば、金曜日を休んで土日を絡めた3連休を取って、行きは平日、帰りは日曜と考えてみよう。都内から出発して大都市近郊区間で割引を効かせたいのであれば、朝6時より前にETCのゲートをくぐる必要がある。6時より前にゲートインできれば、100キロ以内の走行であれば早朝夜間割引で5割引に、100キロ以上であれば平日夜間割引で3割引になる。

朝6時を過ぎてしまうということであれば、大都市近郊区間は仕方なしに正規料金で走行するか下道を使うことにして、その先の地方部に関しての割引を活用しよう。6時~9時までなら5割引の通勤割引が効くし、その後も3割引の平日昼間割引が適用される。地方部での走行については、ロングドライブでなければそれほど時間を気にする必要はないと言える。

ロングドライブでなければ、というのは、通勤割引も平日昼間割引も割引が効くのは地方部の最初の100キロまでだからだ。しかし、100キロを超えた走行でも適用部分には割引が効くので、走行区間を100キロ以下に区切って一度高速を下りる必要はない。逆に早朝夜間割引は100キロを超える走行には適用されないので注意が必要だ。

ともあれ平日移動のポイントは、早起きは三文の得ということで、高速の走行を大都市近郊区間を含む100キロ以内にまとめて、早朝夜間割引を適用させるべく頑張る、ということにつきる。

4 comments

  1. resortboyさん、こんばんは。

    高速代の節約術、永遠のテーマですね。
    私は普段、土日を入れて3連休にできるときは以下の日程にしています。
    土曜出発、月曜戻り。

    これなら土曜日は時間帯を気にせず割引適用です。
    大都市近郊の割引率が時間帯によって変わります。
    ただ大都市近郊は、関越の東松山や東名の厚木と聞くと距離がありそうとですが、中央の八王子と聞けば「大して変わらない」と思えませんか。

    次は、帰りです。
    平日昼間割引と通勤割引が併用されません。
    なので、大都市近郊の最初の料金所にうまく17時-20時に通過できるようにして、その100km弱手前でいったん下りる必要があります。
    八王子だと須玉あたりですかね?
    移動時間によっては、ETCカード複数枚使いといった方法もあるかと思います。
    さらに帰りの出発を遅らせるなどして、20時以降大都市近郊を走れば、その区間も割引になります。

    こんなふうに考えて行動していますが、どこか制度を勘違いしていたり、計算間違いしていたりして、あまり得になってないかもしれません(^^;

  2. こんにちは。

    エクシブ有馬離宮の、タイトルの見出しも、作ってください~♪

  3. たたおさんの例で、エクシブ蓼科からの月曜日夕方帰りでちょっと数字遊びをしてみましょうか。

    エクシブ蓼科の最寄りを諏訪南として、そこから月曜日の夕方に東京に戻るとします。八王子より先は割引がありませんから、八王子までの金額で考えます。

    一番素直なのは、普通に通勤割引だけを適用することにして、一気に帰ることです。例えば、17時に諏訪南を出発すると、八王子までの通常料金が3,400円のところ、通勤割引で2,150円になります。

    次にETC2枚使いで行ってみましょう。17時に諏訪南を出て、まずは韮崎までで区切ります。韮崎までの1,100円が、通勤割引で550円になります。韮崎でいったん出て、ETCカードを差し替えて八王子を目指します。通勤割引は朝夕一回ずつしか適用にならないので、カードを変えてその制限を回避するわけです(あーセコい)。再度通勤割引で韮崎から八王子までは2,700円のところが1,350円に。合計は1,900円となり、250円のプラスとなりました。息抜きのコーヒーゲットです(笑)。

    ETCが1枚しかない場合に、平日昼間割引を併用するとどうなるでしょう。通勤割引が効いてしまう17時より前に韮崎を出て、諏訪南~韮崎間を平日昼間割引で走行するとします。すると、1,100円のところ、750円になります。 通勤割引で韮崎から八王子までは1,350円ですから、合計2,100円となり、最初の通勤割引だけのプランと比較して50円しか変わりません。息抜きのコーヒーゲットに失敗です(爆)。

    以上、現実逃避の数字あそびでした。

  4. resortboyさん、おつきあいいただきありがとうございます。

    おっしゃるとおりで、通勤割引を絡められれば、諏訪南くらいならETC1枚で十分ですね。
    さすがに、東京から鳥羽に行ったときは結構違いましたがw

    ETC2枚持ちだと、いったん降りるICの選択肢が広がるのがよいですね。
    Uターンしやすい、しにくいの差は大きいので。
    諏訪南-八王子なら、勝沼がベストだと思います。
    大月もUターンしやすいのですが、高速を離れてから出口までが遠すぎるので、勝沼のほうがよいでしょう。
    どのICを選ぶかは、このサイトが役立ちます。
    resortboyさんの試算も結構簡単に導いてくれます。
    http://go-etc.ddo.jp/top.aspx

    (結論)月1回のリゾート探訪なら、諏訪南までマイレージサービスに加入しているETC1枚を使って、通勤割引を絡めるのが一番お得です(爆) マイレージはETCカードが複数だとなかなか1000点たまらないので

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