我らがリゾートトラストが昨日、2008年3月期の決算を発表した。詳しい数字は同社ホームページから決算資料を参照していただくとして、ポイントをかいつまんで説明すると、当期利益は計画比でマイナス12.5%の77億3300万円と大幅な未達であった。これは第三四半期の決算時点で十分予想できたが、同社は業績予測の修正を出していなかった。
その後、急激に株価が下がったのはご存知の通り。「最後まで頑張る」つもりだったのだろうが、こんなことならもっと早く下方修正をすべきだった。
さらに、2009年3月期の業績予測も、四季報などの市場コンセンサスよりもかなり低い数字を発表している。四季報では今期も増収増益が予想されていたが、15日に発表した業績見通しでは、売上こそ3.6%増を見込むものの、当期利益は9.9%減と、ここ数年で初めて減益となる見通しを明かした。
主な要因は、今期は山中湖サンクチュアリ・ヴィラしか開業案件がない、つまり開業案件が小粒だからである。
これではイカン、ということで、同社は同時にサプライズをぶつけてきた。自己株を除く発行済み株式総数の11.5%(570万株)を上限とする巨額の自己株買いである。取得総額上限は114億円と設定されているので、単純に計算すると1株2,000円の自己株買い予算が割り当てられている。低調な決算をこちらのポジティブサプライズが消し去って、時間外取引のPTSを見ていると株価は上昇している。
さて、難しい話はこれくらいとして、会員として今後どのようなことが起こるのか、発表資料から読み取ってみよう。
まずこちらのグラフを見ていただきたい(出所:リゾートトラスト2008年3月期決算説明資料)。
事業別の営業利益額のグラフだが、この会社は極端に会員権販売に依存していることがわかるだろう。ホテルレストラン事業なんて、あれだけの資産(会員の資産だけれど)を動かしながら、相対的にはわずかな利益しか上げていない。会員権を売りつづけないと会社が持たない構造になっていることがここから読み取れる。
もちろん、この問題については、当然リゾートトラストも把握していて、中期の見通しも発表されている。こちらのグラフを見ていただこう(出所:リゾートトラスト中期5カ年グループ経営計画)。
これによると2006年に全社割合で13%だったホテルレストラン事業の利益を、5年後には23.6%にまで高めようとしている。会員権販売も多少伸ばすつもりのようだが、ホテルレストラン事業の伸びは急激なものに計画されていることがわかる。実際、2009年3月期においては、ホテルレストラン事業は売上で15.2%増、営業利益では実に42.4%増を見込んでいる。
これは要するに、値上げするというメッセージにほかならない。事実、ルームチャージは来月から値上げだし、レストランの窮状はご承知のとおり。この基調だと年会費の値上げも数年のうちに覚悟しなければならないだろう。
決算資料に書かれている東京ベイコート倶楽部の今期の予想客単価を見ると、そこに、同社が「何を見ているか」が透けて見えるように思える。ベイコートの消費単価は1人1日34,296円と計画されているのである(エクシブ全体では17,169円)。
エクシブを生活に組み入れて5年目の僕だが、楽しかったパーティも終盤に入ったと思わされる。僕は別にお金が余っているわけじゃないし、リゾートライフを低廉なコストで実現するためにエクシブを利用しているのだから、勝手に違う世界に行ってもらっては困る。
目の前に分岐があるなら、どちらに行くのかは、自分で選びたい。どこでこのパーティから下りるのか、出口を意識しながらのドライブが続いている。
resortboyさん こんにちは
こちらのブログが単なる情報提供・交換や観光案内に留まらず、鋭い分析・展望をする点はさすがresortboyさんです。脱帽m(_ _)m
決算資料や中期5ヵ年グループ経営計画に記載の シニアレジデンス事業が2年後から開始される計画ですが、詳細ご存じでしょうか?
まだその歳ではありませんが、興味が有ります。
東急ハーヴェストクラブのVIALAや JTCCのサロン計画等、他の一部のリゾートクラブも高級化路線を目差して来ています。
(共に今月・来月に行って来ますのでまたレポートします。)
それに対抗するために更なる高級化を目差すのか、新たなシステムを構築して行くのか、一会員として、目が離せません。
ただ個人的には海外進出だけは止めてもらいたいです。
それでつまずいた例をいくつか知っていますので。
こんにちは
資料のご提供ありがとうございます。
会員権の販売が今後も順調との保証はありません。
ここのところの同業他社の民事再生法申請も「母体が破綻すれば会員権は大変なことになる」ことを再認識させ、RT社の営業にもマイナスに作用するのではと思います。
利用料や年会費が値上げの方向にあるというのは全く同感です。
ただ客単価のアップがそのまま収入増に繋がるとは思えません。利用者側も宿泊数を減らしたり、食事の予算を据え置いたりとかするでしょう。
その際に更なる対応があるのが不安です。
レストランは価格はさわらずに、内容が1ランク落ちるとか。
それから会員権の価値が相対的に下がるような事態。
あくまでたとえばの話ですが、現在リゾーピアの一部で実施されている一般客への開放が古いエクシブとかへも及ぶとか、平日限定で開放されるとか、
そんなことは杞憂でしょうか。収入が大きくへこんできた場合にどうでしょうか。
いまでも宿泊プランはゲストでも利用できますし、オーナーにそれほどのアドバンテージがあるとは思えません。
不安をあおるようなことばかり書いてすみません。
もちろん、私もオーナーの一人として今まで通りに利用できることを希望します。
エクシブは大好きなんですが
昨年から参加した会員権を底値で買ったバージョンオーナーなので
会員権代は無視して
子供付きなのでスタンダード1室4人10000円
1泊のコスト換算15000円~20000円は
素泊まりでちょっとお得かな?と思いますが
ホテルで2食付きは年会費と税金で年7万程払い
食費に最低家族で1回3万程払い部屋代1万払い
ハイシーズンが年1回あるかなし週末が年3回程しか
使えないホテルでの
1泊のコストが45000円~50000円は
オーナーとしてこれと言った価値はあまり見出せていません
同じ時期にバージョンをRT社から買った友人が
ゴールド・レッドを年10回以上使い
買った時にたまにでしたらグレードの違う部屋でも泊まれるように
手配します言われているのを見てるので
RT社で中古を買った人と仲介業者から中古を買った人の差別も凄いし
やっと泊まったらゲストとオーナーの差があまりにもなくて
会員になってちょっと幻滅しています。
スタンダード26泊を破格で購入している私も、会員権代は売却で何とか回収できると思っているので
あえて無視しています。
7万円ほどの年会費を払っている以上、たとえ素泊まりでも
「使わなきゃ損」と思っていますので、
週末しか使わない私にとっては、今の「Gと赤」の数が適当な状況です。
売上上昇は、やはり単価の大きい会員権に限りますよね。
だから、というわけではないですが、私のところにも
RT東京本社から、箱根離宮の勧誘の電話が時々来ます。
箱根は魅力ですが、こっちの資金がねぇ(汗)
既に買いそうな方が一服している以上、買ってくれる客を探すのが大変でしょう。
実際、RTの営業さんからは「紹介お願いしますよぉ」と毎回言われます。
私は、法人名義で買っているので、従業員の福利厚生を念頭に置いてます。年間10何万の会費もあるので、家族利用を勧めていますし、会社のイメージアップのためにも最高グレードの部屋が利用出来るようにしています。
従って、オーナーもゲストも部屋代が一緒なのはメリットがあります。
創業40年、45年の記念の旅行では、全額会社負担で蓼科、京都八瀬に連れて行って、従業員に「現実に戻りたくない」とまで言わしめました。
友人との利用も多く、JCの昔の仲間や同業者とのゴルフツアーとかにも使っていて、特に不満はありません。
流石に最高グレードへの買い換えの勧めは無くなりましたが、ハイメディックやベイコート、ゴルフ会員権とかセールスに来るのは鬱陶しいけど、偶にしか来ないからまあいいか。
堅実経営で、ブンチャンしないことを祈るのみです。
みなさんこんばんは。
シニアレジデンス事業については、最近エクシブの客室に「for MYSELF」っていうシニア向け会報誌みたいなのが置いてあります。今まで2号出ています。興味がなくてぜんぜん読んでいませんが、いろいろと研究している様子は伝わってきますね。
エクシブの利用コスト面でのメリットについてですが、僕はまだ今のところ他のリゾート会員権で匹敵するものはない(一番有利)と感じています。会員とゲストが同じ料金で、会員にはオーナーカードで付加価値、というのも、いい制度だと思っていますよ。それだけにこれから控えている変化が気がかりなわけですが。
ゲストとオーナーの差がないのはいい制度ですよ。
それについては契約前からわかっていることなので
苦情をいうのはいかがなものか。
しかし、その声を反映してか、ベイコートではメンバーとゲストの
ルームチャージに差をつけていますね。
これに関して、ゲスト扱いされるエクシブ会員からすると、
苦情を言いたくなる気持ちはわからないでもないですね。
この制度によって、ベイコートの稼働率は上がらないと危惧してます。
ワンダーネットを見る限り、ベイコートの稼働率は上がっていないように推測されます。3000人弱のベイコート会員と、セミスイート以上のエクシブ会員だけでは、稼働率の向上は望めないでしょう。当初はなかなか予約が取れないのではないかとの予測もありましたが、実際はそうではないようです。
ベイコートは、すばらしい施設、優れたサービスを有するのに残念です。食事中の留守の間には、ベッドメーキング、お休み用のイメージDVDのセット、アメニティの追加、掃除、お菓子の追加、カーテン閉めなど、エクシブにはないサービスがあり、感心しました。
稼働率を上げるためには標準グレードオーナーの交換利用を認める必要があると思われますが、そうもいかないでしょう。
これまでにエクシブの一番広い部屋には数十泊しましたが、ベイコートのほうがはるかに上のサービスでした。割烹で料理をいただきましたが、個室からの眺め、雰囲気は金額に変えがたいものでした。2名で貸切になり、板前さんが専属で目の前で料理していただくというのは大変お勧めです。ぜひお試しになってください。これまでに料亭(船場吉兆は行っておりませんが)の料理を幾度となくいただきましたが、時宜の割烹は雰囲気、味ともに勝ります。
ベイコートには会員専用のバーもありますし、会員重視の姿勢をとっていることに好感がもてました。島田晴雄氏が理事長をしておられるそうですが、今度会ったら時に、印象を伝えておきます(笑)。
現在使用している法人会員枠ではLグレード利用可能ながらベイコートは利用不可なので、当面TBCCは試せそうにありません。残念。利用可能な会員権の幅を広げていただければ稼働率向上に協力致しますのに。>RT社
代わりに利用しているクレジットカード会社からリッツの割引が来ているので月末の金曜に予約しました。カールトンスイート120㎡が半額の約10万円。金曜は新国立美術館も夜間公開をしているので、家族でモディリアーニ見物に行こうと思っています。
システム的には部屋が空いていれば曜日に限らず5連泊まで可能だそうです。これが永遠に続く優待なら、何も会員権買う必要もないかなとも思うのですが、クレジットカード会社の優待なんていつまで続くかアテにならないのがペケですね。
今はなかなか時間がとれずエクシブを充分活用しきれていませんが
将来余裕ができたら、もっともっと楽しみたい
自分の代からこどもたちに受け継がせてあげたい
・・・なんてこれまでは思ってきていましたが
見果てぬ夢にならないように、、そう願うばかりです
目の肥えたドクターさんが、このようにおしゃると、う~ん、私も泊まってみたくなります。
>ベイコートは、すばらしい施設、優れたサービスを有するのに残念です。食事>中の留守の間には、ベッドメーキング、お休み用のイメージDVDのセット、アメニティの追加、掃除、お菓子の追加、カーテン閉めなど、エクシブにはないサービスがあり、感心しました。
ベイコートはルームチャージも、レストランも高額ですが、それに見合う価値があるということなんですね。
ただ、一応スウィートもちの我家としては、ベイコートの予約をとれるわけでしょうが、必ず「赤」の権利を消費(1ヶ月を切っても)してしまうとなると、バージョン権の稀少な赤の権利を使うわけにはいかず(夏休み利用)、指をくわえて見ているだけだけです。
せめて、一ヶ月きったら、フローティングで利用できればな~行っちゃうのに。
エクシブ側としては、単なるエクシブ会員にフローティング利用をさせたら、ベイコート会員権が売れないだろう! ということなんでしょうね。
ただ、このまま低い低い稼働率で行くという選択でいいのかしら!
まあ、我家は恩恵を受けれませんが、
例えば「エクシブのスーパースイート会員については1ヶ月きったときに、ベイコートをフローティング利用できる。」 というのであれば、今後のスーパースイート会員権の売買や、買い増しグレードアップを促進でき、かつ稼働率を(ベイコート会員に不都合を与えない程度)高めることができるのではないでしょうか。
もちろん、ベイコートはベイコート会員のものですから、ベイコート会員の利用をさまたげるものであってはならないでしょうが。
「東京ベイ 幕張」について
東京ベイコートの話に続けて、東京ベイ幕張(アパホテル)を出すのは、もちろんヒンシュク買いとは思いつつ。
先日、ホテルニューオータニ幕張に1泊しました。ニューオータニの海の見える広くて綺麗なお部屋でゆったりできたのですが! ニューオータニと海・地平線の望む眺望をガッシと遮るとってもスタイリッシュなホテルがあるのです。
幕張は国際会議場とかあっていろいろなホテルが進出しているし、ニューオータニより遥かにいい立地で建っているあのホテルは、きっと外資系なんだろうな~超高級なんだろうと眺めていましたら、そのスタイリッシュなホテルが「東京ベイ幕張」だったのです。
東京ベイコートも中に入らず眺めただけ、東京ベイも中に入らず眺めただけなんですが、かっこよさでは、東京ベイの方が・・・・驚きもあるせいか心に残ります。
幕張にもし用事があったら、今度は、ニューオータニじゃなくって、「東京ベイ」に泊まってみたいと正直思っちゃいました。
お値段とサービスのつり合いがよかったら・・・どうしましょ☆
こんにちは。
幕張プリンスホテルをアパグループが買ったと新聞で読みましたが、
『東京ベイ幕張』というカッコいい名前に変わったんですね。
以前のプリンスホテル時代は、幕張メッセ関係者とディズニーランドに行く修学旅行生御用達のホテルでしたが最近はどうなんでしょうか?
かなりスタイリッシュな建物ですね、記憶が確かなら丹下健三設計だったと
思いますが、間違ってたらごめんなさい。
皆さんこんにちは。コーチさんいらっしゃいませ。
幕張プリンスの話が出てくるとは、個人的には懐かしいです。90年代にコンベンションの仕事でよく利用していました。まぁプリンスなので、お部屋は機能的というか狭くて狭くて、贅沢したいときにはザ・マンハッタンを使っていました。
その幕張プリンスホテル(現 アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>)の設計はたーさんご指摘のとおり丹下健三で、1993年の開業です。幕張メッセの開業には間に合わなかったんですね。
ついでに言うと、アパは妙高高原の「妙高パインバレープリンスホテル」も持っていて、現在「アパリゾート妙高パインバレー」になっています。ここは松下興産なので、純正プリンスとはちょっと違いますが。
さらにマニア向けに話を進めると、アパは預託金制の「アパヴィラ倶楽部」という会員制度もやっています(一種の会員権)。価格は420万円(入会金120万円、預託金300万円)、月会費2万円ですが、いったいどんな人が利用するのでしょうか。
びっくりしました。
アパホテルもリゾート会員倶楽部をもっているのですね。
でも、今HPを見てくると休前日は一切使えない宿泊権のようですね。平日に1000円で素泊まりできるというのが売りのようですね。
アパは
・サラリーマンをターゲットとしたビジネスホテル
・狭いけど安くすませたい親子連れのためのリゾートホテルの休前日利用
さらに、
・平日のみ利用ができる方を、1000円素泊まり!
と、分別しながら稼働率を上げているのですね。
でも未だに天下の「ユニクロ」に入ったことがない我家(軽井沢アウトレットはよくよく利用しておりますよ。100金も行きますし。)。の傾向性からすると、アパのリゾートは無理か~~~
いささか旧聞ですが、19日付けのロイターによると、日興シティグループがリゾートトラストの格付けを変更していました。
一証券会社の見解とはいえ、予測される株価が半減とは、大きな見通し変更だと判断せざるを得ないと思います。
ちなみに、1というのが買い、2というのが中立、Mというのはミドルリスクという意味です。
先日、ベイコートに行って来ました。確かにハード面・ソフト面共に最高グレードです。
利用の仕方にによりメリット・デメリットがあると思います。
プライベート感が重視され、エレベーターなども乗合いにさせないですしとても良いと思います。誰にも邪魔されたくない人(有名人などのお忍び・・・)等の利用に向いています。
但し、あまりに厳重な入館規制?の為、館内で待ち合わせすることはできません。
RT社営業マンも言うとおり家族利用よりも商用よりも特殊関係人との利用に向いている感があります。
kkkさん、いらっしゃいませ。ベイコートのレポートありがとうございます。エクシブとは明らかに違う世界を目指していることがよくわかりますね。
そういえば、週末に届いた最新のMy Resortの35ページに、エクシブオーナー向けにベイコート倶楽部の交換利用を促す案内記事が掲載されていました。
エキシブの予約に問題あり 旧う会員権を下取りして新券に買い替えするときわ何回も電話 訪問されて購入いたしましたが買い換えた新しいホテルを予約の際担当者の連絡が遅く予約が出来たのかも 。会員から連絡をとるしまつです 食事のレストランも希望する時間 食事の種類も取れず 担当者に連絡したら変更して下さい と返事が返ってきた この現状が続くようでわ メンバーの価値が無い 旧会員のホテルわサビースが良く連絡も丁寧すぎる程 連絡が有りました。
このままつずいたらせっかく購入した会員券ですが売買したい。