台北の旅の後半で利用した「台北華國大飯店(インペリアルホテル台北)」のお部屋について紹介します。このホテルは13階建てで、12階までお部屋がありますが(最上階はレストランやフィットネス)、9階と10階がいわゆるクラブフロアになっています。
今回は9階の「貴賓豪華房」(VIPデラックス)を利用しました。公式ホームページによれば、このタイプのお部屋は40平米ということですが、利用した感じではもっと広い気がしました。エクシブで言うと、スタンダード程度の大きさですが、純粋なツインルームなので広々としています。
まずお部屋に入ると、エクシブのスイートでよくあるような前室があります。
開業50年を超えるホテルなので最近のホテルのようなゴージャス感はありませんが、クラシックな感じで悪くないと思います。
こちらはソファーのエリア。
ヨーロピアンなテイストで、エクシブ山中湖などに通じるオールドエクシブの雰囲気があって、個人的には大変落ち着く空間でした。
ベッドはセミダブルサイズでゆったりしています。ピローも大きめのものが2つでいいですね。
ベッドまわりには結構スペースがあるので、買い込んだお土産物をバッグを広げて整理するのに好都合でした。帰国前のホテルは広めのお部屋を取るのが吉だと思います。
古いホテルなのでベッド周りはいまどきの仕様(各種電源など)ではありませんが、ベッド下にテーブルタップが追加されていましたので、不便さは感じませんでした。
これは簡単にできる拡張なので、ぜひオールドエクシブでも採り入れてほしいですね。
ベッド脇の窓際には大きめのデスク。けっこう格調高いと思いました。
ただし、台北の街中なので、窓からの景色はこんなのです。カーテンを引いて過ごすのが普通かな。
今回、アップグレードによるVIPルームの利用だったので、正規のVIPルームにあるウェルカムフルーツなどの特典は省かれていたようです。ティー関係も特筆すべきことはありません。
クローゼットにはバスローブにセキュリティボックス。アイロンもあります。
バスルームに行ってみましょう。オールドホテルなので、さすがにトイレ別ではありませんでした。
それでもちゃんとシャワートイレにリニューアルされているところはナイス(安心のPanasonic!)。
お風呂はちゃんとした普通のバスタブとシャワーブースの2本立てで、バスソルトもありましたので、旅の疲れをゆっくり癒せます。
アメニティーは写真の他にもフルラインでそろっていましたが、特にコメントしたいようなことはありません。
最後にバスタブの上のタオルラックです。一般ルームとは違い、クラブフロアを示す「Club Imperial Hotel」のロゴが入ったタオルで、へーっと思いました。
また、洗濯物を干すロープもちゃんとあるのでいいですね。新しいホテルだとこれが省かれていることが結構あるので、旅先で手洗い洗濯をする派の自分には、やはりこのロープがある方がうれしいです。