台北から九份へのプチトリップ。何をするわけでもなく、もはや「ザ・観光地」としか言いようのない九份の老街をぶらぶら歩いてローカルフードを楽しむ1日。すべては紹介しきれませんが、一般的に重要そうなものをいくつか紹介します。まずは九份名物スイーツの「芋圓(ユーユェン)」から。
これはタロイモやサツマイモなどを蒸して白玉粉と混ぜ、棒状に伸ばして切ったいも団子のスイーツです。芋の色によって紫だったり黄色だったりとカラフル。写真の奥に見えるのがそのお団子です。
お団子は温かい糖水(シロップ)や小豆や緑豆のぜんざいと混ぜて提供されます。ホットとアイスが選べて、夏だったのでアイスにしましたが、まずホットで作って、最後にガッと粗めのかき氷を乗っけるんですね。
要するに「冷やし芋団子ぜんざい」ってなものですが、思ったよりもあっさりとしたやさしい甘みで、もちもちした食感と相まって、するするっと食べられちゃいます。そんなに甘くはないので、氷が溶けない生ぬるい間に食べるのがコツ、みたいな感じがなんとも面白い。
ここ九份には芋圓の有名店は2つあって、今回訪れたのは「賴阿婆芋圓」というお店です。基山街(九份の観光客向けのメインストリート)にあって、イートインコーナーもあります。値段は1杯50台湾ドル(185円くらい)でした。
地図などの詳細は例によってYelpでご覧ください。
もう1つの有名店は「阿柑姨芋圓」で、こちらのお店は基山街からさらに階段を山の方に上った場所にあって、景色がよいみたいです。
というわけで、九份に行ったら欠かせない名物その1は「芋圓」のご紹介でした。九份そのものについては、機会があったらまた書きますね。