台北のパワースポット「龍山寺」にお参り

「初詣」ではなく、相変わらず昨夏の台北の話ですみません。今日は台北随一のパワースポットと言われているお寺「龍山寺」を紹介します。この日の宿、台北ガーデンホテル(台北花園大酒店)からは歩いて行きました。こちらの地図にあるように、およそ10分くらいです。

このお寺は台北最古のお寺と言われていて、台北の観光スポットとしては最も有名な場所の1つ。「混雑を避けるために夜行くべし」と、以下のガイドブックに書いてありましたので、素直にそれに従いました。

台湾お得技ベストセレクション (晋遊舎ムック)
【お得技シリーズ073】台湾お得技ベストセレクション (晋遊舎ムック)

冒頭の写真は立派な門ですが、これは単にお寺の外側にあるゲートで、お寺そのものではありません。ここから敷地内に入るとちょっとした広場になっていて、右側には「浄心瀑布(Waterfall of Cleaning Your Heart)」と名付けられた人工の滝があります。

ここからお寺の内部に入っていきます。こちらがお寺の見取り図です。

前殿、本殿、奥殿の3つの建物と、その左右に鐘楼と鼓楼があって、「回」の字を形どっています。前殿の右側の門「龍門」が入口、左側の「虎門」が出口になっていますので、向かって右から入ります。

拝観料などは特にありません。龍門のところには日本語対応のパンフレットがありましたので、もらっておきましょう(上の図はそこからの引用)。

お寺は夜の22時まで開いていて、このようにライトアップされますので、かなりいい感じです。

夜は観光客は少なく、地元の方がメインで、みなさん熱心にお祈りをされていました。こちらが本殿で、聖観世音菩薩(観音さま)がお祀りされています。正面に6本ある石柱には、精緻なくり抜き2重構造で竜が彫られています。

ですが、仏教だけではないんです。長い間に道教や儒教などさまざまな神様がここに集まっていて、なんでも100以上の神様が祀られているとのこと。

こちらは後殿の真ん中に祀られている「天上聖母」ですが、これは道教における航海の守護女神「媽祖」です。

この右側には「文昌帝君」(日本の天神さま、受験の神様)、左側には「関聖帝君」(三国志で有名な武将、関羽。財運招來、悪霊退散、勝負必勝、商人の神様)がいます。

現在の伽藍は、第二次大戦後、1953年に再建されたものなので、歴史があるわけではありませんが、その細部まで豪華な建築は、夜間のライトアップと相まって、とても迫力のあるものでした。

またなによりも、境内にびっしりといらっしゃるそれぞれの神様のもとで、真剣に祈る台北の市民の方々の姿に、日常に根付いた信仰の深さを感じることができました。

さて、お寺のすぐ横には「艋舺夜市」が立ちます、夜に龍山寺を観光に行ったその足で、夜市を楽しむこともできます(まぁ他の夜市に行くのを優先、という向きが多いと思いますが、合わせ技でサクッと楽しむにはよいと思います)。

帰りはお寺の向かいからMRTに乗って西門に出ました。

1 comment

  1. 秋に初めて台湾に行く予定でリゾートボーイさんの台湾の記事は大変参考にさせていただいてます。前回のお肉のプチ断食も興味があります。エクシブではないですが伊豆にある断食道場にいつかは行きたいと思ってますが自分でも頑張ればできそうかなと。私もアラフィフなので急激な体重増加と健康診断であちらこちらひっかかり….。山中湖でファスティングがプランにありますね。断食道場のほうが魅力的です。御飯は食べませんが毎日ヨガやマッサージなどがあるみたいなので、退屈しないかなと思います。
    これからもリゾートボーイさんの記事楽しみにしてます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

😂 😍 🤣 😊 🙏 💕 😭 😘 👍 😅 👏 😁 🔥 💔 💖 😢 🤔 😆 🙄 💪 😉 👌 😔 😎 😇 🎉 😱 🌸 😋 💯 🙈 😒 🤭 👊 😊