日本における高原リゾートの嚆矢は、「上高地帝国ホテル」(昭和8年開業)と「赤倉観光ホテル」(昭和12年開業)だと思うが、昭和56年開業の蓼科東急リゾートは、その系譜を汲む代表的なホテルと言えるだろう。

特に、上高地帝国ホテルは相当に意識されており、写真のような赤い屋根や、ラウンジの中央にマントルピースを設け、2階まで吹き抜けになっている点などは、本当によく似ている。

エクシブ蓼科はこうした系譜からは切れた突然変異のようなホテルだが、蓼科東急リゾートとの類似点はなくはない。エントランスにカートが止まっていることに気付くだろう。そう、コテージ宿泊の場合、チェックイン後はカートでお部屋まで送ってくれるのである。(2005 Autumn)

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