富士見パノラマリゾートは、東急ハーヴェストクラブ蓼科などからの無料送迎(週末のみ)の開始や、 八ヶ岳エコーラインの開通で最寄りインター(諏訪南IC)がエクシブ蓼科と同じになるなど、リゾート会員権フリークにはアクセスのよさでがぜん注目のスキー場となっている。

このスキー場の大きな魅力として、他のスキー場にはない独自の制度「スノーモブ」(単にモブとも呼ぶ)がある。一言でいえば、ボランティアによる無料インストラクターである。富士見パノラマの経営を立て直すため、設備投資によらずにスキー場の価値を高めようと、数年前から導入されたものだ。

背中に「MOB」とプリントされたブルー(昔風に言うと、レイトンブルー)のユニフォームを着た「モブ」たちがゲレンデ内に常駐しており、声をかけるとワンポイントレッスンを引き受けてくれる。この制度によって「富士見パノラマに来るとスキー、スノボがうまくなる」というコンセプトを打ち出しているのである。

蛇足だが、星野リゾートが再生を手がけているアルツ磐梯スキー場では、やはり「スキー、スノボがうまくなる」という同様のコンセプトを打ち出しており、スクールでは「上達保証」をうたっている。上達しなかった場合はレッスン料が返金されるのだという。

話を富士見パノラマに戻すが、冒頭の写真はモブの出陣式を兼ねた模範滑走の様子だ。富士見パノラマはボーダー率がかなり高いスキー場で、モブもスキーヤーとボーダーと両方がいる。

我が家もさっそくこの制度を利用して、モブに子どものスキーレッスンをしてもらった。ゲレンデで見かけたモブに「すみませーん、ワンポイントレッスンお願いしまーす」と声をかけると「はい、よろこんで!」と元気な返事をもらった。

モブの中にはレッスンなどそっちのけで自分が滑ることしか考えていない人もいる、なんていう評判を聞いたこともあったが(モブの報酬はリフト券らしい)、僕が出会ったモブはとても熱心に指導をしてくれて感激である。写真は、エッジコントロールについて、斜面に寝転んでまでして熱烈指導中のモブの姿。

親の言うことは聞かなくても、モブの言うことは素直に聞くもので、3,000mのロングコースにある急斜面も、このレッスンのおかげで格段にスムーズにこなせるようになってしまった。うちの子は調子に乗って、その後も別のモブにレッスンをしてもらったようで、滑走姿勢をほめられたと悦に入っていた。

お正月にピラタス蓼科でスクールに入れたが、ジュニアレッスンは2時間で4,000円であった。そのことを考えると、子どものリフト1日券が2,000円でワンポイントレッスン付き、というのは、なんだかとてもお得に思える。それ以上に、スキーが上手な大人とのふれあいは、子どもたちにとって楽しく、かついい経験である。

7 コメント

  1. resortboyさん、こんにちは。
    スキーを始めてからずっと我流で滑ってきたので、この「スノーモブ」は全く知りませんでした。勉強になります!
    しかし無料でレッスンしてもらえるなんて、嬉しい限りですね〜。さらにビッズモブまで。雪質が気になりますが、それでも一度行ってみたくなりました。

  2. みなさん、こんばんは。
    富士見パノラマも一度行ってみたいと思って何年か前行きましたが、あまり天気がよくなかったせいか八ヶ岳も少ししか見えなくてコースがガリガリでちょっとしかいませんでした。(北斜面だったからでしょうか)

    このスノーモブは、良い試みですね。スキースクールに入ってもいろんな教え方があってあわなくてもずっと一緒にいなくてはならないけど、モブは、いろんな先生に教えてもらえるし、「子供が自分で声をかけて」っていうのが、うれしいですね。
    ほかのスキー場にもひろがってほしいですね。
    富士見パノラマ、人気上昇で混んでないですか。
    (おばさんにも教えてくれるのかしら?)

    日経に出ていましたが、スキー板のレンタルもブランドものを自由に選べる、スキーレンタルバイキングをしているスキー場もでてきましたね。白馬47も選べるレンタルで何回でも交換できて午前スキーで午後スノボーでもOKとか。

    家族の一人が自分のスキー板を忘れてピラタスで借りたらブレーキがかかってすべれない、とぼやいていました。調整命の上手な人が板を忘れるなんて。遊び道具の事まで面倒みられません。選べるレンタルなら少しは、ちがうのでしょうね。

    スキーの映画の影響でスキー人口ふえてるのでしょうか!(^^)!
    羽鳥湖スキー場やっぱり風でリフトは動かなかったみたいでマウントジーンズ混んでいました。高速道路は、閉鎖になりましたが、国道4号線(新バイパス4号線)だいたい100キロで流れていてほとんど高速と変わらず(30~1時間多くかかったくらいで)すいすい帰れました。那須は、高速閉鎖でも心配なくかえれる事がわかりました。

  3. ともさん、チョコたん、こんばんは。

    富士見パノラマはやはり中央道沿いのスキー場らしく、午後になると急斜面のアイスバーンが気になりました。北斜面で日暮れも早めだし、午後はゲレンデも荒れてくるので、できるだけ朝から滑るのがベストと思います。雪質はさすがに2月なのでまったく問題なかったです。

    混雑状況ですが、僕が行ったときにはいくつかのスキー合宿の団体が来ており、初心者向けのファミリーゲレンデは混雑していました。ゴンドラは逆に空いていて拍子抜けしました。

    スキーに行かれる前には、以下のサイトがとても便利です。ユーザーの評判もわかるし、ゲレンデマップなんてたいていの公式サイトよりもよく分かります。クーポンまで手に入る。さすがYahoo!といった感じです。

    スキー&スノー – Yahoo!スポーツ広場

  4. とっても目のつけどころがユニークだなって思うんです!

    夏には素晴らしいビーチとして、伊豆今井浜を紹介してくださったのですが(私の一番好きな海になりました。)、今井浜の良さとしても砂浜を守るボランティアの方々をあげていらしゃいました!

    エクシブとかの豪華な建物とかもそうですが、人は、つい、煌びやかなハードの面にとらわれてしまうわけですが・・・人の存在といったソフトの面をしっかり押さえていらっしゃるんですよね~

    う~ん、resortboyさんが一押しのスキー場とあっては、きっといいところでしょう! 来年は、しっかりマークしておきます(今年は2月が小海リエックス、3月が大人の休息チケットを利用して初・白馬の予定です。)。

  5. るるるさん、こんばんは。

    > resortboyさんが一押しのスキー場と…

    いや、イチオシって程でもないんですよ。リゾート感はいまひとつなので。でも、モブのおかげで毎年一度は行きたいスキー場になりました(三連休などの混雑する日取りは避けて)。イチオシはやはり「ピラタス蓼科+エクシブ蓼科」ですね。やや飽きましたが、ホっとします。

    しかし、小海リエックスとはチョイスが渋い…。個人的には思い出のスキー場なのですが、「またどうして?」と思ってしまいました。

  6. <小海リエックスの話題に一言>

    こちらは私も初めてのスキー場です。前の晩にたっぷり雪が降り、お天気は快晴で絶好のスキー日和に恵まれました! 気持ちのいいスキー場でしたよ。

    ちょうど娘のお友達たち(BOYs)がスキーを滑れるようになったり、スキーデビューしたいな~とか、ママたちも再デビューを考える年頃になってきたので、なんと3家族合同スキー合宿をしたのです。
    おかげで、去年は「ソリ」で終わっていた娘もちょっとだけ滑れるようになってきたようです。お友達効果は大です。
    大人も交代で子どもを見ながら滑りに行けるので、1家族で行くより楽しいかったですよ☆
    ・・・・でも、なぜか一緒にスキーをやりたがるのは、BOYsたちばっかりで娘は男児3人の中で遊んでましたね~~~女児のスキー人口は男児より少ないのかな~~~リエックスの温泉露天風呂もなんと男性風呂が満員で待機になっていました。びっくりです!)

    ということで・・宿泊場所が問題となるのですが、OWの別荘(3LDK・・リビングがゆったり広い!)が小海リエックスの隣接地の松原湖別荘地の中にあったので、これを利用したのです。OWには、3ベットルームの物件がいくつかあるので、人数が増えそうなときはBWよりもちょっと古いけどOWを利用します。

    ということで、3家族でワイワイ楽しめるのは→OW八ヶ岳ヴィラ→小海リエックスでのスキーという流れで、冒頭のスキー場に決ったわけです。

    それにしても、「個人的には思い出のスキー場」とかあるのっていいですね~~~

  7. るるるさん、こんばんは。「そうか!その手があったか!」と思わずうなってしまいました。

    僕はリゾートソリューションのライフサポート倶楽部を利用できる立場なので、同社の八ヶ岳の別荘は空きがあれば使えるんですが、新しい野辺山の方ばかり気になっていて、以前からある松原湖の方は古そうなイメージがあってノーマークでした。ここに泊まれば小海リエックスはすぐ、というわけですね。しかも広いと。

    一家族だとちょっと冬はさみしい感じでしょうが、三家族ともなれば盛り上がって最高ですね。エクシブではありえない使い道です。あらためてリゾートライフの宿探しは深いなぁと思います。

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