この冬、エクシブ蓼科やエクシブ山中湖に中央道を使ってアクセスするのなら、見逃せない割引制度がある。「甲州行楽やまなし周遊ETCパス」がそれだ。いわば周遊きっぷのETC版で、事前にネットからETCカードの番号を登録して申し込んでおくと、連続する2日間の間、中央道での東京 – 山梨間の往復1回と、山梨県内の高速道路が乗り放題になるというものだ。
県内乗り放題なのもうれしいが、料金の割引が大きい。普通車の場合、この周遊パスの料金は3,800円なのだ。例えばエクシブ蓼科に行くとすると、最寄りの諏訪南ICの1つ前、小淵沢IC(写真)までがカバー範囲。小淵沢以西は下道を使うことにすれば、東京からエクシブまでの高速代が往復3,800円で済んでしまう。
普通に高井戸 – 小淵沢を利用すると片道が3,800円だから、ちょうど半額となる計算だ。ETCの時間帯割引をうまく使っておよそ半額にするテクニックはあるが、この周遊パスだと時間帯の制限がないし、一度ICを降りて乗りなおすといった面倒もないので、使い勝手はずっといい。
エクシブ山中湖に行く場合には、高井戸 – 山中湖間が片道3,020円だから、これでも4割近い割引となる。さらに、高速代が安くなるだけでなく、いくつかのサービスエリアのレストランで使える500円の割引券までもらえるから、これを利用すれば実質的な割引率はさらに高まる。
申し込みは、以下の公式サイトからオンラインで簡単に可能だ。ただし、当日思い立って登録することはできず、利用日の2日前(土日、祝日を除く)の24時までに申し込む必要がある。
新しいタイプの商品なので、ちょっととっつきにくくて、サイトの案内を読むのが大変かもしれないが、案ずるより産むが易しなので、この2~3月にエクシブ蓼科、エクシブ山中湖を利用する東京近辺の方はぜひトライを。期限は3月23日(日)までです。
(公式サイト)
甲州行楽やまなし周遊ETCパス | NEXCO中日本
resortboyさん
7ヶ月ぶりですが(前回はエクシブ蓼科利用)先週末3/8(土)9(日)で蓼科
(今回はハーベスト蓼科リゾート利用)に行ってきました。事前にこの割引情報
ありがとうございました。自分ではとても知る由もありませんでした。御蔭さまで
高速料を半額以下で押さえられました。諏訪南IC利用か小淵沢IC利用かは時間的にも
大差ないと言って良く、天気が良かったせいもありますが、途中素晴らしい景色が眺められた分、さらに得した気分です。行き帰りとも談合坂で休憩を取りましたが
ポスターが貼ってあり、知らずに行くとこれを見て涙を飲んだ事でしょう(謝)。
利用を考えられる方々に早くお知らせしたくて、取り急ぎ書き込みました。
記事にあるとおり事前申し込みが必要で、最終締め切りが3/19までともう時間が
ありません。通行しなければ料金がかかることはないので安心して、3/23までに
もしかしたら利用するかもと考えられる方は、急ぎ手続きされる事をお勧めします。
ずきさんすさん、久々の蓼科を楽しまれたようですね。このETCパス、僕はすでに2回も利用してしまいました。冬の中央道はスキー客が集中する関越道と違ってひどい渋滞もないので、スイスイと流れて快適です。朝食を指定のSAレストランで取れば500円引きですし、もうやめられません。来年もぜひこのプランがあるといいなぁと思っています。
resortboyさん、こんばんは。
歳を重ねるにつれ、頭も固くなり(笑)、resortboyさんのような
ETC割引裏テクにはとても付いていけませんでしたが、馬鹿の一つ
覚えで、このプランだけは身について、この後も2回これを利用
しましたが、今回の経済対策、高速料金減額が実現されると、これも
全く必要なくなりますね。蓼科が目的地だと普通に諏訪南ICを使った方がやはり便利ですから・・。お陰様でこのプランがなければ、八ヶ岳リゾートアウトレット(買物に良いかどうかは別としてなかなか感じの良いところ)とかあまり自分としては行かないだろうと思う
小渕沢IC周辺を回れましたが・・。ビジネスモデルの変化も激しい
ですが、トラベルモデルも激変の時代ですから、このブログで頑張って勉強しようと思いますので、よろしくお願いします。
ところで、高速がいったん郊外に出るとどこまで行っても均一1,000円だとすると、例えば、東京起点で東名利用、これまで御殿場で
降りて箱根などに行っていた人が、ガソリン代だけの追加で三ケ日ICまで行き浜名湖まで足を延ばす(時間、労力、渋滞は考慮しないとして)と言った遠距離旅行(遠くの宿泊施設は料金が安いことも多い)が増えるのかなと単純に感じたのですが、これまでと同じ目的地で日帰り利用も多くなるだろうとは考えなかったので、インパクトを受けました。渋滞がひどくなることは間違いないので、ますます頭を使ったドライブをしなくてはいけませんね。
ずきさんすさん、こんにちは。
僕もこの「甲州行楽やまなし周遊ETCパス」を使って今シーズンもエクシブ蓼科やアンビエント蓼科、東急リゾートタウン蓼科の各ホテル、はたまた八ヶ岳の花ホテル、清里高原ホテルなどを使ったスキー旅行を考えていました。関越道は特段の割引策がないので、蓼科エリアを中心に考えていましたが、例の1,000円プランによって、大幅な予定変更!となりそうです。
スキーって、ドライバーに体力さえあれば、実は日帰りが一番カンタンなので…(着替えやアクセス、用具の出し入れとか考えると、泊まりはそれなりに大変です)
1000円が持続すると、高速道路でアクセスが良い場所がリゾートとして生き残るのでしょうか?
那須白河や浜名湖、琵琶湖なども東京から行くのに案外いいかもしれないですね。特に琵琶湖はすいていて、レストランはおいしいので高速代がかからなければ結構いいのではないでしょうか。
逆にリゾーピア熱海・エクシブ伊豆は電車アクセスの人向けに変化しないと苦しいかもしれないですね。