【見栄講座】ピラタスから日本アルプスを眺める

今シーズンは隔週でピラタスに通っているような感じなのだが、この週末は暖かいうえにお天気もよく、まるで春スキーのような天候だった。珍しく「三大アルプスのパノラマ!」という感じだったので、今日はプチ講座と行きましょう。

僕も例外ではないけれども、フツーのお父さんは日本アルプスの山々の名前なんて覚えていないでしょう。おそらくは「日本アルプスは北から、ひだ・きそ・あかいし」などと中学受験程度の知識がせいぜいかと(北アルプスは飛騨山脈、中央アルプスは木曽山脈、南アルプスは赤石山脈)。

そこで、ピラタス蓼科スノーリゾートでスキーをするあなたに、インスタントに家族に尊敬される方法を伝授しましょう。題して「リゾート見栄講座」。

1)まず眺望ポイントとしては、クワッドリフトの降り場あたりがよいでしょう。天気のよい日の、スキー場に着いてまだ時間の浅いうちがチャンスです。

2)リフトの上では、ピラタスは日本アルプスをすべて見ることができる場所だ、という基礎知識を切り出しておきましょう。中学受験のご家庭なら、小4の知識ですから、先程の「ひだ・きそ・あかいし」までは要チェックです。

3)リフトから降りたら、ポイントを絞って解説です。ここは思い切って北アルプスに絞りましょう。リフト降り場のあたりはこんな感じですが、右手の奥が北アルプスになります。

解説時の目印は、八子ヶ峰山頂にある赤い屋根の「ヒュッテ アルビレオ」です。リフトから斜面に向かって右手に赤い小さな屋根が見えるはずです。

その先が大雑把に言って北アルプスですから、まずはそこを押さえましょう。

4)北アルプスで一番有名なのは「槍ヶ岳」です。赤い屋根から視線をぐぐっとズームさせます。

槍の先のように尖った山頂(写真右手)が確認できたら、まずはミッションコンプリートです。非常に特徴ある稜線なので、これが認識できるだけで大きな感動でしょう。

5)余裕があれば槍ヶ岳から左側に目をやりましょう。すると1個所、山々の高度が落ち込んでいる部分がすぐに見つかります。これが「大キレット」で、その左が「穂高連峰」です。大キレットのキレットとは実は日本語で、毎年遭難者が出る難所であるなどとうんちくが話せればパーフェクトでしょう。

まだまだスキーシーズンは続きます。ぜひこのワンポイント解説をご活用くださいね。

3 comments

  1. う~ん、この情報が一足違いでした。私もこのすばらしい景色を見ていたのです。まぁ、古女房相手に付け焼き刃の知識を披露しても効果はなかったとは思いますが。

  2. ご参考までに:
    ピラタスのロープウェイ乗り場でタクシーを呼んでエクシブまで戻ったのですが、迎車料を入れて1700円でした。蓼科から迎えに来たので賃走距離より迎車距離が長そうなのにこの程度の料金で運転手さんに申し訳ない感じでした。

  3. シルバーユーザーさん、そうですか、ピラタスから1,700円ですか。それなら気軽に行くことができますね。よい情報をありがとうございます。

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