エクシブ蓼科の中国料理レストラン「翆陽」。エクシブ蓼科のレストランの中では一番人気で、僕も夕食を予約するときには、かならず翆陽を利用してきた。子どもの誕生日を祝ったこと、お料理のタイミングに文句を付けたこと、クリスマスのイルミネーションに目をみはったこと。いろいろな思い出がある。
そんな翆陽だが、この10月に訪れたとき、大幅にアラカルト料理が値上げしていたことにショックを覚えた。残念ながら値段に応じて内容が向上したわけではない。オーナーに対して事前に告知があったわけでもない。いつものように訪れたら、いつものメニューが値上げされていたのである。
エクシブではこの4月から低価格なコース料理が廃止されたり値上げになった。低価格なコースを廃止するかわりに、アラカルトで応えると説明していた。そしてここ翆陽では、アラカルト料理は、内容をそのままに、ただ値上げだけが行われた。
リゾートトラストの伊藤與朗会長は、「東京ベイコート倶楽部」の販売にあたって、メディアに対してこう語っている。「高額所得者や高級ビジネスマン、起業家などが会員権販売のターゲットです。年収で言えば平均で3000万円くらいの人たち、金融資産で言えば1億円以上持っている人たちになるでしょうか」
こうした戦略の影響がこの値上げか。もし、そうだとすれば、リゾートトラストは何かを勘違いしている。エクシブのようなリゾート会員権を実需で購入する「ニューラグジュアリー」な消費者は、コストコンシャスである。BMWで100円ショップに行くような、クレジットカードのポイントを細かく計算するような、消費に関する高いリテラシーを持っている。このような中身の伴わない安易な値上げは、エクシブのコア利用者の足を遠のかせるだけだ。
紅葉シリーズを少しお休みして、今日はすこし感情的に書いてみました。(Photo was taken in 2005 Spring)
おはようございます。私も以前蓼科のオーナーだった時、翠陽とボナキューでのディナーをすごく楽しみにしていました。その頃は翠陽にはK君、ボナキューにはH君というフレンドリーでいてお若いのに気配りのあるサービスの出来るスタッフがいて、彼らの笑顔に会うのを楽しみにしていたものです。その後彼らも異動し、私も軽井沢のオーナーになり、お料理のお値段は上がってしまい、お味はそのわりでなくなり・・・・変わらないのはレストランの豪華な内装だけだったりして・・・
ベイコートの件、なんとなく複雑です・・・でもそんな高級な人たちが、最近のリゾートトラストのサービスに共感して、大勢オーナーになるとはなんとも・・・といいつつ、先日友人がベイコートのオーナーになったので、1回は探検隊に行ってみたいと思うゆゆでした・・・・
こんにちわ~
resortboy’sさん、ゆゆちゃん & 皆さ~ん!
さてさて翆陽の値上げの件、話の後半にある「消費に関する高いリテラシー」
ごもっともです!! と強く思います。
「BMWで100円ショップに行くような、クレジットカードのポイント・・・」確かに。。。 (^_^;
見てました。私のこと・・・・?!
ただでさえ食事が高いと言われているのに、火に油を注ぐようなものですね。
こういった意見にRTはどう思っているんでしょうね。
東京ベイコート倶楽部に目が移りすぎてしまったのかしら?
XIVあってこそなのにね。
大好きなXIVだから、もっともっと愛されるリゾートホテルになって欲しいですね。
ゆゆちゃん、dionさん、コメントありがとうございます。
ベイコートの件は、いろいろと情報収集したので、そのうちに別途書いてみたいと思います。写真がないので(まだ建ってないので当たり前)、どうしようかな。僕はあることに気づいてかなり真剣に購入を検討してしまいましたが、結局、今の段階では見送っています。
僕はリゾートトラストという会社が好きで、エクシブという「商品」にもビジネスとしてとても興味があります。このブログは、みなさんに写真でイメージをふくらませて楽しんでいただくことを主眼としていますが、ときには、そういったビジネスっぽい視点も入れていきたいと考えています。