リゾート会員権というビジネスが曲がり角を曲がってしまった以上、施設のクローズや営業時間の削減など、サービスの低下はまぬがれない。エクシブにおいてはハードウェアに思い切り投資をするスタイルだったから、もともと節約主義の東急ハーヴェストクラブなどと比較すると「昔はよかった」的なことが今後も続くのだろう。
そんなわけで、リゾート行きを「面」としてとらえて、足りないものは別のところで調達する、という考え方を取らざるをえない。この厳しい暑さにも関わらず、エクシブ蓼科の屋外プールはまだ営業していない。室内プールだけでは10メートルくらいしか泳げないので、今日は「ゆーぷるにらさき」に行きましょう。
（公式）日帰り温泉施設 ゆーぷるにらさき
ゆーぷるにらさきは中央道の韮崎ICからクルマで7～8分ほどのところにある「道の駅にらさき」の向かいにある日帰り温泉施設だ。寝湯、圧注湯、打たせ湯、圧注湯、気泡浴、噴水浴とバラエティに飛んだ天然温泉の浴室に、45mの流れる温水プール、子供用プール、2つのジャグジーからなるウォーターガーデンが併設されている。料金は中学生以上が700円、小学生以下は400円（市民はもっと安い）。
エクシブ蓼科からはずいぶんと離れているが、僕の利用アイデアとしては以下のようなものである。エクシブをチェックアウトして、八ヶ岳エコーラインから鉢巻道路を経由して小淵沢へ向かう。小淵沢にはリゾナーレや八ヶ岳リゾートアウトレットがあるから、そこで夕方まで過ごす。
そこから韮崎まで移動してまずは夕食。道の駅にらさきの隣には、地元で評判の洋食店「マイルストーン」があるから、そこでたっぷりとディナーを楽しもう。
それからゆーぷるにらさきに移動。プールで遊んだり、温泉でのんびりしたりして、閉館の21時まで過ごす。
21時にゆーぷるにらさきを出て、韮崎ICから中央道に乗れば、もう渋滞は解消しているし、八王子料金所の通過は22時を超えるはずなので、中央道は都市部も含めてすべて半額になる（休日特別割引と早朝夜間割引の併用）。
韮崎については、ちょっと面白いなと思っているので、また書きます。
こんばんは
最近はプールの営業期間の縮小や新施設のプールの未設置等スイミング事情は確かに悪化してますね。
私のお勧めは「リゾーピア久美浜」です。プライベート性抜群のプールと、ホテルから車で５分の距離に「小天橋海水浴場」があり、更に少し足を伸ばせば、鳴き砂で有名な「琴引浜海水浴場」が近くにあります。景色の良さと水の透明度は最高です。
海の日の三連休は、午前中泳ぎ、宿の温泉に昼頃入り、午後から「出石の夏祭り」に行き、名物の皿そばを食べてから、出石城をバックにした若い女性の浴衣のファッションショーを見るのを楽しみにしてきました。しかし、今年は震災の影響か、三連休中に夏祭りは開催されないようです。残念。
お盆は、「エクシブ鳥羽」のプールで少し楽しむ予定です。
この「ゆーぷるにらさき」も、公設で民間の指定業者が運営する施設ですが、公の施設は「建てることに意義」があって、実際の運営で稼ぐことは頭から考えられていないところが多く、ほとんどの施設が閑古鳥が鳴くような施設だったりします。
リゾート好きなら多くの自治体にあるこういう施設を使い倒していけば、安価に楽しめることが多いですよ。
私は、リゾートへの行きかえりに雑誌「温泉博士」で温泉を無料で利用し休憩することが多いです。たとえば今月号の温泉博士では、東京から蓼科にいく途中の山梨県にある市営の温泉
鼓川温泉 市営 鼓川温泉
花かげの湯 市営温泉 花かげの湯
なんかが紹介されています。
http://www.club-9.com/asobu/onsen/tegata/index_frame.htm
ハーヴェストは、確かにゴージャス感はないですが、節約志向だったんですか．．．
知りませんでした（笑）
ここはエクシブオーナーの方がほとんどで、リゾートに求めるものも人それぞれだと
思いますが、私は敢えて一番古いハーヴェスト蓼科を購入しました。
何よりも八ケ岳の眺めが絶景で、レストランはイタリアンだけですが、とても美味し
くて、今まで期待を裏切られた事はありません。
支配人を初め、フロントやレストランのスタッフの対応も柔軟で行き届いており、
いつも気持ちよく利用しています。
皆さん、こんにちは。それにしても毎日暑いですね。
リゾーピア久美浜はクローズされる前にぜひ一度行ってみたいところです。登記された会員権もあるので、そう簡単にクローズということにはならないと思いますが、ちょっと心配しています。
ハーヴェストについては節約主義なんて書いてしまいましたが、要するにエクシブに比べると、合理的なオペレーションを前提としている感じがするんですね。エクシブはムダが多すぎて、あまりサステナビリティのことが考慮されていない感じがしていましたが、そこは難しいところで、あまり合理的だとつまらなくなってしまうんですよね（これは相対的な話でして、決してハーヴェストがつまらないと言っているわけではありませんよ）。
久美浜といえば、建築途中で廃墟となったリゾートマンションがあります。
http://livedoor.blogimg.jp/aries_happiness/imgs/d/7/d7278ab1.jpg
リゾーピア久美浜は良いとしても、こういったバブルの墓標を見せられると・・・・・という感じがします。
さすがのリゾートトラストも再生に手を出すことはなかったようです。
志賀直哉の短編小説「城の崎にて」は、近くの城崎温泉が舞台ですが、あまり楽しい話ではなかったような。