芦屋ベイコート倶楽部のベイスイート、1ベッドルーム – 2

前回に引き続いて、芦屋ベイコート倶楽部のベイスイート、1ベッドルームのお部屋について紹介します。前回はお部屋全体の概要について説明したので、今回は、設備面について、利用した印象を中心にレビューしてみます。

その前に冒頭の写真。これはお部屋のバルコニーからの眺めです。今回は芦屋マリーナ側のお部屋でした。正面には係留されているヨット、その奥には南欧風の結婚式場、そして右側には県営の団地マンションが林立しています。

では設備についてです。エクシブとの違いで言うと、まずお部屋の鍵がカードキーになっていることが挙げられます。スパに行くときなどにキーだけ持ち歩くと、お部屋番号がわからなくなるということでもあるので、注意しないといけない部分があるかもしれません。

続いてベッド周り。2つあるベッドのそれぞれにはサイドテーブルがあり、そこにコンセントもあります。片方のベッドには、USB電源も付いています。

壁掛けのテレビの前には、BOSEのBluetoothスピーカーがありました。スマホから接続してストリーミングの音楽を楽しみました。また、テレビにPCなどから接続するためのHDMI端子が壁に備わっています。いちいちテレビの裏を探って、端子を探すようなことがなくなったのは進歩です。

続いてミニバー関係。冷蔵庫には、このように多彩な飲料が用意されていて、高級ホテルだぞ、という押し出しを感じます。反面、買ってきたものを入れるスペースはほとんどありません。

このように小瓶の洋酒も揃っています。奥にあるのが、無料のティーバッグ類です。

しかし、これほどの高級ホテルなのですから、インスタントコーヒーではさみしいと思いました。最近のシティホテルのアッパーフロアでは普通に存在するキューリグやネスプレッソなどのカプセルコーヒーマシンを、このクラスのお部屋でも備えるべきだったのではないかと思います。

では、水回りに行ってみます。アメニティーはエトロですから、最高級と言って良いです。シャンプー、リンス、ボディウォッシュ、バスジェルにローション。そして石鹸です。

エクシブにはないシェービングフォームやヘアブラシ、ボディタオルといったアイテムも備えられていました。

ただし、ホテル産業全体としては、環境に配慮して、定番のアメニティ類はミニボトルではなく、ディスペンサーでの提供に切り替える方向にあります。またその流れと連動するように、基本化粧品のセットやフェイスパック、バスソルトなどの「お楽しみ系」のアメニティを追加提供するようなトレンドが日本の場合にはありますので、そういった方向性での強化も必要でしょう。今はこれでいいと思いますが、最高級の会員制ホテルとして今後どう対応していくのか、注目しています。

最後にバスルームについてです。このバスルームは少々使いにくいように感じました。

バスルームの真ん中に扉があり、その左右に洗面台があります(つまり2つあります)。そして扉の正面がバスタブ、片側がシャワーブース、そしてもう片側にトイレとなっています。

このお部屋は単身で使うことは少ないのではないかと思います。誰かがお風呂に入っていたらトイレに行けませんし、またお風呂の後の湿ったトイレに行くのも嫌ではないでしょうか。

ビジネスホテルですら3点セットの時代はとうに終わっていますから、スペースやデザインの関係で同じ場所に設置するにしても、もう少しなんとかならなかったのかと思います。

1 comment

  1. こんにちは。
    トイレ見ながらバスって信じられないです!
    今時、ワンルームマンションだって、トイレとお風呂はべつなのに、、、
    ちょっとショックですねぇ。カナシイ

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