建築がはじまったばかりの横浜ベイコート倶楽部(一般ホテル部分はザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜)の立地について、現地取材に行ってきましたのでレポートします。この冒頭の写真ですが、建築現場の北東の角、ホテル側の一番海寄りから、MICE施設及びホテル敷地の全体をとらえたものです。

周囲の状況を順を追って紹介していきますが、まずはこちらの図面をご覧ください。

これが現場に掲出されている敷地図で、冒頭の写真はこの図の左上から下に向かって撮影したものです。ここに図面の向きで言うと、以下のような建物が建ちます。左の薄型のビルが横浜ベイコート倶楽部およびカハラ横浜で、14階建てとなる予定です。

(画像出典:横浜市文化観光局)

(関連)resortboy's blog – リゾート会員権ブログ – 横浜ベイコート倶楽部、一般ホテルはカハラブランドに

次に、MICE施設側の海側からの撮影です。

この写真にある横浜ベイコート倶楽部の背後にある高層ビル群について見ていきます。

まずすぐ後ろの街区には、4つのタワーマンションがあります。

ブリリアグランデみなとみらい」と「パシフィックロイヤルコートみなとみらい」で、いずれもツインタワー。前者は30階、後者が29階建てです。

その北側でホテル施設に隣接する街区には、向かって左に「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」(20階建て)、その隣に27階建てのマンション、「ブルーハーバータワーみなとみらい」があります。

これらと同じ街区には、大型ディスカウントスーパーの「オーケー みなとみらい店」があり、一番近い商業施設がそこになります。横浜ベイコート倶楽部の地図を示すのに、このスーパーの地図がちょうど都合がいいので、開店時の報道発表資料より引用します。「展示ホール北」と書かれているブロックがMICE施設およびベイコート/カハラの敷地です。

(画像出典:オーケー株式会社 報道発表資料)

脱線しますが、ベイコートやカハラに泊まってオーケーで買い物と想像すると、ちょっとヘンな気分になります。ハワイでドンキホーテに行くようなものですから、それなりにフィットするような気もしますけれど、自分は普段からオーケー使いなもので、ちょっとイヤな感じがしちゃうんですよね。自分にとってはあまりにも生活感がある場所なので(汗)。

さて、会員制ホテルは北向きに建設されますから(南側はMICE施設で、一般ホテルのカハラになります)、多くの部屋の景色はこのようになるはずです。水路を隔てて山内ふ頭が見えます。

海側はどうでしょう。海がよく見えるお部屋というのはごく少ないのではないかと予想します(CGを見る限りベランダはないようですし)。ホテルの海側には臨港パークがあり、オンザショアのホテルではありません。画面中央の奥にオレンジのクレーンが見えますが、その辺りにホテルが建ちます。

臨港パークは横浜ベイコート倶楽部前からインターコンチネンタルまで石畳と緑地が広がっていて、なかなかリゾート感がある場所だと思います。ただし、海が汚いので、そこを気にすると一気にガッカリしてしまいますが…。

まとめると、近隣は高層ビルが林立していて、横浜ベイコート倶楽部の建物としての存在感は、14階というボリューム感からかなり埋もれたものになると考えられます。また、ビューの面ではより優れたホテルや施設が数多く存在しています(インターコンチは31階、ロイヤルパーク(ランドマーク)は70階)。

高さがないので、海への開放感はかなり限定的で、正面は埠頭ですから夜景も期待できません(むしろ陸側のカハラの方が既存のホテル街が見えて夜のシティビューがきれいでしょう:上記画像参照)。また、ホテル周囲はタワマン街で商業エリアではないため、みなとみらい駅近辺のようなキラキラした華やかな雰囲気とは異なります。

街の中にある高級シティホテル、というよりも、むしろ独自の世界観で、内向きに作り込むような形での開発になるのではないでしょうか。同じベイコートでも、東京ベイコート倶楽部の「天空のスパ」(最上階の27階)に代表される開放感とは、少し違ったアプローチになると思われます。

現場からは以上です。

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