2021年10月1日から全エクシブでコース料理の価格改定が行われます。現在、日本料理に比べて洋食や中華はコース価格が低く設定されていますが、10月からはすべて現在の日本料理の価格帯に統一されます。
具体的には、エクシブ(離宮以外)では現在、日本料理は7,260円、10,890円、14,520円の3つのコースが用意されていますが、10月以降は洋食(イタリアンまたは南欧)の各コースもこれらの価格となります(注記のない限り、価格は税サ込)。現在、ローエンドのコースは6,050円ですが、それが1,210円(本体1,000円アップに税サが加算)分、切り上がります。
離宮シリーズ(鳥羽別邸を含む)においても同様で、和洋中のコース料理が現在の日本料理コースの価格に統一されます。すなわち、9,680円、13,310円、16,940円です。
事実上、ローエンドと呼べそうな価格のコース料理が消滅した形ですが、客室に運ばれるお弁当形式の「インルームダイニング」がその穴を埋めます。エクシブ(離宮以外)では4,235円から、離宮では6,050円からのメニューが提供される予定です。
価格統一は「かねてからお客様のご要望もあり・・・」というような理由が書かれていましたが、本当でしょうか。事実だとしても高めの日本料理に合わせるというのもどうかと。
格安プランでローエンドのコースを何度か頂きましたが、琵琶湖の中華や南欧料理、浜名湖のイタリアンなど、量も質も高いコースに遜色のない内容でした。
インルームダイニングのサービスもいつまで続くのでしょうか。
ワクチンが行きわたって、感染が収束しても続けてほしいものです。
余談ですが、最近大浴場の更衣室に、「黙浴」と書いた大きなプラカードが立っています。ただ、女性のグループ客の中には目に入っているのかいないのか、相変わらず大きな声でおしゃべりをしている人もいて、(気のせいかやは西高東低というか、西の方の声は賑やかで気になります。このブログを読んでいる方には少ないと思いますが)、プラカードを立てるだけでなく、浴場のフロントではグループ客には一言声がけをしてもらいたいものです。中には露天風呂でもマスクをして入浴している人も見かけました。
blueroseさん、コメントありがとうございます。
思えば遠くへ来たもんだ、という感じがします。僕がエクシブを使いはじめた時のローエンドコースは統一で2,500円++でしたから、計算すると2,887円でしたので、およそ2.5倍になりました。新規エクシブ自体の豪華さの位置付けもそれくらいの倍率で向上しているようにも思えるので、このこと自体が問題とは思わないのですが、経年劣化の進むオールドエクシブも含めての一律措置は限界ではないかと思います。きっと現場は困っていることと推測します。
インルームダイニングには、いろいろな意味で、大いなる可能性がありますよね。近隣と協力してデリバリーを導入するとか、ロビーにテイクアウト業者を呼ぶとか、どのみちもうからない料飲改革の芽は世間に既にあるわけですけれど、今回のようなブランド一律の高級化とは相容れないよなぁ…。
「黙浴」という言葉があるのですね。男性はもともとしゃべらない「黙浴文化」なのですが、女性は違いますよね。最近はプールではインストラクターはマスクをすることになっていますので、そのうち大浴場でもこのようなマスクが推奨になったりするかな?
フットマーク プール用マスク FM 3000021 スイミング 水泳 マスク FOOTMARK
最高のプランの中の最悪の改悪
エクシブ鳥羽
《ニューライフロングステイパッケージ》
《ワーケーションパッケージ》
1人旅OK、2泊以上最大7泊まで何泊しても一律料金。
◆特典:多数あり
◆料金 1室/7泊まで・税サ込
Aグレード 23,000円
Cグレード 33,000円
Eグレード 43,000円
設定期間:2021年04月18日~2022年03月31日
設定除外日あり
定員:1室1名様より最大2名様まで
私の長いエクシブライフの中でも最高の長期滞在プランですね。これこそ会員制リゾートクラブの理想だと思い(コロナ感染次第で)利用しようかと思っています。ただ、食事が付いていないので、このプランにリーズナブルな夕食セットメニューがあれば完璧です。
そう思っていた時に、resortboyさんからの最新情報にショックを受けました。今回の夕食の料金改定は最悪です。リタイア・シニア1人旅の私としては、もう高くてエクシブでは夕食とれません。適当に外食するか、コンビニ弁当買ってきて部屋で食べます。それもいいかな~。
このオールドエクシブの最高の長期滞在プランと最悪の夕食料金改定の先に見える姿は「オールドエクシブの高級リゾートマンション化」でしょうか?それも悪くはないですね。これを進めて、部屋に電子レンジを置いてくれればロングステイが完成します。オールドエクシブの有効活用です。オールドエクシブファンの皆様、いかがでしょうか?
funasan、コメントありがとうございます。
オールドエクシブのスイートクラスの客室にはミニキッチンがあるケースが少なくないので、そうしたお部屋に電子レンジを設置して、持ち込み調理を電子レンジに限定して解禁すれば、前進する気はしますね。伊豆や軽井沢などのルーバー扉の付いたミニキッチンは、ハードとしてはコンドミニアムですよね。
すでに平日のランチ営業など不可能になっていますから、ホテル側が言う「ロングステイ」は絵に書いた餅で、外に食べに行くかコンビニ飯にならざるを得ません。もともと冷蔵庫はあって、持ち込みのものも保冷できるわけだし。
ただ、セラヴィのホテルアンビエントのようにお部屋で調理OKとするには、ルール的(各種の法的規制)に解決しなければならないことがいろいろありそうです。自分はこの分野に明るくないので、研究してみたいとは思っているのですが。
また、今回の料金改定はインルームダイニングの定着とセットになっているわけですが、お部屋で食べるならレストランのお弁当もコンビニ弁当もあまり変わらない、という価値観もあると思います。子育て世代ではインルームダイニングはかなり好評だと思いますが、一人旅なら持ち込み弁当とあまり変わらない(価格は4~5倍なので割が合わない)のではないでしょうか。
それと感じることは、ホテル側の都合でロングステイのまとめ売りを「ワーケーション」と銘打っても、実際にはなかなか成立しづらいということはありますよね。エクシブのあるような立地は都会と違って近くにコンビニもないし、アクセア(コピー屋)もないし、時間外に出しに行ける郵便局もないし、実際に仕事が一週間単位で成立する条件として、けっこう厳しいように感じています。仕事場として都会から100キロ離れているというのは、ホテル側がワーケーションと名札を貼るだけで何も変わっていないのであれば、本質的に難しい面があります。
話は尽きませんが、この辺で…。
ベイコート、離宮は高級路線のレストランでも理解できますが、オールドエクシブはロープライスなレストランがあった方がファミリーやリタイヤ組の長期滞在などには利用しやすいですです。
特にシニアの長期滞在には割子弁当(ハーヴェストにはあります)とか喜ばれますよね。
その方が、オールドエクシブの稼働率UPになるのではないでしょうか。
oceanさん、コメントありがとうございます。価格を抑えたダイニングはインルームダイニングで、ということなのだと理解しています。リゾートトラストはエクシブでは3,500円++(4,235円)から提供するとしています。
例えば、エクシブきっての運営優等生である那須白河では、この価格で「オマール海老入りパエリアセット」が提供されています。そのうち、各エクシブで松花堂弁当みたいなものも取りそろえるのではないでしょうか。
インルームダイニング(洋食)|グランドエクシブ那須白河|リゾートトラスト株式会社
ドリンクが安く済ませられるので、ダイニングスペースがある客室であれば、たまにはこういうのもよさそうです。
resortboyさん、インルームの件ありがとうございます。
この価格でお部屋で食べれるのはいいですね。
一度チャレンジてみたいです。
鳥羽別邸でインルームを問い合わせたら12000円ぐらいだったので、やめてしまいました。3人で36000円のお弁当!。おせち料理みたいですね。
朝食は洋食でインルームで頂きましたが、紙の箱に入った硬いパンのサンドイッチにさめたスープでした。噛むのに歯が痛くなりそうでした。
一番驚いたのはコーヒーを自分でドリップするコンビニタイプものでした。
何故、ドリップしたコーヒーをポットに入れてもらえないのでしょうか?。
以降、インルームは慎重になっています。
エクシブの朝食・夕食の大幅値上げ、本当に痛いです。
と言って、エクシブは利用していなくても、毎年ガッツリ年会費を取られるので・・・頭が痛いです。
舟さんがおっしゃっている様に、エクシブでの食事は諦めて、「オールドエクシブの高級リゾートマンション化」として、 もう、いっそ、リゾートマンションを購入したと思って、活用していった方が良さそうですね。
ただ、リゾートマンションなら、キッチンがあるんですよね!
朝食や簡単な料理なら、訪問先でも作れるので、キッチン付きはとても便利です。
やはり、オールドエクシブのお部屋には、電子レンジを常備して欲しいです!!!
せめて各フロアごとに、1台とか。
電子レンジの設置、それから「部屋食の解禁」については、あともう1歩、という感じがします。
オールドエクシブの一部では、ランチ提供ができなくなっていますから(例えばエクシブ伊豆はラウンジを廃止してしまったので、昼間に食事ができません)、普通に3食食べようとしたら、あらかじめ何かを買っておいて、電子レンジでチンするほかはありません。
つまり、滞在に必要な電子レンジの設置を否定し続けることには、ホテルとしてかなりの無理があると思っています。連泊しないでね、なんていうホテルはありえないですし、以下のようにテレワーク向けの4泊5日プランの販売もしていますからね。
XIV 100HOUR‘Sパッケージ~Summer・夏~|エクシブ伊豆|リゾートトラスト株式会社