エクシブ山中湖のスイートグレードの「玄関」である。格子戸の向こうに下駄箱が見える。エクシブにこんな和風の玄関が?と思うだろうが、これは「お部屋の中にある玄関」なのだ。
スイートグレードの和洋室タイプではこんな奇妙な光景が見られる。廊下からドアを開けて踏込に入った右手が和室なのだが、ご丁寧に和室専用に立派な踏込が付いている。
こちらはお部屋の方から見たところだが、ベッドを置いて1人くらい寝られそうなスペースだ。ちなみに右奥は本来は照明が点くはずだが、宿泊したお部屋では蛍光灯が切れていた。来年開業20年を迎えるオールドエクシブなんてこんなものですかね。
ともあれ、この踏込で靴を脱いで、さらにふすまを開ければ、広々とした和室が広がっている。
ちょうど年末年始の予約時期だが、やはり年始は畳のお部屋でのんびりすごしたいものだ。最近のエクシブは和室の家具が「イミナシ家具」になってしまったので、こういうトラディショナルな和テーブルのあるオールドエクシブがいいですね。
念のために付け加えますが、このお部屋には独立したベッドルームも、広々としたリビングも、大きなジャグジーのあるバスルームも、すべて完備していますよ。この写真だけ見ると、なんだかこれだけでお部屋として成立するような錯覚におちいってしまいますね。