横浜カハラ前にFour Seasons、マレーシア企業が進出

今日は横浜の話をしましょう。現在、開業準備中の横浜ベイコート倶楽部(ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜)に隣接したみなとみらい21の街区では、続々と今後の開発が進みつつあります。

冒頭の写真ですが、これはカハラ横浜のある交差点を、横浜駅方面に向いて撮影したものです。信号の右側は59街区と言って、ビジネスホテルの「ホテルビスタプレミオ横浜」や、大手スーパー「オーケー」の本社(店舗併設)があります。横浜ベイコートの隣接地ということで、このブログでも何度か話題にしている街区です。

今日の話はそのさらに奥側の街区、60~62街区の話です。

(画像出典:横浜市)

まだここは開発が済んでない空き地になっていて、みなとみらいとしては端っこになりますが、むしろ横浜駅には近く、かつ、希少価値のある水辺エリア。どのような事業者が落札するのか、横浜ベイコートとの関係性においても気になるところです。

Photo by resortboy

こちらの写真はホテルビスタプレミオ横浜から撮影した60-61街区の様子です。手前の屋根がオーケー本社で、奥に「富士ゼロックスR&Dスクエア」(同社の研究開発拠点)が見えます。間に挟まれた低層の建物が「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」です。

この写真に見えている空き地部分には、高級不動産を手掛けるケン・コーポレーションが、「Kアリーナプロジェクト」として、約2万席の音楽アリーナを中心にした、ホテルとオフィスの複合ビルを建設します。竣工は2023年の予定で、ホテル事業者はまだ発表されていませんが、地上28階のビルの中に、約340室のホテルがオープン予定となっています。

(画像出典:ケン・コーポレーション)

さらに、海に向かった開放的な62街区には「Four Seasons Hotels and Resorts」の進出が予定されていることが発表されました。62街区の開発事業者に決定したのは、マレーシアのBerjaya Corporation Berhadを代表企業とする企業グループで、丸紅と大和ハウス工業が参加します。

(画像出典:横浜市)

横浜市が発表している採択理由を見ると、Berjaya社の実績が高く評価されています。同社は、京都で「フォーシーズンズホテル&ホテルレジデンス京都」(2016年10月開業、ホテル部分を2020年に売却)、沖縄で「アンサ沖縄リゾート」(2019年12月開業)と「フォーシーズンズリゾート&プライベートレジデンス沖縄」(2023年〜2024年開業予定)といった実績があり、日本への進出を急ピッチに進めています。

以下は同社の代表的なホテル群(一部)です。

(画像出典:Berjaya Corporation Berhad)

みなとみらいにおいては、地上14階の建物を建築し(高さは横浜ベイコートと同じ)、低層階にはプールやスパ、水族館、レストラン、4階以上にホテル(コンドミニアムを含む)が入る予定となっています。

以下、横浜市発表の採択理由から引用します。

事業・運営計画に関しては、ホテルオペレーターとして、Four Seasons Hotels and Resortsを含む国際的なラグジュアリーホテルブランドを誘致する予定であり、LOI(関心表明書)を取得しています。また、水辺と平行に連なる飲食店舗群については、市内でも稀有のものと考えられます。ホテルや地区初の機能である水族館の開設など、すべてのプログラムが近傍にないものであり、魅力ある新しい地区づくりにつながる可能性があります。具体的なホテルブランドや、水族館の運営会社等が示されており、また、大規模な開発ですが、代表企業、構成企業の実績からも事業実現への不安は大きくないものと考えられます。

施設計画は、最高級クラスのホテルや、最新デジタル技術と本物の海洋生物が融合する水族館など、地区に賑わいをもたらす施設として期待ができ、「観光・エンターテイメント」を軸とした街づくりを進める、当街区の街づくり方針への適合性が認められます。

(出典:みなとみらい21中央地区62街区の事業予定者を決定しました 横浜市

横浜ベイコートの隣接地では、このような開発プロジェクトが並行して進んでいます。数年後にはなりますが、今は閑散としているあのエリアに賑わいが期待できるのは楽しみですね。

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