インターコンチネンタル横浜Pier 8が2019年11月開業

リゾートトラストのホテル開発で次に開業を控えているのは2020年7月に予定されている「横浜ベイコート倶楽部」です。このホテルはMICE施設、パシフィコ横浜の拡張である「パシフィコ横浜ノース」の建設に伴う隣接国際ホテルのニーズに対応して建設されるもので、会員制リゾートホテル「横浜ベイコート倶楽部」と一般高級ホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」が同じ建物内に同居する形で建設が進んでいます。

今日はその横浜ベイコート&カハラにも影響がある近隣ホテルの話題です。自分はうっかり見逃していたのですが、実は従来からあるパシフィコ横浜の側(南側)にも、新規のホテル開業があります。このほど正式に発表されたので、今日はそのホテルについて紹介します。

現在のパシフィコ横浜の隣には「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」が既にありますが、それに隣接して新たなインターコンチネンタルホテルとなる「インターコンチネンタル横浜Pier 8」が開業するというのです。しかも今年の秋(11月)に。

新ホテルは、「YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT」と呼ばれる大型クルーズ客船が停泊するターミナルの新設に伴うもので、ホテルはターミナルそのものの中に入ります。完成時のパース図がこちらです。

画像出典:新港ふ頭客船ターミナル株式会社

このパース図がすべてを物語っていると思いますが、立地は最高です。なにしろPier 8(第8桟橋とか8号埠頭くらいの意味)そのものですから、海の上、という立地です。

開業発表において横浜グランドインターコンチネンタルホテルの梅村東社長は「3方向を海に囲まれた国内でも希少な海上立地(埠頭)ならではのダイナミックな眺望は他にはないもの。新しい感動をご体験いただける」と語っており、まさにそのとおりだろうな、と僕も思います。

参考までに、これは現在のPier 21、シーバスのみなとみらい乗り場の様子です(現在のインタコの真ん前)。

またこちらは現在の大さん橋の様子ですが、まぁ雰囲気的にはこういう感じかと。

Google Mapで平面的に確認してみましょう。画面右下のピンがPier 8になります。

現在のインタコから運河を挟んで日帰り温泉の万葉倶楽部があり、その隣にカップヌードルミュージアムがあり、その海側、という立地です。背後には赤レンガ倉庫。横浜ベイコート倶楽部の立地とは、本質的に価値が異なる場所と言えます。

新ホテルは、客船ターミナルにできる複合施設の3階~5階に位置し、客室数は173室。クラブインターコンチネンタル(ラウンジ)、レストラン&バー、パーティールーム、スパ、フィットネス、インドアガーデンなどを備えるとのこと。従来からあるインタコの施設と一体とした開発というわけではなく、単独で施設を完備してくるようです。

特に期待できるのが屋上(ルーフトップ)で、発表資料には「まるで海と空と一体化したようなルーフトップ」と表現されています。

画像出典:新港ふ頭客船ターミナル株式会社

ちょっとこれは期待するなという方がおかしいような、好条件なのではないでしょうか。

参考までに、万葉倶楽部のルーフトップを載せておきます。皆さんもぜひどうぞ>横浜みなとみらい万葉倶楽部。

週末は花火ですよ。ついでに言うと、今回の記事の僕の写真は、基本、すべて万葉倶楽部から撮ったものです。混んでるけど、港の中にあって素敵です。

6月2日 横浜開港祭 花火のお知らせ – 横浜みなとみらい万葉倶楽部【公式サイト】

他の外資系もそうですが、IHGにも勢いが出てきました。2019年8月にANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ、11月にはこの横浜、12月にはホテルインディゴ箱根強羅、2020年春にはキンプトン東京新宿、2021年には、ホテルインディゴ犬山・有楽苑と、高級ラインが次々と投入される予定となっています。

横浜ベイコート倶楽部はかつての東京ベイコート倶楽部とは比べものにならない、高級ホテル群、特に外資系との直接対決に囲まれての船出となるのですね。東京のベイコートは立地としてかなり孤立した施設なので、横浜とはずいぶん違うなと。それが吉と出るとよいと思っています。

(関連)横浜ベイコート近くにウェスティン、2022年春開業 | resortboy's blog – ホテルの会員制度を楽しむサイト

4 comments

  1. 先日のオフ会では色々と有益な情報を頂き有難うございました。

    PIER8の楽しいお話有難うございます。
    パース図に描かれているのはダイヤモンドプリンセスだと思われますが、たまたま今朝この船に乗船して石垣島に入港したところです。
    いつか新インターコンチネンタルホテルに前泊してPIER8からクルーズに出たいものだと夢を膨らませています。

  2. magoaiさん、ダイヤモンドプリンセス乗船中とは羨ましいですね。
    最近、私はクルーズに乗っていませんので、豪華客船の写真を見ると気持ちが高まります。

    さて、リゾートボーイさん、またまた最新情報ありがとうございました。
    このホテルは間違いなく当たると思います。日本人にも外国人にも。
    横浜発着のクルーズ乗船客にとっては最高のホテルになりますから、真っ先に予約が入るでしょう。

    実は、私はカナダ・バンクーバー発着のアラスカクルーズに乗船した時、前泊2泊を、
    クルーズターミナルの上に造られた「パンパシフィック・バンクーバー」にしました。
    ここのクラブレベルの部屋を予約し、ラウンジも大いに利用しました。

    最高のロケーション、最高のホテルでもう大満足でした。
    詳しい旅行記が以下にあります。
    興味のある方は御覧ください。
    https://4travel.jp/travelogue/10800114

  3. 2020年春、山下町には、ハイアットリージェンシー横浜が開業予定。
    https://downtownreport.net/news/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E4%BB%AE%E7%A7%B0%E5%B1%B1%E4%B8%8B%E7%94%BAa%E8%A1%97%E5%8C%BA/

    その近くにも2022年に(高級?)ホテル建設計画があるのだとか。
    https://www.kensetsunews.com/archives/300171

    カハラ&横浜ベイコートは、横浜五つ星ホテルで一番新しいというホジショニングかもですが、
    競合が目白押しですね。

  4. 脱線した話ですが、とある方の反対意見もあって?沈黙を保っていた横浜市が、
    検討調査報告と称する資料を公開しました。

    IR推進法自体は昨年7月に成立し、なんだかんだ言われても着々と実施の方向にあると思われ(個人的意見)、
    今はどこにどういうものを作るかだけが水面下で動いている段階でしょうが、
    ここへきて横浜市がこんなものを出してくるところを見ると、候補地として名乗りを上げただけでなく、
    相当、意欲的な誘致をしようとする意図が見え(これも個人的意見)、
    そして横浜市は、その立地条件からして十分に勝ち目があるとの考え(さらに個人的意見)を持ちます。

    https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/seisaku/torikumi/IR/ir.files/irhoukoku4_gaiyo.pdf
    山下ふ頭に、この資料にあるようなIRができたとすれば、ものすごい話題と集客につながることは間違いないし、
    最近の横浜ホテル進出戦争も、単に来日観光客が増えているというだけでなく、
    このIRの動きをにらんでのことなのか?と妄想したりもします。

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