みなとみらいの週末

急に思い立って週末を横浜で過ごすことにした。土曜日の朝、早起きしてネットでホテルを予約して、午後から出かけた。今日はそんな「非エクシブな週末」をご紹介してみたい。

みなとみらい駅

東横線からそのまま乗り入れているみなとみらい線に乗って、みなとみらい駅で下車。この駅は、クイーンズスクエア横浜の直下に作られており、ホームがある地下4階から地上に向かって巨大な吹き抜けとなっている。まるで映画で見る未来都市のようですごい迫力。

大道芸

クイーンズスクエアとランドマークタワーの間にはちょうどステージのようなスペースがあり(グランモール広場と呼ぶらしい)、大道芸のメッカとなっている。ランドマークタワーの地下にあるVIE DE FRANCEでサンドウィッチを調達して、階段に腰掛けてランチ。途中でビールも追加して、続けざまに3つの大道芸人のステージを楽しむ。写真は「彦一団子」さんのフィナーレ。

パン パシフィック ホテル横浜とヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル

ホテルは当日の予約だったのだが、みなとみらいのメジャーなホテルはどこも簡単に予約できる状況だった。みなとみらいエリアはかなりの供給過剰ではないかと思われる。

写真左のパンパシフィックホテル横浜が480室、右のヨコハマグランドインターコンチネンタル ホテルが600室、さらにランドマークタワーの上層階にある横浜ロイヤルパークホテルが603室。そのほかにもみなとみらいエリアにはたくさんのホテルがあり、トップシーズンでない普通の週末なら、直前予約の大幅割引が得られる。ここに名前をあげた高級ホテルだって、当たり前のように50%オフのオファーが出ている。

これらのホテルには泊まったことがあるので、今回は予算節約もかねて、「オリエントホテル横濱開洋亭」というホテルをチョイスしてみた。予約はいくつかのサイトを比較して、楽天トラベル(旧・旅の窓口)にて行った。

ランドマークタワーから紅葉坂を上る

オリエントホテル横濱開洋亭は、ランドマークタワーから北向きに、「紅葉坂」と名づけられた坂を上った場所にある。ウエディングを中心に営業している60室のホテルだ。60室というと小さいホテルのようだが、そこそこの規模である。ホテルの半分くらいが宴会場やレストランなどにあてられていて、10階建てのうち客室は6~9階のみとなっている。

スタンダードツイン(海側)

宿泊したのは、9階のスタンダードツインの海側。34平米のごく普通のツインルームだが、まずまずゆったりしている。トイレとバスが別々で、バスが広めなのがよかった。

お部屋からの眺望はなかなかで、冒頭の写真はお部屋のバルコニーからのものだ。みなとみらいの奥にベイブリッジが見通せる。悪くないホテルだが、供給過剰のみなとみらいエリアにあって上記の御三家の後塵を拝する立場のホテルであるため、ラックレートで3万円ほどのお部屋を、半額以下で利用することができた。それでもちゃんと朝夕刊のサービスがあって、これはエクシブなどにはないものなので、ちょっとうれしかった。

オムハヤシ

夕食はホテルの向かいにある洋食屋さんにて。ビールを飲みながら、オムハヤシやドライカレーといった横浜らしい洋食メニューを楽しんだ。ビーフシチューが売り切れだったのがちょっと残念。

オリエントホテル横濱開洋亭

ホテルに戻り、テレビで映画を1本見てから、夜景を楽しみながら缶ビールを何本か飲んで就寝。しかしながら、このホテルに宿泊するのもこれが最初で最後であろう。おそらく、あとわずかしか経営が持たないに違いない。このホテルのこれまでの経緯を知りたいマニアの方のために、Wikipediaにリンクを張っておきます。

野毛山動物園

翌日は朝食後にホテルをチェックアウトし、ホテル近くにある野毛山動物園に行ってみた。昭和26年開園と歴史ある動物園で、入場料は無料。ライオン、トラ、ペンギン、レッサーパンダ、キリン、フラミンゴなど、見たいな、と思う動物はほとんどいるのではないだろうか。無料であることがちょっと信じられないくらい、充実した内容の動物園であった。

北京ダック

残念ながら昼過ぎに雨が降り出したので、動物園から近い京浜急行の日ノ出町駅近くで北京ダックをつまみにビールを飲んで、横浜経由で東京に戻った。

なんでもない週末のはずだったが、ちょっとしたきっかけで気軽な小旅行を楽しむことになった。東京ベイコート倶楽部のシリーズとして、みなとみらいエリアも検討されていると聞いているが、少なくとも僕はいらないな。みなとみらいエリアは、びっくりするほどの低コストで高級ホテルを使ってベイリゾートを楽しめる、ちょっと他にない特別な場所だから。(2006 Autumn)

5 comments

  1. resortboyさん、こんばんは
    紅葉坂といえば開洋亭ですが、結婚式の披露宴で何度か利用した事があり、今でも子どもの習い事の関係で隣の教育会館、向かいの県立青少年センターに行った時、ここでよく食事をします。みなとみらいが出来てからこのホテルの眺望が素晴らしくなったのに、それが経営を圧迫するようになったのは皮肉です。
    いずれにしてもかつて横浜はホテルが不足していたのですが、今ではみなとみらいから桜木町、横浜駅にかけて新しいホテルが乱立し供給過剰気味で、リーズナブルに利用できるようになったのは嬉しい事ですが、この開洋亭や横浜プリンスのような老舗は消えていく運命なのですね。
    ところでみなとみらいエリア、私も大好きでよく出没しています(^_^)v

  2. 初島さん、こんにちは。開洋亭、ご利用でしたか。悲観的なことを書きましたが、追記しますと、開洋亭の隣(みなとみらい側)には9階建てのマンションを積水ハウスが建てるようです。そうなると、せっかくの眺望がかなりのダメージを受けるのではないかと思います。

    以前は大観覧車(コスモクロック)もすべて見えていましたが、2年前に県民共済プラザビルができて、観覧車は3分の1しか見えなくなってしまいました。景気の復活により、このホテルは眺望を奪われているわけですね。経営母体の件も含めて、数奇な運命をたどっているホテルだと思います。

    ホテルって、資産家が財産を保全する手段として使われますが、ときに時代の変遷に巻き込まれて、買収されたり、なくなってしまったり、いろいろなドラマがあります。そんな一面を知るのも、僕には楽しいことです。まだこのホテルがなくなる、と決まったわけではないのですが、失われ行くもの、という雰囲気があって、印象深い週末となりました。

  3. こんな記述を見つけました。11月27日で営業を終了、とのことです。
    http://www.ozmall.co.jp/Hotel/0177/

    11月末でなくなるキャピトル東急とは対照的な最期ですね。関係各位もさぞ無念なことかと。合掌。

  4. Amiga1200さん、情報ありがとうございます。すごい早耳情報です。公式ホームページに何も出ていないのが、涙を誘いますね。この小旅行が、本当に最期を看取るような旅になってしまいました…

  5. resortboyさんをお手本に自分なりのリゾートを楽しんでいます。横浜生まれで横浜育ち。
    野毛山動物園の下でライオンの声で育ちました。懐かしい。
    今は茨城の端っこで暮らし、エクシヴ、逗子マリーナ、帝国ホテルの会員で週末を楽しんでます。
    先日土日に帝国の貯まったポイントで予約しましたら、グレードアップしてくれて本館スイートに久々に泊まって来ました。エクシヴ並みの部屋にリニューアルされてて快適でした。まともに泊まると13万の部屋です。
    それを考えるとエクシブはお得かなと改めて思いました。権利の件や食事の高い事なども有りますが
    手放す気にはなりません。

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